31節:ベガルタ仙台2-0清水エスパルス、球際厳しく、攻守にバランス良く、快勝

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2019J1 31節 11月10日(日)13:05 ベガルタ仙台2-0清水エスパルス ユアスタ仙台


ハモン 長沢
(ジャーメイン)(石原)
関口   道渕
(椎橋)  
松下 富田

永戸 シマオ 平岡 蜂須賀

ヤクブスウォビィク

サブは、関、金正也、椎橋、梁、兵藤、石原直樹、ジャーメイン良。清水はFWドゥグラス、ドゥトラ、MF西澤、金子、竹内、河井、DF松原、二見、立田、エウシーニョ、GK大久保。中村、楠神はベンチスタート。ファンソッコは前節レッドで出場停止。

立ち上がりか長沢、ハモンのタメからパスをテンポよくつないでチャンスを作るベガルタ。ハモンのヘッド、カットイン・シュートはキーパーのファインセーブに阻まれる。守備では両サイドのケアを固くし、ドゥグラスにつながせない。前半20分、右サイドでつなぎ、ハモンのパスを、中央に詰めていた関口がフリーでシュートで先制。
その後も、永戸のクロスや、道渕のドリブル前進でチャンスを作るが、決められず。すると、後半、

永戸に右コーナーキックを、ニアに飛び出た平岡がダイビングヘッドで、狭いところを抜いてゴール。いい時間の追加点で、ベガルタは落ちついてプレーができた。

一方、清水は、ベガルタの寄せの前にミスが多く、ドゥグラスもいら立って、シュートを外す。後半も、清水の攻めを遅らせたベガルタが勝ち切り、価値ある勝利。

 地下鉄でユアスタに向かうと、泉中央駅が近が近づくにつれて、車窓から、フラッグを振って、選手のバス待ちサポの列が見える。

日陰では、冷たい北風が吹くユアスタだが、コーナーフラッグを見ると、ピッチ内は、いつものように巻いている

前半。

ベガルタは、前節の3バックから4-4-2に戻し、清水も出場停止のファンソッコに代え、191cmの立田をCB入れ、4-2-3-1か。今日の前半のベガルタは、いつもより道渕が、前に行き過ぎず、サイドの守りからのカウンターを狙う感じだった。

立ち上がりからプレスを強めて、攻勢のベガルタ。開始50秒、蜂須賀が相手のパスをカットして、そのまま上がりクロスも長沢には、もう一歩。1分、ベガルタは左から右へ振って、道渕がシュート、これで左コーナーを得る。ここはクリアされる。3分、道渕がシュート、長沢が詰めていて、こぼれのシュート狙うがブロックされる。4分、中央でハモンが粘り、永戸がクロス、長沢が頭で合わせるが、枠外

5分、清水が左からのクロス、こぼれはブロック。6分、ベガルタのカウンター、ハモンがキープして回す。その後、清水のクロスは、GKヤクブスウォビィク(クパ)キャッチ。クパから関口への精度の高いキック。関口から、ハモンにパスが通るが、トラップ大きくシュート打ち切れず。7分、中央でトラップ即反転の関口がペナ内侵入、シュートはブロックされる。8分、清水がカウンター、金子がドリブル侵入、左コーナーを与える。コーナーキックのこぼれをシュートされるが、枠外。

9分、右サイド、道渕がドリブルからの巻いたクロス、ハモンに合うが、シュートは打てず。10分、清水が回す。右から侵入クロスで右コーナーを与える。キッカーは西澤。これは直接枠内、クパーがパンチング。このあと、松下が中央で粘ってキープからのカウンター、しかしスルーパスはカットされる。12分、清水が右からのクロス、ドゥグラスがジャピングボレーのシュートも、バーの上

