29節:ベガルタ仙台2-0名古屋、CKから平岡ヘッド、ハモンPK、チーム一丸守備で勝利

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2019J1 29節 10月19日(土)14:00 ベガルタ仙台2-0名古屋グランパス パロマ瑞穂スタジアム


ハモン 長沢
(金)(阿部)
関口   道渕
(椎橋)  
松下 富田

永戸 シマオ 平岡 蜂須賀

ヤクブスウォビィク

サブは、関、金正也、石原崇兆、椎橋、兵藤、石原直樹、阿部。名古屋は、FW前田、ジョー、MFガブリエルジャビエル、ジョアンシミッチ、米本、和泉、DF太田、丸山、中谷、吉田、GKランゲラック。赤崎、長谷川はベンチスタート。

開始7分、永戸の左コーナーから、遠目から平岡がヘッドで決め先制。すると守備重視カウンター狙いに移行。両サイドの上下動で相手を脅かす。ピンチの場面も、シマオマテ、クパ中心に抑える。

後半、名古屋に赤崎、エドヴァルドネットが入ると、決定機を何度も作られるが、平岡のブロック、クパの攻守など粘りの守備でしのぐ。すると37分、長沢に代わり入っていた阿部が、球際ねばってPKゲット。これをハモンが決めて、終盤は5バックで時間を使いながら勝ち切った。

平岡は今季初ゴール。ハモンロペスは長沢と並ぶチームトップタイの6点目。

試合前の予報では、雨が降り続くと思われた瑞穂だったが、DAZNのレポートでは、霧雨から小雨、後半には上がったとのこと。しかし、スリッピーなピッチで、トラップで苦労する選手もいた。

ベガルタは、シマオマテが出場停止から戻り、勝利した札幌戦と同じスタメン。試合を通じて、守備的な中にも、カウンターを狙い、走り切った。

前半。
1分、名古屋がベガルタの右からクロス、中央ジョーがシュートも、クリア。2分、道渕が、中央ドリブルで運んでのシュート、キーパーに弾かれ、こぼれるが打てず。さらにベガルタ、左サイドを関口がドリブルでえぐってクロス、ニアに走りこんだ長沢のドンピシャヘッド、叩きつけるが、キーパーに詰められる。ベガルタがサイドからの攻撃で、連続して決定機作る。

4分、名古屋が右でキープ、スルーパスはオフサイド。5分、長沢が名古屋のパスミスを拾って、道渕へ、さらにパスを受けた長沢が一瞬フリーもシュートはブロックされる。

7分、左コーナーを得る。永戸のキックはアウトスイングで、戻るボール、前でシマオ、長沢がDFをブロックしているところ、平岡が、遠目からフリーでヘッドを叩きつけ、前のハモンが体をよけてキーパー反応遅れ、先制!プラン通りという、セットプレーが、精度良く決まって、名古屋にプレッシャーを与える。

その後、名古屋が右からのクロス、GKヤクブスウォビィク(クパ)キャッチ。点を取ったベガルタは、守備を固める。名古屋がボールを回し始める。10分、米本からジョーへパスを通されるが、囲む。これで名古屋の右コーナー。太田のキックはクリア。さらに左コーナー。ここもシマオマテがクリア。

12分、前田が縦にドリブルで中央からペナ侵入、クリアで左コーナーを与える。太田のコーナーキックは、クパが左手を伸ばしてパンチング。14分、ベガルタが攻め込み、名古屋ペナ内でのこぼれ球の攻防、シュートは打てず。15分、太田のクロスはクパキャッチ。17分、ベガルタのカウンター、松下のパスで、中央フリーのハモン、道渕にパスを出し、シュートのタイミング逃す。

18分、ベガルタ右サイド、ペナ近くで細かくで回され、最後はマークを外した前田がペナ内でフリー、すかさずシュートしてくるが、サイドネット。危ない。これで右コーナーを与える。クリア。19分、和泉から左へ、クロスは富田がクリア。21分、道渕からハモンへのパスは合わず。

