04節対湘南0-1 セットプレーからの失点で連敗。ミスを恐れずトライすべし

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2006年3月21日(火・祝) 13:00 ベガルタ仙台0-1湘南ベルマーレ 平塚


ボルジェス

中島  ロペス
(関口)  
菅井 千葉 梁
(中田)
  
磯崎 白井 木谷 中田
     
高桑
サブは小針、池田、大橋、村松、関口。 出場停止のチアゴの代わりは中島、怪我の村上の代わりは磯崎が入る。彼らにとっては、チャンスでもある。またルーキーの大橋、期待の池田、村松もベンチ入り。小針、関口も今季初。以下カフェ観戦記。

中2日で風も強く、体力消耗を恐れてか互いにあまりスピードのない立ち上がり。ベガルタは風上。ベガルタは1分、いきなりロペスが右サイドをえぐり、コーナーゲット。きょうも梁がコーナーを蹴る。これは合わず。2分逆に湘南にフリーキックを取られるが、これも合わず。5分までは、ゆっくりとした展開。6分湘南のクロスやアジエルの突破でピンチ。高桑抑える。この辺から互いに一進一退の攻防。

7分、逆にロペスから中田に展開、いい上がりを見せるが、クロスはもう一歩。10分ベガルタエリア近くでフリーキックを与えピンチも、クリア。12分、ボルジェスがボールキープから中田に展開、ファーへのクロス。13分、サイドでボールを回され、最後中央に切れ込まれシュートされるが、高桑。14分、湘南の横山に中央で抜けだされフリーで打たれるが、高桑前に出て、防ぐ。ピンチの後にはチャンスあり。直後、高桑のゴールキックから、簡単に中島がDFの裏を取り、フリーでシュートも決まらず。惜しい。その後はまた互いにペースダウン。

20分、ボルジェス反転からゴロでキーパー前にパス、中島つっこむがキーパーが一瞬早くキャッチ。ここで湘南はロングパス放り込みはじめるが、これがピンポイントで中央であってしまう。対してベガルタの攻撃は単発で回りのフォローが遅れ気味。22分、ロペスの中央からのスルーパスに、ボルジェス囲まれながらも反転シュート、ゴール隅をとらえるが、キーパー好守でかきだし、コーナー。26分には、梁のフリーキックから、ボルジェスが斜めに走りこみ、裏をとってのチップキック、ループシュートがゴールネット揺らすが、ファールを取られてノーゴール。

30分、ロペスのサイドチェンジに中田が走りこみクロスを上げるが、もうひとつ大きい。34分、磯崎の上がりから菅井に渡り、前が空いていたが、ボルジェスにスルーパスを出してシュートまで行けず。35分、ロペスがゴール中央25mから強引に切れ込んでロングシュート、久々。そして、最大のチャンス38分、相手DFのクリアミスを拾った中島が、ひとりかわしてシュート、これも惜しくも決まらない。

続くコーナー2本のチャンスも味方にヒットせず。40分、千葉のロングサイドチェンジキック、磯崎ライン際までもぐりこみクロスも合わず。42分、ロペスがゴール中央へひとりで切れ込んで、角度のあるシュート、キーパー正面。後半の中ごろからは、湘南の攻撃も単調になり、ベガルタにもチャンスがあったが、決めきれなかったのが、響いた。

後半。ベガルタが風下になる。いきなり湘南にいいクロスを入れられるが、なんとか木谷がクリア。 5分、逆にベガルタがロペスのサイトチェンジから、中田のオーバーラップ、いいクロスが中央に入るが、相手キーパーのこぼれを菅井シュートしきれず。7分、今度は湘南に中央突破され止めに入った梁がファールになり、ゴールやや左でフリーキックを与えてしまう。これを絶妙のカーブのかかったキックで合わされてしまい、マークが完全にずれフリーでヘッドを押し込まれ失点。前節に続きセットプレーでのマークの課題が出た。その後ボルジェスにイエロー。

10分、湘南のエリア横でフリーキックのチャンスを得るが、決まらず。15分、湘南エリア近く、ボルジェスが3人をかわすが4人目で止められる、ファーには中島がいたが。19分、中田を下げ村松を入れ、左の基点に。菅井が右サイドに下がる。20分、湘南加藤にミドル打たれる。ベガルタの左サイドをつく、湘南。しかし、次第にどん引き、クリアオンリーになってくる。23分、ゴール30mのフリーキック、梁が狙うが直接キーパー。25分、このあたりから、相手が引いてきたこともあり、中盤も押し上げて、ベガルタがこぼれをひろい、ボールを連続支配して攻め続けるが、どうしてもスピードなく単調。28分、コーナーから木谷がヘッドでゴール隅を狙うがキーパー。白井も前線に参加、ドリブルで上がるが、フィニッシュが通らない。

30分DF背負ってでのボルジェスのシュート、枠外。36分、左から村松のコーナーキック、37分、村松のクロスがファーの中島に合うが、やや下がりながらのヘッドでキーパー。このジャンプで中島、足がつって関口と交代。41分、ゴール右で細かくボールをつなぎチャンスを伺うが混戦で決まらず。43分、ゴール中央右でフリーキックのチャンス。左足の村松が蹴るが、バーの上。さらに終了間際、ボールを回すが、シュートまでに時間がかかり、そのまま試合終了。

後半の得点後は、どん引きの湘南に対して、ベガルタがボールキープ、中田に変わって入った村松らが積極的にクロスを入れたり、梁のドリブルなどで、なんとかこじあけようとするが、全体に中央に偏った攻撃になってしまう。サイドが上がらないから振らないのか、振らないから上がらないのか。ミスを恐れてか、全体に元気がない。
結局、勇気を持って上がっていかなければ、押し込まれてずるずる下げられるだけ。「勇気を持って攻め上がる」そして、前から「攻撃的」にボールを取りに行く。磯崎、燃えろ~。そして梁はロペスとの連係をさらに深めて、回りを動かし、球離れ良くしていけば違う展開になるはず。次はチアゴも戻る。しっかりホームで勝ち点3を狙いたい。


シュート数:7-12、CK:8-2、FK:16-23 得点:(湘南)横山  警告:梁、ボルジェス、白井。 (相手)田村 主審:小川直仁