2010/7/4日韓親善マッチ 浦項戦0-0、PK戦3-2

2010年7月4日(日)18:00 ベガルタ仙台0-0浦項スティラーズ PK戦3-2 ユアスタ仙台


中島
フェルナンジーニョ
(平瀬)
関口    太田
      (高橋)         
田村 富田
    (斉藤)
朴 鎌田 エリゼウ 菅井
(一柳)     (千葉)             
林(桜井)
サブは、桜井、渡辺広大、一柳、千葉、斉藤、高橋、平瀬。

これは完全に親善のための「花」試合だった。雨上がりで異常に蒸し暑い中、8921人。友好醸成とか、岡山歓迎会としては成功。

元ベガルタ仙台の岡山選手が在籍している浦項ということを利用して、仙台と浦項市の親善のための試合であった。てっきり強化試合と勘違いした自分が愚かだった。

チーム力強化の試合というものとは、異なる。従って、眠たい内容試合内容がどうとか、結果にこだわるのは無粋かもしれない。

帰国したばかりの梁は出場していない。6人交代制で、ドローの後はPK戦で優勝チームを決める。関口の動きが良かった。桜井がPK戦で2本止めた(「あと1本はポストをたたく)。前半太田が削られ、担架で交代。くらいしか記するものがない。 中盤の構成は無く、立てポン裏狙いのみ。

モッタ イジンホ

ソルギヒョン アウミール
    (ファン)(リュ)
キムテス シンヒョンミン
  
キムジョンギム パクヒチョル
  岡山 キムグアンソク
             
シンファヨン

浦項サブは、GKファンギチュン、DFカンデホ、MFキムキドン、ファンジンソン、キムバウ、ソンチャンホ、FWリュチャンヒョン。ポジションはおおまかに記載。

親善としての企画なら、工夫して、このような交流「試合」があってもいいい。しかし、強化のためになら、必要ないと思う。実際さほど厳しい当たりを、お互いにしたわけではないが、局面では、太田が担架でピッチを後にした。大きな怪我だったら最悪である。 (7/7追記:太田選手の怪我は山形戦までに復帰できる程度のものとのこと。ひと安心)

心配なのは、ワールドカップの流れで、ACLチャンピオンの浦項と、ナビスコで結果を出しているベガルタの対戦として、それなりに魅せるプレーを期待していたはずの、ベガルタ初心者。そういう人には、マイナスの宣伝効果となってしまった。

既存サポーターには、ベガルタ選手が見れただけで良かったとなるのだが、新参者には、失望だけが残る。盛り上げのためのPK戦も全く緊張感なく、余興の趣。ファンクラブの行事としてやれば良かった。

別にワールドクラスのプレーなど望んではいないが、せめて、どこかで光るプレー、とりわけ、積極的なシュートが欲しかった。ペナルティエリア付近で、フリーになっても、誰もシュートではなくパスを選択する姿は、調整中の時期だから、ということにしておこう。

浦項もごりごりとは来ない。今日に限っては、ACLチャンプの面影は無い。 彼らもこの時期に怪我はしたくないだろう。

親善試合だから、それでいいのだ。

シュート数:9-10 FK:16-17 CK:0-6  得点:無し  警告:平瀬、エリゼウ  (浦項)パクヒチョル、岡山(PK戦時の異議) 主審:村上伸次

PK戦:浦項先攻 ベガルタキーパーは後半出場の桜井
浦項:X ○ X ○ X モッタがポスト、桜井が二人セーブ
仙台:○ ○ ○ X   中島、斉藤、関口(一度とめられるもやり直しで決める)が決め、高橋はポスト