16節:ベガルタ仙台0-3大分、前半支配され、後半の好機逃し、追加点許す

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2020J1 16節 9月13日(日)18:00 ベガルタ仙台03-大分トリニータ ユアスタ仙台


長沢
石原 ジャーメイン
(西村)(関口)
ゲデス 

椎橋 浜崎
(兵藤)(中原)
パラ シマオ 金 柳

ヤクブスウォビィク

サブは、小畑、平岡、真瀬、中原、兵藤、関口、西村。
大分は、GKムンキョンゴン、DF香川、三竿、鈴木義宜、岩田、羽田、MF町田、田中達也、前田、FW伊佐、三平。知念、渡、島川はベンチスタート。長谷川は欠場。

前半は、大分がワイドな展開、サイドで裏を取る三角形の動きで、ボールを支配。ベガルタが取りに出るところを、確実に背後に出され、防戦一方。

33分、右サイドで、裏裏と回され、最後は、えぐった三竿のクロスに、ニアで張っていた三平に角度を変えられ先制許す。その後のピンチはなんとか防ぎ、前半は0-1。

後半になると、ベガルタがプレスをかけ、押し上げてセカンドボールも拾えるようになる。

右の柳などからいいクロスが入るなど、決定機はあったが、パラの左足は封じられ、ペナ内の人数は少なく、やや単調に。

ベガルタが猛攻しても、決めきらないでいると、大分は、3人代えでフレッシュな選手を入れ、カウンターで、押し上げたベガルタの背後を狙う。

すると、34分に、交代で入った知念が不調のシマオを振り切って、フリーで決め2点目。36分にもカウンターで知念が競り勝ち、上がってきた田中をフリーとして、とどめの3点を決められた。

中3日で出た、期待のジャーメインとシマオも十分な状態ではない。その中で、今週の一週間の中で修正していくのみ。

ゲデス、長沢が最後まで走り、関口も好機を作っていたが、遠目のシュート、単独のシュートが多かった。どうやって、裏を取るのか、ゴール前に人を増やすか、模索が続きそう。

以下、経過。

前半。
雨が強く降る、ユアスタ。

大分は、立ち上がりから、前からプレスを敢行。

1分、大分、三竿から裏へのボールで、右コーナーを与える。こぼれを伊佐がシュート、今度は右コーナー。

2分、さらに大分の左コーナー。ショートコーナーから、三竿がクロス、右コーナー。これもクリアするが、セカンドは大分が悉く拾う。

4分、ベガルタようやくスローイン、その後がつなげない。

5分、大分DF岩田からの、サイドチェンジのロングボール、香川が走りこんでのクロス、三平のヘッド、枠外。

6分、ベガルタ、左サイドでパスカット、長沢から浜崎へつなぎ、シュート、キーパー正面

7分、左サイドで詰めていくが、ファール取られる。さらにベガルタカウンター、長沢から右のジャーメインへ、もう一歩。

8分、大分のショートカウンター、シュートまで打たれるが、クリア
その後、岩田がベガルタ左サイドの裏へのボール、これはクリア。

9分、大分が左コーナー。こぼれを三竿がシュート、ふかす。

10分、ベガルタ反攻も、ジャーメインは囲まれる。
その後、大分のサイドチェンジ、これは石原がヘッドがクリア。セカンド拾って、長沢がカウンターを狙うが、ファールで止められる。

11分、大分が回し続ける。ベガルタ振り回される。

12分、ベガルタ右サイドで回すが、クロスは上げられない。

13分、ジャーメインが、ゴールライン際からのパス、中央シュート打てず。

14分、左サイドでパラがパスカット、ここから回す。右の柳から裏へ。ジャーメインが走りこんでのクロス、クリアされる。

15分、金が縦パス狙うが、カットされる。

17分、大分、伊佐が裏に走り込み、シマオマテが寄せる。これで右コーナーを与える。こぼれを放りこまれるが、GKクバ抑える。

18分、金からゲデスへの縦パスはカットされる。

19分、大分、左から町田のシュート、枠外

20分、椎橋がロングボール、流れる。

21分、クバからつないで、ゲデスへの縦パス。ブロックされる。

23分、長沢が前から行く。

<<飲水タイム>>

25-26分。大分がボールを回し続ける。

27分、大分、左からのクロス、DF香川?のシュート、枠外

28分、ベガルタのカウンター、ゲデスから長沢、さらに石原とワンタッチでつなぎ、クロス。中央から長沢シュート、枠外。惜しい。

29分、大分、左から田中達也がドリブル侵入、粘るが椎橋寄せる。

30分、大分がパス回しも、戻させる。最後は香川のクロスも流れる。

31分、大分が左からのクロス、これで左コーナーを与える。キックは、クバがパンチング。

33分、大分、ベガルタの右サイドで、ワンタッチで裏裏とパスをつなぎ、最後はえぐっての速いクロス、ニアで三平が、角度を変えるシュート、決まって0-1。先制を許す。ベガルタ、この間、何もできなかった。

