2024-25WEリーグ 01節 9月15日(日)17:00 マイナビ仙台レディース 1-3ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ユアスタ仙台
後藤(津田Y)
遠藤 原
(猪瀬)
菊地Y 美和
(石坂)
隅田 中島
西野 長船 國武
(松永) (吉岡)
清水
ユース菊地がアシスト、佐々木美和が決める
サブは、齋藤、吉岡、松永、猪瀬、石坂、岩田(Y)。津田(Y)、
千葉Lは、GK望月、DF大熊、石田、林、MF稲山、北村、岸川、山口、FW小川、鴨川、城和。増田、大澤、小林は、ベンチスタート。
今期のリーグ開幕戦。強い雨が降り続く、ユアスタ仙台。
県民無料招待企画などがあり、雨の中でも、2,844人が来場し、手拍子などでチームを後押し。
マイナビ仙台レディースは、攻撃の核である廣澤、太田が長期離脱の中、前半で、ユース菊地のクロスから佐々木美和が頭で先制し、勝利を期待されたが、後半3失点で逆転負けと、悔しい試合となった。
ユース菊地の躍動、佐々木美和が決める
カップ戦に続き、マイナビ仙台は3バックで、千葉Lと相四つ。
後藤をワントップ、トップ下に遠藤と原を置き、左WBにユースの菊地(U-17日本代表)をスタメン起用。
菊地は、U-17アジアカップの時より、足の回転がスムーズにばり、長い距離では加速がついて、ルーズボールをマイボールにする粘りを見せた。
元々、対人に強い選手だが、スピードが加わると、ますます今後が楽しみ
さて試合は、前半は、マイナビ仙台の守備が嵌り、うまくスライドして、相手のボランチへのパスを遅らせ、両サイドは菊池と佐々木美和が、スピードで戻ってで守備するなど、千葉Lの攻撃を遅らせた。
すると、9分、左サイド、西野のロングボールに菊地が走り込んで、キープ。隅田に預けて、再びパスを受けた菊地が、クロスを入れると、佐々木美和が、ファーで戻りながらのヘッドで決めて、先制!
練習通りだという形で、今期のチーム初ゴールを、宮城出身の佐々木美和が上げ、選手もスタジアムも盛り上がる。
先制後は、中々チャンス作れず
しかし、その後は次第に両サイドからのクロスで攻められ、カウンター狙いになるものの、ワントップの後藤が囲まれるなど、素早い展開ができず、シュートまでいけない時間が続く。
逆に、左サイドから、大学生稲山に、再三フリーでクロスを入れられ、シュートまでは至らなかったものの、千葉Lにリズムを与えてしまった。
30分過ぎからようやく、中島のパスカット、菊地のプレスなどで、ボールを奪い、42分には、菊地が左45度からシュート。
DFが空振り、ボールはポストに当たって、外!これが、決まっていればの惜しいシュート。得点以外で最大の決定機だった。

GK清水に無情の雨。痛恨の2連続失点
後半、千葉Lは、前半長船に抑えられていた城和に代わり、大澤が入る。
3分、千葉L、稲山からのロングボールを、中央で大澤が競り合いクリアするも、猛然と上がってきた岸川に、利き足でない右足で、30mの強烈ミドルを打たれると、國武にかすって、GK清水の正面にボールが来て、平手で弾こうとするも、勢いでゴールの中へ。1-1同点とされる。
雨が降り続いており、滑ったのか、軌道が少し変わったのかもしれないが、清水には悔しいゴール。パンチングで弾き返す余裕がなかったか。
さらに、今度は、千葉Lがゴール中央やや左35mでフリーキック。北村のキックを大澤が頭で合わせようするところ、中島が背後にいて、その後ろからGK清水が触りに行くが届かず、バックヘッドを決められ、1-2と、あっという間に逆転されてしまった。
出たからにはGKは触らないといけない、とはいうものの、中島が間におり、タイミングが難しい。このあたりの連係は難しいが、今後は詰めて欲しい。
後半の守備に課題
