15節対横浜0-0激闘ドロー

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2006年5月14日(日) 14:00 ベガルタ仙台0-0横浜FC 三ツ沢



ボルジェス
(中田)
チアゴ  ロペス

熊林 千葉 梁

村上 白井 木谷 菅井

高桑
サブは萩原、渡辺、中田、磯崎、萬代。磯崎はMF登録。横浜FCツゥイードはベンチ入りせず。
前半30分頃までは、横浜FCのペース。開始早々、城にロングシュート打たれるが枠外。ベガルタも3分相手陣内でフリーキックのチャンスも、シュートまでいけず。4分、ロペスの大きなサイドチェンジからチアゴがつなぎ、最後は菅井のクロスにロペス合わせるがヘッドはDFに押される。7分、城にまたフリーでミドル打たれるが、枠外。直後にも城のポストプレーで内田にフリーを許すが枠外。ベガルタはロペスのパスの精度が悪く、つながらない。横浜FCには右サイドを中心にえぐられるが、相手の手数が多い分、人数をかけて中央で粘り強く寄せ、遠目からの枠外シュートで終わらせる。

18分、ベガルタもようやく反撃。梁からロペス、ボルジェス、ロペスと細かくつなぐもラストパス通らず。このあたりから、次第に相手ボールを奪っての速攻が出るようになる。23分、ロペスがボールキープ、相手エリア内でボールを回し、シュートチャンスもオフサイド。25分、ロペスからボルジェス、粘ってゴール内侵入、パス出しで完璧を狙ったが、惜しいチャンス。ここは自分で打っても良かったかも。相手カウンターを抑えた熊林にイエロー。33分には、ロペスからボルジェス、はたいて上がってきた菅井が、ダイレクトでシュート気味のグランダーをキーパー前に飛ばすが、惜しくもキャッチされる。

徐々にベガルタペースになってきた。37分には、相手陣内のフリーキックでの早いリスタートからロペスのシュート。さらには、ボルジェスがDF背負ってのシュート、ヒットせず。39分菅井にイエロー。40分、フリーキックからのヘッドの折り返しに、菅井がつっこむがキーパーに阻まれる。44分にも、引いた相手DFラインの前でボルジェスのポストプレーから、2列目梁がフリーでミドルシュートも、枠外。ベガルタの流れになってきて前半終了。

後半開始早々、相手陣内中央のフリーキックから熊林が早いリスタート、裏を取り掛かったロペスがそのままシュートも、枠外。アイコンタクト。3分にも、コーナーをゲット、右から梁が蹴るがシュートまでいかず。
そして8分、千葉の鮮やかなボールカットが、レッドとなる不可思議判定で一発退場、10人となるベガルタ。ボールに行ってるからこそ、そのまま直進してドリブルにいけたと思うのだが。前半、エリア内でチアゴが両足足払い受けてもPKなし。後半ロペスがカウンターで後ろから倒されてもイエロー止まり。
数的不利となっても、今日のベガルタは、カウンター狙いを徹底、ボルジェス、チアゴ、ロペスまでが自陣深くまで守備してからの、反転攻撃。特にロペスが復活、スピードあるドリブルで相手をかわし、チャンスを作る。

14分、カウンターで梁がドリブル突破、前方のロペスが頭でゴールを狙うが枠外。16分逆に横浜FCにカウンターを食らい、城のシュートは枠外。10人になってロペスも守備、後ろから、スピードで相手ボールをかっさらい、アウグストを呆然とさせる。しかし、その後の10分間はこぼれを拾われて防戦一方。24分、カウンターからロペスがロングシュート、枠に飛ぶがキーパーはじく。27分には、村上が上がってロペス、また村上で、グランダーで逆サイドに絶妙のパス出すが、菅井がもう一歩及ばす。とても10人とは思えない戦い。

29分にもロペスのミドル。ベガルタやや疲れ、その後は横浜FCの攻勢。アウグストなどにボールキープされるが、人数をかけてしのぐ。36分、コーナーのこぼれ球をロングシュートされ、これがポスト救われる。40分には、パスミスを拾われ、北村に侵入を許すが間一髪クリア。40分、勢い余って相手に倒れこんだだけでイエローを貰っていたボルジェスに代わり中田が入り、右サイドへ。菅井が前に。43分高桑が遅延行為取られ、イエロー。横浜FCアウグストもロペスを引っ張って2枚目退場となり、両チーム10人。最後はむしろホーム横浜FCがボールキープに回り、そのままスコアレスドロー。 [スクリーン観戦記]

勝利でないので、満足とはいわないが、不可抗力の10人ながら、ただ守るだけでなく、勝ち点3を狙うファイトが見られたのは良かった。連係も良くなり、ボルジェスやチアゴの献身的な守備、10人ではロペスもそれなりに守備。ゴール前での攻撃のバリエーションも垣間見え、貴重な勝ち点1。焦るアウグストを退場に追い込んで、相手の次節戦力ダウンさせたのも大きい。アウエーにかけつけたベガルタサポの声も画面からよく聞こえた。現在トップの柏も、10人の鳥栖に終盤2点を追いつかれ、守備に綻びが見える。上位3チームがドロー。次節、アウエーで千葉もいないが、チアゴのボランチ、または金子でもあるが、池田や磯崎が中央でもいいと思う。勝つチャンスはある。臆することなく挑んで貰いたい。


シュート数:11-16、CK:2-9、FK:15-16 得点:なし 警告:熊林、菅井、千葉(退場)、ボルジェス (相手)アウグスト2(=退場)、鄭加 主審:池田 直寛