21節対湘南2-1、久々の連勝。梁ボレー、中原ヘッド

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2010年 8月28日(土)19:00 ベガルタ仙台2ー1湘南ベルマーレ ユアスタ仙台



赤嶺 ソンホ
(太田)(中原)
梁  関口 
(高橋義希) 
斉藤 冨田
  
チュソン 鎌田 広大 田村
         

サブは桜井、一柳、エリゼウ、高橋義希、太田、平瀬、中原。湘南は、エメルソン、中村、阿部の3トップで4-3-3。ジャーンは欠場。フェルナンジーニョが怪我で欠場のため、ソンホと赤嶺の2トップのベガルタ。

連勝で降格圏脱出となる大事な一戦は直下17位の湘南との対戦。しかしながら当方は夏風邪で発熱していまい、数年ぶりにホームゲームを寝ながらラジオで聞くことに。ホームゲームのラジオ中継があって良かった。ユアスタ気温26.7度。湿度76%、14,395人

ぼーとした頭で聞いてると試合の展開がものすごく速い。
いきなりチュソンのセンタリングから梁のボレーという立ち上がり。前半はベガルタ押し気味ながらシュートがなかなか枠内にいかなかったというところか。湘南はカウンター狙いでシュートも少なかったが、セットプレーでフリーのヘッド1本はあぶなかった模様。前半でイエロー3枚という湘南のプレーも試合に影響したか。

前半終了間際、赤嶺が1対1で交錯。足首負傷で急遽太田に交代。太田そのままFWに。

後半開始早々、後半から入ってきたハングギョンにいきなりシュートされるが枠外。7分、ベガルタも太田がサイドで仕掛けてチャンスメーク、センタリングをキーパーはじき、CBがクリアし損ねところ、梁がボレーで決めて先制!湘南DF陣は棒立ち。

しかし1分後、臼井からのスルーパスにオフサイドぎりぎりをついた、阿部が走りこみに、あっさり裏を破られ1対1とされ決める。阿部には去年もやられているが、またもやられて、振り出しに。

しかし、ホームの声援もあって、ベガルタは次々と攻撃をしかける。20分、ソンホに代え、バットマン中原が入る。最初は前線からの守備に貢献していた中原だったが、28分、チュソンからの絶妙というかふわーと大きなセンタリングに、上顎骨折も恐れぬ大外からのループヘッド。これがキーパーの頭上を越えて2-1と勝ち越し。

その後も気落ちした湘南に対して、ボールカットから関口、太田らがしかけ、湘南のカウンター狙い封じる。両者疲労もあってか有効な攻撃が減ってくる。38分には、梁を下げ高橋義希を入れて守備固め。ロスタイム4分間もうまく時間をつかい勝利。

天敵阿部に、またもやられたのはいただけないが、その他では、相手の消極姿勢をうまくついて、先手先手でいけたようで、フェルと赤嶺がいないときでも、点が取れた。この連勝はうれしい。湘南キラー中原も久々のチュソンとのラインが復活して、これもつながる。中原には、良き相方が必要なのである。

ただ降格圏脱出とはいっても勝ち点21は16位大宮と同じで、しかも4チームが並んでいる。16位のチームと勝ち点差3以上開くときまではまだまだ。それでも、この一体感を生かして上位に食らいついてもらいたい。フェルと赤嶺の怪我が心配だが、ナビスコ杯期間でリーグ戦は2週空くので、その間に調整してもらえるようならいいと思う。(赤嶺は捻挫の模様)


シュート数:17-5 CK:10-3 FK:13-21  得点:梁 勇基、中原貴之 (湘南)阿部 警告:梁  (相手)村松、中村、島村、エメルソン、田村、ハングギョン 主審:村上伸次