16節:対鳥栖0-1、開始1分で失点、引いた相手を崩せず

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J1 2nd  2015年11月7日(土)14:00 ベガルタ仙台0-1サガン鳥栖 ベアスタ



ハモン 奥埜
     (金園)
梁  金久保
     (野沢)  
富田 鎌田
   
二見 石川 渡部 菅井
(蜂須賀)      
六反

サブは、関、蜂須賀、野沢、藤村、武井、金園、山本。鳥栖は豊田、池田の2トップ。キム、水沼、高橋義希スタメン。鎌田大地はベンチスタート。ベガルタは、報道の通り、鎌田をボランチでスタメン起用。

開始50秒、鳥栖が右から左へのサイドチェンジ、放り込まれると、中央で豊田に体を入れられ、ワンタッチゴールで失点。

その後は守備的な鳥栖に対し、なかなか崩すことができなかったが、29分、右サイドで菅井が上がってのクロスに、中央フリーのハモンが決めきれず。

決定機を逃すと、後半、引いた鳥栖相手にボールを回すが、崩す仕掛けが少なく、林の好セーブにも阻まれ0-1で敗戦、2連敗。

ベアスタは、24度と、仙台とは10度以上も違う。画面からは100人弱のベガサポも見える。

前半。
開始50秒、鳥栖に、中央からベガルタ右サイドにパスを通され、さらに左へのクロス、二見の頭上を越えると、折り返されると、中央で豊田が石川?を振り切って、ワンタッチで合わせゴール、先制許す。DF陣は相手を見失い、ゲームに入り切る前に、詰めの甘さをつかれた。

4分、ベガルタがハーフ付近で45mのフリーキックを得る。石川が頭で合わせるが、バーの上。5分、鳥栖のクロスに中央で豊田のヘッド、六反正面。距離はあったが、危険な匂い。7分には、ベガルタ右サイドから、カットインで水沼にシュートされるがバーの上。10分過ぎ、ベガルタもボールを回すが、シュートは打てず。すると、12分鎌田のキックミスを拾われて、キムミヌにシュートされるが、六反弾き出す。コーナーを与える。これは守る。

14分、ボールキープから、ハモンが強引シュート、キーパー。18分、カウンターで、キムミヌがドリブル前進、ここは戻って渡部が抑える。21分、金久保の左足シュート、こぼれを中央でハモンがバイシクルで狙おうとするが、危険なプレーとされてイエローを貰う。23分にも、右サイドの角度無いところからハモンがシュート、枠外。これでコーナーを得る。コーナーのこぼれを、中央で張っていた二見がシュート、DFに当たってコース変わり枠内も、林がぎりぎり抑える。惜しい。

26分、相手陣左奥から二見のロングスロー。きまらず、鳥栖のカウンター、シュート打たれるが枠外。29分、右サイド、菅井と金久保のワンツーから、菅井が上がりクロス、中央でフリーのハモン、ノーステップでカットするようなシュート狙ったが、枠外。決定的。この試合で最もいい流れだったが決め切れなかった。

このあたりから鳥栖は引き気味。3-4-2-1から5バック気味に守りを固める。ベガルタは10分近くボール持つが、後ろで回すばかりで、シュートに行けない。36分、奥埜が相手のパスカットから、ドリブルで持ち上がるが、囲まれて抜けず。38分、鳥栖エリア左横で、フリーキックのチャンス。梁はファーサイドを狙うが、林が直接キャッチ。41分、ベガルタエリアでボールを持つ石川に豊田がプレス、ボールを奪われ、回されるが、シュートは枠外。

42分、左ライン奥40mのフリーキック。決まらず。43分、ハモンが右足でのシュート、コーナーを得る。しかし、コーナーを蹴る前にタイムアップで、前半終了。0-1のビハインド。