この後、名古屋のカウンター、一気に攻められクロスが枠内方向も、平岡がダイビングヘッドでクリア。21分、名古屋の右コーナー。クリア。ペナ右付近でまわされるが、シマオマテ、両手を脇に付けてハンドを防ぎながら、体でブロック。22分、ジョーへのパスはクリア。

23分、ハモンへのロングボールはキーパー。24分、蜂須賀から右にいた長沢、さらに中央ハモンはクリアされる。25分、ベガルタのカウンター、関口がドリブルで上がっていくが、パスミス。その後、道渕からパスを受けた関口が回す。27分、長沢がこぼれ球をつなぎパス、道渕がドリブル、ペナ内侵入するが、シュートは打てず

29分、名古屋エリア中央35mでフリーキックを得る。さらに左コーナーを得る。シュートは打てなかったが、セカンドボールを拾い回す。最後はロングボールに道渕がヘッド、枠外。32分、中央で相手ボールのパスカットした松下が反転即パスを出す。その後、シャビエルにイエロー。ハーフ付近でのフリーキックを得る。

つないで、松下が中央縦パス。もう一歩。33分、松下がサイドチェンジも、その後つながらず。34分、名古屋が回すが、太田がパスミス。名古屋に時折パスミスが目立つ試合。35分、道渕中央ドリブル前進、中央へのパス、関口シュートも枠外。ハモンと重なった。36分、名古屋がベガルタペナ左右にボールを回し、最後は中央でフリーの前田が、左足での押さえたシュート、枠内も、クパがファインセーブ

37分、ベガルタが回す。関口からパスを受けた松下が縦のスルーパス、裏に抜けた長沢、もう一歩。38分、シャビエルが中央30mからグラウンダーのミドルシュート、枠外。40分、シャビエルからジョー、裏へのパスはクパ抑える。42分、富田パスパスを受けたハモンがキープ、ファール貰う。44分、ベガルタがボールキープ、フリーになっていた永戸が、ペナ内に斜めの走りこみ、すかさず松下がパスを出し、永戸がワンタッチでクロス、ファーの長沢の頭上。狙ったプレーか。惜しい。

追加時間2分。1分、道渕から長沢へのパス、もう一歩。2分、永戸からハモン、ミドルシュートは枠外。前半は、先制の後、守備を固めながらも、カウンターでサイド中央と様々に攻め込むが、相手DF、キーパーに守られ追加点ならず、1-0で終了。

後半。
開始10秒、いきなり長沢が中央からミドルシュート、グラウンダー、キーパー。さらに左から、関口のパスを長沢がスルー、ハモンがシュートも枠外。1分、これで左コーナーを得る。クリアされ、セカンドボールは拾うがシュートは打てず。さらにカウンターから長沢が頭で落とし、ハモンがキープも、シュートは打てず。

2分、右サイドで激しくボールの奪い合い。4分、ハモンの左からのクロスに、長沢もう一歩。7分、シャビエルのクロスは、クパ抑える。8分、ベガルタが後ろで回す。この後、名古屋がシャビエルに代え赤崎、シミッチに代えエドゥアルドネットを入れる2枚代え。

9分、名古屋が回す。赤崎が入って、名古屋の左サイドが活性化。ジョーからつないでのクロスはクリア。10分、米本から赤崎、左足ループシュートを狙われるが、枠外。12分、赤崎が粘って、名古屋の左コーナー。ショートコーナーから再び太田がクロス、クリア。

13分、蜂須賀からインサイドでパスを受けた道渕、中央ハモンへのパスが通り、ハモンが強烈シュート、これが前でDFと競っていた長沢の後頭部直撃、オフサイドの上、長沢はピッチ外へ。15分、名古屋が右コーナー。長沢戻る。エドゥアルドネットが、フリーで戻りながらのヘッド、枠内も、クパ抑える