36分、ベガルタが出ていくとかわされ、田中達也にドリブルからのシュート打たれるが、枠外

37分、大分の右コーナー。クリアもセカンドは大分拾う。

38分、左から田中達也の速いクロス、シュート打たれるがクバ止める

39分、ベガルタ、ジャーメインが、まだ本調子でないと見たか、前半で関口に代える。関口がトップ下?。ゲデスが右に。
左ライン際40mで大分のフリーキック。シュートはクリア。その後の大分のカウンターはしのぐ。

41分、パラがパスカット、石原から関口とつなぎ、関口がミドルシュート、キーパー正面

42分、スローインから関口のクロス、キーパー直。

43分、金からゲデスへのパス通るが、すぐ囲まれる。45分、ベガルタ回すが、最後はオフサイド。

序盤は、手も足もでない状態だったが、関口が入ってボールも少し回るようになった。

追加時間1分。そのまま0-1で終了。


後半。
ビハインドのベガルタは、前から行く。大分はカウンター狙い。

開始早々、椎橋のパスに関口がドリブルで上がって、最後は左足シュート、枠外

2分、椎橋が右に振って、柳がクロスはクリアされ、スローイン。

3分、左の石原から右の柳へ、大きな展開。柳にクロスに、長沢もう一歩。

5分、柳のアーリークロス、合わず。
さらに、石原から中央の椎橋へ、シュートは枠外。ベガルタ、パススピードを上げる。

7分、ゲデスが右からのクロス、流れる。

8分、大分のゴールキックを石原がカット、ドリブルからクロスも、クリアされる。

10分、大分のキーパーがキックしようとして滑り、空振り。辛うじてクリア。スローイン。その後、浜崎がシュート狙うが、枠外。

11分、長沢からのパスを、右からクロスも決まらず。

12分、ベガルタ、左サイドでつなぎ、左コーナーを得る。キッカーは浜崎。ファーの柳が、フリーでヘッド、たたきつけるが、強すぎて、バーを越える。決定的。

13分、ベガルタ、石原に代え西村、椎橋に代え兵藤を入れる。浜崎アンカーか。

14分、浜崎のロングボールに、西村もう一歩。

16分、西村のクロスに、ゲデスが折り返し、中央合わず。

17分、ゲデスのシュート、ブロックされる。その後、西村が左からドリブル侵入、シュートはキーパー

18分、大分が3枚代え。FW三平に代えMF島川、MF前田に代えFW渡、FW伊佐に代えFW知念を入れる。守備重視から、前の人数増やしたか。

20分、ゲデスがフリックしてつなぎ、柳がクロス、ボックス内関口、フリーも落とし、最後は長沢シュート、枠外。決定的。

22分、ベガルタ、プレスが厳しくなる。

23分、金から柳、クロスで右コーナーを得る。こぼれ回して関口のクロス、クリアされる。

24分、柳のクロスから残っていたシマオがつなぎ、西村のシュート、クリアされる。
さらに、左コーナーを得る。浜崎のキック、こぼれを兵藤シュートも枠外。

<<飲水タイム>>

28分、パラの裏を取った知念のシュート、枠外

30分、ベガルタコーナー付近に攻め、ボールがライン割るが、コーナーと思った関口が、ゴールキックの判定に、審判に執拗に発言でイエロー。

31分、ベガルタゴール前、こぼれを知念がシュート、クバ止める。さらにシマオマテとの競り合いで、ボール奪った知念から、田中達也がシュート、これもクバ止める。クバが追加点2点を阻止。

32分、大分、ハムストリングを痛めたか町田に代わり、小出が入る。

34分、大分のロングボール、シマオと競り合いから裏を取った知念がフリー、クバ飛び出すが、かわされ決められる、0-2

ベガルタ、後半序盤の決定機を逃している内に、先に追加点を取られた。

36分、ゲデスのクロス、中央打てず。それでも兵藤粘って右コーナーを得る。浜崎のキックはクリアされる。

38分、大分がカウンター、左からのクロス、中央ハンドで助かる。

39分、大分カウンター、知念から左の田中へパスで、フリー、クバと1対1となり、決められ0-3。トドメを刺された。

40分、関口からのパスを長沢がスルー、西村には合わず。

41分、浜崎に代え中原入る。

42分、柳のクロス、中央合わず。さらに西村がクロス、クリアされる。

追加時間は3分間。
1分、大分に、パスカットされ、侵入されシュート打たれるが、ぎりぎり金がスライディングで枠外へ。この時間でも追加点狙う大分。

2分、これで、大分の左コーナー。2本連続。コーナー付近での、大分の時間使い、ボール取れず。

そのまま試合終了。0-3、ホームで完敗。

中3日の3連戦、水曜の試合から連戦で出た怪我上がりの、ジャーメインとシマオマテがまだ本調子でないながら、出ざるを得ないチーム状況で、決定機を作られた。

さらには、大分の攻めの分析が、もうひとつだった感もあるが、岩田に圧力をかけるどころか、パラが左足を披露するチャンスさえ与えてくれない、大分の守備にやられた。

ここで焦って怪我人を増やしてもしょうがないので、出られる選手がベストパフォーマンスで、お互いに補完しながら、ゴールを目指していくしかないだろう。まだやり切った、とはいえない。やり切るべし。

シュート数: 13-12 CK: 4-8  FK: 10-11 得点:(大分)三平、知念、田中達也  警告:関口  主審:岡部拓人  入場:2,191人(3400人制限)