第93回天皇杯 4回戦 2013年11月16日(土)13:00 ベガルタ仙台1-0清水エスパルス IAIスタジアム日本平
ウイルソン 赤嶺
梁 太田
(佐々木)
松下 富田
(広大)
石川 鎌田 角田 菅井
(田村)
林
サブは、桜井、渡辺広大、田村、佐々木、武藤、中原、柳沢。清水は、ラドンチッチ、伊藤トップ下。竹内、カルフィン ヨン ア ピン、櫛引がスタメン。高木俊はベンチスタート。大前は怪我で欠場。
粘りの守備から、最後は梁が決めてついに鬼門突破。ベスト8へ。12月22日(日)FC東京と対戦。場所未定。
前半。
立ち上がりから清水が、ボールを左右に展開。5分、伊藤のミドルシュート、バーの上。7分、左(ベガルタ右サイド)の吉田のクロスに、ラドンチッチのヘッド。と、清水のリズム。10分、清水のコーナー。守る。12分にも、ベガルタが攻めた後をつかれるが、梁が早い戻りで守備。その後、ベガルタ左サイドでフリーキックを与える。折り返されて、最後は平岡のヘッド、危ないがはずす。
14分にも、清水に回され、シュート打たれるが、ふかしてくれる。18分、ベガルタ。ようやく清水陣内で、スローイン。太田が浮かしたボールを、赤嶺がボレーシュート、角度無かったがいいトライ。ようやくベガルタ初シュート。21分には、菅井上がり、センタリング。中央に入り込んだ梁がダイレクトのシュート、これは、キーパーのファインセーブで決まらず。
26分、清水に左右に振られ、最後は河井にシュートされるが、林。28分、清水のコーナー、これはクリア。その後、一進一退。37分、ゴール前ラドンチッチにフリーを許しそうになるが、シュートは打てず。38分、梁のクロスに赤嶺のヘッド、惜しい。その後、清水の竹内のクロスに、ラドンチッチがすらして、最後は伊藤翔 がフリー、しかしシュートは枠外。助かる。
39分、ウイルソンが自陣まで戻って守備。40分、ベガルタが縦のロングパスをワンタッチでつなぎ、最後は太田が中央に切れ込んだ左足のシュート、枠外。41分、菅井がクロス、ウイルソンにつなぐが、打ち切れない。しかし、こぼれをつないで、コーナーを得る。決まらず。結局、前半はピンチを凌ぎながら、数少ないチャンスで、シュートもなんとか打つが、スコアレスで終了。
後半。
ベガルタは前半の縦の攻撃からサイド攻撃に移る。2分、清水の左サイド吉田のクロスから河井がつなぎ、最後は伊藤のシュート、これはブロック。5分、梁の大きなサイドチェンジ、これは流れる。6分にもサイドチェンジから石川が上がって右足でのシュート、ポスト!惜しい。ただシュートの際、石川が足を痛めた模様。8分、河井と松下が交錯。河井にイエロー。
9分、石川に代わり田村が入り、左サイド。11分、河井に中央から侵入されるが、林が前に出てとめる。13分、清水のコーナー、こぼれ球をつながれ、クロスから最後はラドンチッチのヘディングシュート、林が反応。その後、ベガルタがつないで、田村がクロス、赤嶺のシュートはふかす。16分、清水、河井に代り村田が入る。19分、その村田が、いきなりベガルタの左サイドを切り裂き、クロス、ラドンチッキのヘッド、枠外。
24分、また村田の侵入を許すが、シュートは打たせない。25分、ゴール前で回されるが、ラドンチッチには打たせず。26分、さらに清水のカウンター、ラドンチッチから伊藤 翔へのパスは流れる。27分、押される時間が続いていたベガルタは、松下がロングシュート、枠外も、流れるを変えようとする。すると30分、梁のクロスに赤嶺が反転シュート、キーパーのセーブ。
32分、太田に代わり佐々木が入る。33分、ベガルタ右サイドで清水が35mのフリーキック。さらにコーナーを許すが、こぼれをベガルタがカウンター。しかしカットされ逆に清水にクロスを入れられ、ラドンチッチにヘッドされるが、枠外。しかし、その後も清水に攻められる。ヨン ア ピンのロングスローから、こぼれ球を連続シュートされ、さらに、こぼれ、中央で触られて枠内にボールいくところ、林がライン上でギリギリ止める。ここで、ゴールを主張して清水の選手が集中が一瞬切れる。
得点シーンは直後の出来事。37分、林のキックが相手エリアまで飛び、ヨンアピンがヘッドでクリア、これが、交代で入っていた右サイドのサイドの佐々木の足元へ。佐々木がすかさず狙い済ましたクロスを、エリア左角でどフリーになっていた梁へ。梁が回り込みながら、ファーサイドへハーフスピードのロングヘッド、GK櫛引の逆を捕らえて、ゴール!先制。
攻めに攻められながら、隙を見てシュートまでを時間をかけず、いい位置取りをしていた梁が頭で決めた。その後、清水は竹内に代え高木俊を入れる。清水が猛攻を続ける。クロスから村田にフリーのシュートを打たれるが、ヒットせず。40分、ベガルタゴール前で、ボールを回されラドンチッチにこぼれるが、ぎりぎりクリア。清水のコーナー。これは守るが、41分、今度はベガルタエリア左角で25mのフリーキックを与える。またもラドンチッチが高い打点でフリーのヘッド、枠内、林のファインセーブ!
43分、ベガルタ守りを固め、清水がボールを回す。44分、吉田のクロスにラドンチッチの落とし、高木のシュートは鎌田がブロック。その後、ベガルタがカウンター、ウイルソンのシュートはヒットせず。清水は本田を代え八反田を入れ、パワープレーか。追加時間は3分間。ロスタイム、裏に入れられ、村田がフリーでシュート、またしても、またしても林が弾く。
ベガルタは守備固めと時間使いで、松下に代え渡辺広大を入れる。3バックまたは5バックか。清水も時間に焦り、ベガルタ陣内でヨンアピンがファールで、ベガルタのフリーキック。しかし、またつながれ、吉田のクロスを入れられるがクリア。そして終了間際、ベガルタゴール前、ほぼ中央で、清水にフリーキックを与えてしまう。距離25m。キッカーは高木、巻いたシュートを狙うが、枠外にはずれ、同時に試合終了の笛。
ついに、勝てなかった清水から、相手の本拠地で完封勝利を奪った。
生中継が一切無かったので、ツイッターの情報をどきどきしながら見守り、勝利を確認してから、夜に余裕のBS録画観戦。両サイドからほうりこまれ、高さのラドンチッチに何度もヘッドされながら、角田や鎌田が体をぶつけ、林の神セーブ連発でゴールを守った。そして少ないチャンスから、佐々木の素早いクロス、梁の技ありヘッでド勝利。
粘り強いチッチ対策の守備、林の美技連発から、チャンスは少なかったが、攻撃ではがっちりマークされたウイルソンに変わり、赤嶺、太田、石川、梁が積極的にシュートを放って、次第に勝ちムードを呼び寄せた。大前がいなかったのも、幸いして清水から初勝利で、準々決勝進出。
ただし、簡単に何度もサイドを突破されているので、そこは修正が必要になるだろう。
最後は国立でやろう。
シュート数:9-13、CK:1-6、FK:13-18 得点:梁 勇基 警告:(清水)河井 主審:木村博之
タグ:梁 勇基