16分、中央35mでフリーキックを得る。ハモンがヘッドで長沢の方へ落とすが、オフサイド。17分、左から和泉のクロス、バーの上。18分、名古屋が左サイドで回す。左コーナーを与える。セカンドを拾われ、最後はジョーのヘッド、枠外。21分、名古屋が回すが、ベガルタも粘り強く守る。右サイド、太田の左を切る道渕。

23分、左サイドをえぐられるが、守る。ここでベガルタは、頭部打撃の影響も考えたか、長沢を阿部に代える。25分、永戸がシュート、関口のクロスと攻めるがクリアされる。26分、阿部がボール際粘って、名古屋左コーナー付近でフリーキックを得る。永戸のキックにシマオのヘッド、枠外。

27分、中央にスルーパスを出されるが、シマオがクリア。28分、右から太田がベガルタの裏へのクロス、赤崎にヘッド打たれるが、平岡も寄せて、バーの上。29分、永戸からハモンへのパスはもう一歩。30分、赤崎のパスにジョーのヘッド、クリア。その後も名古屋が回す。

31分、右から太田のクロス、ジョーが落とし、赤崎がダイレクト至近距離の強烈シュートも、クパの足に当たり、こぼれも、クパの前にころがり抑える。準備と運も味方してノーゴール。34分、ベガルタのカウンター、赤崎が蜂須賀倒してイエロー。35分、右から太田のシュート、クパ抑える。

36分、米本が中央からミドルシュート、枠外。37分、名古屋は太田に代わり宮原入り、名古屋サイドの右へ。右にいた吉田が左に回る。その後、クパのゴールキックから、ハモンがヘッドで前に送り、前方にいた阿部がドリブル侵入、ペナ内で、脇腹蹴られPKゲット38分、PKを阿部から譲ってもらったハモンが、強烈に決めて、2-0。いい時間帯。

名古屋攻めても焦りからパスミスが出る。41分、FWハモンに代え、DF金正也を入れ3バックというか、5-4-1で守り固め。42分、名古屋のクロス、流れる。43分にも左からクロス放りこまれるが、クパ。44分、浮き球をつながれるが、最後はクパ。

追加時間は5分間。米本がシュート打つが、ぼてぼて。1分、名古屋が裏にボールを送るが、ライン割る。ここで最後は足がつりそうになりながらも、走っていた関口に代わり椎橋を入れる時間使い。この後、蜂須賀がパスカット、松下がドリブル前進。永戸も上がるが凌がれる。その後名古屋の攻め、ロングボールはシマオがクリア。4分、名古屋のパスもクパが押さえて、そのまま試合終了。

立ち上がりに、道渕、関口と両サイドから決定機を作り、名古屋にプレッシャーをかけた。7分に永戸のコーナーキックを、平岡が鮮やかに決めて先制、ベガルタペースへ。中央を固め、シマオマテ、平岡が跳ね返し、カウンターで攻め上がって決定機もあり、前半は、あと2点位取れた感じだが、最後がもうひとつだった。

後半は、名古屋がポジションを左右変えたり、赤崎、ネットを投入して、持たれる時間が長くなり、かなり厳しい時間もあったが、クパが好セーブを連発、守備陣も体張って、シュートコースを限定した。

そして、今日は、松下切れのいい動きでパスを散らし、中央、サイドチェンジとチャンスを演出した。そして最後は、途中出場の阿部が、ボール際でやらしいプレーでPKをゲット、ハモンのゴールにつなげ、勝ち切った。

守備に関しては、強力な名古屋の攻撃陣に対して、前田には苦労したが、やれるだけやった。攻撃ではフリーのチャンスで、少し連携が乱れ、もったいないシーンがあったので、さらに修正して、次節の勝利へとつなげたい。



シュート数:11-12 CK:3-8 FK:9-11 得点:平岡康裕、ハモンロペス(=PK) 警告:(名古屋)ガブリエルシャビエル、赤崎 主審:松尾 一 入場:15,484人