後半の出鼻、6分間で逆転した千葉Lは、その後、ゆっくりとボールを動かして、マイナビ仙台のプレスをかわし、余裕の展開にされてしまった。
マイナビ仙台も、次第に疲れが出て、前半のようには、追えなくなってくる。
すると、18分、千葉Lがカウンターで、大澤がドリブルで前進、西野が対峙も、左膝を痛め、倒れこんだところ、主審が止めずに、大澤がそのままゴールに向かう。
長船と隅田で囲もうとしたが、キープされ、2列目から付いてきた小山が左に持ち出して、腰を回して右への左足シュート、これはキーパーはノーチャンス。3点目を決められ1-3。
恐らく前半であれば、なんとかブロックできたところも、小山の切り返しに付いていけなかった。
20分、マイナビ仙台Lは、怪我の西野、ワントップ後藤に代え、松永、ユースの長身FW、津田を入れる。
さらに、38分には、菊地に代え石坂、國武に代え吉岡を入れるが、千葉Lもフレッシュな選手を次々投入して、守備の強度を落とさない。
3点取った千葉Lが無理せず、5バックで守りを固めてきたので、セカンドを拾って、ボールをつなげるようになるが、なかなか津田に当てたあとの、連続攻撃が出ず、裏のスペースも埋められて、シュートまでいけない。
コーナーなどのこぼれ球では、チャンスもあったが、千葉Lの守備の集中の前に、クリアなシュートが打てない。
唯一のチャンスは、43分に、中島の浮き球パスを、ペナ内にいた隅田がダイレクトで狙ったところだったが、空振り。ここでも雨が恨めしい。
猪瀬が球際の強さを向上、ピンチも防ぐ
この試合、後半5分に、遠藤ゆめに代わって入った猪瀬は、途中、トップ下から、菊地とポジションチェンジで左WBに入り、球際の当たりでも簡単に倒れず、ゴール前の危険地帯に素早く戻ってクリアなど、今年の成長ぶりを見せた。
ただ、ボールをカットした後の、パス出しの所は、さらに精度が求められる。最後までやり切るところが増えてくれば、出場機会も増えるだろう。
交代選手のパワーアップを
後半の3失点での逆転負けは悔しいが、主力怪我人多発の中、若い選手の力をうまく引き出しながら、連携でパスをつなぐサッカーを、もう一段上げていくのみ。
中堅、ベテラン陣はよくコンディションを整えて、90分間がんばっている。
中島選手は、今年も最後まで走っていて驚異的。頭が下がる。
一方、ユースの菊地、津田は、10月後半から、U-17女子W杯でいなくなる事が予想されるので、他の若手の攻撃陣の奮起が必須。
球際の強さに加え、後半まで攻守に粘れる体力をつけて、チームの勝利に貢献できるようになって欲しい。
前半
9分、マイナビ仙台、佐々木美和のヘッドで先制1-0。
43分、マイナビ仙台、菊地が左45度からシュート、惜しくもポスト。
前半、千葉Lに持たれる時間も長く、クロスもかなり入れられたが、シュートは抑えた。
マイナビ仙台のシュートは3本、千葉Lは0本。
後半
千葉L、FW城和に代わり、大澤が入る。
3分、千葉L、岸川がロングシュートを決め、1-1、同点
5分、マイナビ仙台、遠藤ゆめに代わり猪瀬が入る。
6分、千葉L、大澤のヘッドで、1-2と逆転。
18分、千葉L、小川の左足シュートで1-3。
20分、マイナビ仙台、左膝負傷の西野に代わり松永、後藤に代わりユースの津田が入る。
34分、千葉L、林に代わり箕輪、小川に代わり小林が入る。
36分、千葉L、山口に代え増田が入る。
38分、マイナビ仙台、國武に代わり吉岡、菊地に代わり石坂が入る。
千葉L、岸川に代わり田中真理子が入る。
後半、マイナビ仙台Lのシュートは2本、千葉Lは4本。
千葉Lのシュートは4本だが、枠内にねじ込む力で上回れた。本数が少ないといっても、確実に決められたら、試合は負ける。
シュート数:5-4 CK:6-1 FK:15-6 得点:佐々木美和 (千葉L) 警告:岸川奈津希、大澤春花、小川由姫 主審:松尾久美子 入場:2,844人
タグ:佐々木美和