U20女子アジアカップ代表に、マイナビ仙台Lの佐々木里緒、吉岡選手選出、松窪選手も

U-20女子W杯予選を兼ねた、U20女子アジアカップ ウズベキスタン 2024代表に、マイナビ仙台レディースから佐々木里緒、吉岡心(2月から新加入)の2選手が選出されました。

また現在、アメリカのノース・カルフォニア・カレッジに、期限付き移籍中の松窪真心選手も選出されています。

今回の代表招集では、フィールドプレーヤーとキーパーという分け方になっており、所属チームとは異なり、ポジションは流動的なんでしょう。

里緒選手はアジア競技会、松窪選手はU-20W杯で代表経験があり、吉岡選手は、女子U-17W杯での代表経験もあるので、雰囲気に呑まれることはないと思いますが、思い切ってやって欲しいですね。


この大会は、3月4日から16日までの日程で、8チームが参加。

4チームずつのグループリーグの上位2チーム、計4チームが、9月に予定されている、FIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア 2024の出場権を獲得します。

男子のアジアカップを見ても分かるように、楽そうに見えても、短期決戦では何が起こるか分かりません。

日本は北朝鮮、中国、ベトナムと同組。前2チームは、荒っぽいゲームをしそうですので、初戦のベトナム戦が、益々重要になりそうですね。

まずは怪我なく、球離れ良く、しっかりと勝利をもぎとってほしいものです。


日程(日本時間)
グループステージ グループB DAZNで中継あり

  • 3月4日(月)20:00 日本 10-0 ベトナム
    吉岡、松窪、佐々木里緒がスタメン。前半だけで松窪がハットするなど、10得点で圧勝。里緒も1得点。吉岡はフル出場。

  • 3月7日(木)20:00 日本 2-0 中国
    松窪のみスタメン。開始早々のピンチをしのぐと、日本がほぼ支配。26分に土方が先制すると、落ち着き後半へ。なかなか追加点が取れなかったが、中国のロングボールは後半入った佐々木里緒らが守る。43分、左25mのフリーキックを天野が直接決めると、勝負あり。松窪はほぼフルの90分出場。ゴールこそないが、得意の抜け出しで、チャンスメークや運動量豊富に守備でも貢献した。吉岡は出場無し。連勝で、U-20女子W杯の出場権獲得

  • 3月10日(日)17:00 日本0-1北朝鮮
    連戦の疲れからか、なかなか連携が嵌らず、守りを固めた北朝鮮を打ち破れず、敗戦。松窪、佐々木里緒がフル出場。松窪はこの試合で所属チーム事情でチームを離脱。

  • 3月13日(水)準決勝 日本5-1オーストラリア
    3日前の敗戦から別のチームのような連動で、オーストラリアの守備を翻弄。積極的なシュートで、開始3分で先制。以降、ゴールラッシュで圧勝。

  • 3月16日(土)決勝 日本1-2 北朝鮮
    前半、辻澤のゴールで先制したが、クロスからの攻撃で前半終了間際に追いつかれる。さらに、後半にもクロスから失点し、準優勝で大会終了。佐々木里緒フル出場。

ちなみに、松窪選手のアメリカでの2023シーズンは、MFとして後期から参戦、リーグ戦6試合出場1得点1アシスト、カップ戦2試合出場1得点(MVP)だったようです。