その後、道渕から長沢、ハモンとつなぐがカットされる。これで左コーナーを得る。永戸のキックに、ハモンがヘッドで合わせ枠内も、キーパーに弾かれる。今度は右コーナー。これは打てず。15分、清水が回すが、カットしてカウンター、ハーフ付近で松下倒される。18分、松下から永戸、右足のでクロス、中央シュートは打てず。

19分、ドゥトラにはシマオが当たって止めるも、ファール取られる。⚽20分、右サイド松原から道渕がボールを奪い、長沢、道渕から右インサイドにいたハモンにつなぐと、ハモンは即中央への斜めのスルーパス、走り込んだ関口が、DFを振り切って素早くシュート、決まって先制1-0!練習通りという、見事な連携、共にプレッシャーがかかる試合で、まずベガルタが先手を取った。関口は今季4点目。

21分、清水エリア、左45度でフリーキックを得る。永戸のキックは、フリーのハモンにつながるが、足元収まらず打てず。26分、清水が回す。ベガルタエリア中央35mで清水のフリーキック。これは壁、というか永戸の顔面!?ドロップボールで再開。29分、永戸が上がっていくが、止められる。

30分、清水の右コーナー。ここもクパがワンハンドパンチ。32分、ベガルタ左サイドでボールをつなぐ。松下が上がってペナ内も合わず。33分、中央で清水竹内に松下がチャージ。35分、ハモンから長沢、関口さらには永戸とつなぐが、中央打てず。36分、永戸のクロスに、道渕が走りこんでダイレクトシュート、決まらず

38分、関口がプレスしてボールを奪い、富田から左のハモンへ。ハモンのクロスに長沢がヘッド、キーパー。39分、ベガルタがパスカットされるが、ドゥグラズがパスミス。40分、関口から道渕、ドリブル前進、パスを受けたハモンがシュート、ブロックされるが右コーナーを得る。これは決まらず。

41分、ドゥトラがペナ内侵入、ここは松下がカット。ファール貰う。43分、右サイド、スローインなどでベガルタ回す。44分、エゥシーニョが左からカットイン。止めるが、これでベガルタエリア中央やや左25mのフリーキックを与える、ドゥグラスのキックは壁。追加時間は1分。
結局前半は、ベガルタが厳しいプレスから、何度もチャンスを作り、1点取って終了。

後半。
1分、ハモンからパスを受けた道渕がシュート、これで右コーナーを得る。3分、永戸の低いキックに、ニアに飛び出た平岡が、ダイビングヘッドで頭を振ると、狭いところを抜けて決まり、2-0。平岡の技ありヘッドで、いい時間帯の追加点。さらに清水の焦りを誘う。平岡は今季2点目。このゴールはベガルタJ1ホーム300ゴール目とのこと。4分、清水がボール回すが、クリア。

5分、清水のミドルシュート、ホームラン。6分、道渕がパスカット、自分でドリブル前進からのシュート、ブロックされる。9分、松下からのパスにハモンがカットインシュート、決まらなかったが、左コーナーを得る。ここは打てず。11分、右サイドで回されるが、中央でクリア。12分、清水の上がりに対して、永戸が体を入れ、ゴールキックとする守り。13分、ベガルタのカウンター、道渕から永戸、シュート狙うがキーパー。

14分、清水、竹内のカットインからフリーでのシュート、枠外。15分、エウシーニョにイエロー。清水エリア左ライン際、35mでフリーキックを得る。永戸のキックに長沢のヘッド、枠外。17分、清水に回され、最後はドゥグラスがジャンピングボレー、これはブロック。左コーナーを与える。こぼれを再び放り込まれるが、クパ。

19分、ベガルタのカウンター、蜂須賀のクロス、合わず。20分、清水のクロスのドゥグラス、ここはベガルタ人数かけて囲む。その後、道渕から松下へのパスでカウンター。決まらず。さらに、道渕ドリブルからのクロス、ハモンもう一歩。21分、清水は金子に代え楠神を入れる。22分、清水の右コーナー。ショートコーナーから戻して、エウシーニョのシュート枠外。

