UEFAチャンピオンズリーグでバルセロナが優勝

事実上のサッカー世界一を決めるUCLで、スペインのバルセロナが、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドを3-1と破り、2年ぶり4度目の優勝を決めました。得点はペデロ、メッシ、ビジャとルーニー。

圧勝ですね。15分を過ぎると、ボールをほとんど支配し、引いて守るマンUをあざ笑うように、次々にフリーの選手を作り出す、動き出し。メッシはやや力み気味で、ドリブルの最後を封じられることもありましたが、十分アクセントとなり、イニエスタ、シャビらのパス回しに自由度を与えました。

高い個人技を持つ選手がイメージを共有するバルサのサッカーは、簡単には真似ることはできないと思われますが、ひとつの次元を見せてくれました。マンUも攻守でがんばっていたが、もう2-3人、個で打開できる人がいないと、バルセロナを守備に追い込むことは難しそうでしたね。

華麗なパスの極地を見せてもらったわけですが、結局、相手のフォーメーション云々を無力化してしまうキープ力、止めて蹴るを、プレッシャー中でも正確にできる、バランスの良さが、決め手のような気がしました。