後半。
ベガルタはボールへの寄せを速める。ボールを持てる時間は長くなるが、鳥栖も守りをかためる。
開始早々、右奥35mのフリーキックのチャンス。金久保が蹴るが流れる。4分、ハモンが右サイドからのロングクロス、中央梁の頭上を越え、ファーサイドに突進してきた二見がスライディングも、もう一歩。6分、富田から裏へ抜け出た菅井へのパス、もう一歩。7分には、カウンターから、梁のサポートを引き連れて、奥埜がドリブルで持ち込みシュートも、林の正面。

9分、二見のロングスロー。決まらず、逆に鳥栖のカウンターを受ける。裏へのボールは石川がヘッドで逃げて、コーナーを与える。一旦クリアするが、こぼれ球をシュートされる。バーの上。今度はベガルタのカウンター、クロスから二見が狙いすましてのヘッドを叩きつけるが、距離もあり、キーパー抑える。12分、鎌田がクロスを入れ、ハモンを超えて、また二見が突っ込むが、これももう一歩。

14分、カウンター、ハモンがキープからシュート、コーナーを得る。鳥栖はここで、池田に代え19歳の鎌田大地を入れる。コーナー決まらず、鳥栖のカウンター、裏に出た鎌田大地のシュートは六反。17分、鳥栖エリア右角でフリーキック。金久保のキックは壁に当たり、コーナーを得る。ハモンがヘッドも枠外。その後も、ハモンがカットインからのシュートをするが、林の正面。20分には、右ライン際35mのフリーキック。ここで二見に代え蜂須賀を入れる。フリーキックはカーブがかかり、林も出られず、裏のフリースペースに落ちるが、ベガルタ突っ込めず。

24分、金久保に代え野沢が入る。野沢が左、梁が右に回る。その後、コーナーのチャンス。左コーナー野沢が蹴るが、シュートに至らず。28分、ハーフ付近45mのフリーキック。決まらず。30分、ベガルタゴール前で、切り返しで鎌田大地に粘られ、シュートコース作られるが、ここは六反が前で出て足を閉じてのセーブ。32分、中央やや右でフリーキックは決まらず。33分、奥埜に代え金園入る。

34分、鳥栖に回され、最後は吉田のシュート、枠外。このあたりから鳥栖は時間を使い始める。36分、蜂須賀のアーリー・クロス、流れる。焦りからか、えぐっての攻撃ができない。37分、鳥栖のクロス、水沼のシュートは枠外。38分、ハモンのシュートから、コーナーを得る。梁が蹴るが決まらず。40分、鳥栖の豊田が足攣り。DFの小林に交代。44分、ベガルタがボールを回すが、ブロックを崩せず、なかなかシュートに行けない。すると、鳥栖のカウンターを受ける。クロスは六反押さえ、今度はベガルタ。蜂須賀のクロス、流れる。

追加時間は5分。鳥栖は早坂をペクに代える。3分目、鳥栖がコーナー。ゆっくり回しながら、最後は鎌田大地のシュート、枠外。結局、最後まで鳥栖のブロックを崩しきれず、連敗。

開始早々の相手の速攻にボールウォッチャーになっての失点。その後、鳥栖が守備的になったので、ボールを持てたが、ハモンのシュート頼みのような展開になった。前半のハモンや二見のシュートが決まっていたら、違う展開になったかもしれないが、試合を通じて鳥栖のブロックの前に連携のある攻撃が、ほとんどできなかった。
鎌田のボランチは無難ともいえるが、どうしても球出しが遅れて、意表をつく攻撃はできなかった。

二見、蜂須賀あたりが、もう一段精度の高いパスを出すとか、ドリブルでキープできるようになれば、攻撃も多彩にできると思われるが。。。次への課題。

最終節、アウエーで川崎と最終戦を戦うが、あっさり3連敗して、残留最下位だけは避けたい。

シュート数:11-9、CK:5-4、FK:25-6  得点:(鳥栖)豊田  警告:ハモンロペス 主審:三上正一郎 入場:13,860人