23分、長沢に代え石原直樹を入れる。24分、永戸がえぐってのクロス、クリアされ、スローイン。25分、ハモンが相手のパスをカットするが、シュートは打てず。その後、蜂須賀がライン際粘り、松岡を囲んでスローインとする。26分、清水はドゥトラに代え中村入る。28分、永戸が接触で倒れるが、審判はプレーオン。30分、ドゥグラスが中央からミドルシュート、枠外。やや早打ちの感。

31分、キープした蜂須賀が倒され、 楠神にイエロー。ライン際45mでフリーキック。32分、松下にイエロー。32分、清水のクロスに関口が走って戻り、クリア。34分、清水河井に代えDF飯田が入る。34分、清水のクロスから左コーナーを与える。これはしのぐが、こんどは、ベガルタペナ右横でフリーキックを与える。二見?にダインビングヘッド打たれるが枠外。危なかった。

時間が経つにつれ、ベガルタも疲れからか、パスミスや軽いプレーが出始め、相手ボールが多くなる。

39分、清水に右コーナーを与える。ドゥグラスのオーバーヘッドはバーの上。今日のドゥグラスはシマオマテに抑えられたからか、トリッキーなシュートばかりで、精度欠く。40分、清水の左コーナーから、ドゥグラスのボレーシュート、枠外。これは危なかった。41分、石原のクロスにハモンのシュート、キーパー。その後も、ハモンがロングシュートもキーパー。

42分、永戸がエウシーニョに体を当てて止める。ここで関口に代え椎橋を入れる。43分、また清水が左サイドから上がってくるが、永戸が体を入れる。追加時間は4分間。ベガルタがカウンター、永戸がドリブル前進、石原にはもう一歩。清水の侵入にシマオがハンドオフしながらブロック。2分、ベガルタは、ハモンに代えジャーメイン良を入れる時間使い。

結局そのまま2-0で試合終了。勝ち点35同士の決戦は、ベガルタが先手先手で攻めて快勝、下位が低迷する中、大きな勝ち点3を上げた。

前半は、相手のサイド攻撃を塞ぎ、小兵の相手ボランチとの首相撲でも松下らが勝ち切って、展開した。右サイドでは、道渕・蜂須賀が西澤を抑えながら、松原からボールを奪い、先制点につなげた。さらに、後半早々の永戸、平岡のホットラインでいい時間で追加点を取り、余裕を持ってゲームができた。

ただ、後半は、相手が焦って拙攻に終始することもあったが、ややパスミスや、アバウトなつなぎも見られ、時々、悪い時のベガルタが顔を出していた。セットプレーでは、あわやのシーンも2度あり、ここは3点目を取って、とどめを刺しておきたかったところ。

ハモンは枠内シュート2本のほか、何度かフリーのチャンスを決めきれなかったが、何度もボールを納め、先制点のアシストなど、勝利に貢献はしていた。ただ、どうしても点を取れなかったところは、言われてしまうだろう。

もちろん、シマオマテ・平岡の安定感はもとより、関口の運動量、永戸の精度と守備、道渕のプレス、松下の球際など、いいところも出たが、残り試合の連勝に向けて、もう一段のプレーを望みたい。

シュート数:13-12 CK:6-8 FK:14-16 得点:関口訓充、平岡康裕 警告:松下 (清水)エウシーニョ、楠神 主審:福村上伸次 入場:15,553人


尚、この試合の復興ライブは、「仙台のジュリー」沢田研史。試合前の北エントランス、ピッチ内、ハーフタイムと3回。ゴールドの衣装、「勝って、に、しやがれ、を歌います」の気配りw歌唱力は本家並み。

初のアートとのコラボで、在仙高校生アーティストISSEI SUZUKI EXHIBITIONが、コンコースであり。

小さいお子様連れ用にキッズスペースも開設(保護者はDAZN画面を見られます)。