ベガルタ・マヴォイ

2021J1　29節　9月18日（土）19:00　ベガルタ仙台1-2清水エスパルス　IAIスタジアム日本平

サブは、ストイシッチ、真瀬、福森、関口、松下、赤﨑、皆川。

清水は、GK権田、DFヴァウド、原、井林、片山、MF松岡、オナウド、西澤、鈴木唯人、FW藤本、チアゴサンタナ。ディサロ、カルリーニョス、竹内はベンチスタート。

けいまんが腿裏違和感というとことで欠場。

前節の決勝点トリオを、スタメンに持ってきたが、前半19分、コーナーから先制許し、後半7分、ＧＫクバが藤本のプレスに会い、2点リードを先に許す。

しかし、後半15分、コーナーのこぼれから、カルドーゾの初ゴールで1点返し、その後のFW4人の超攻撃的布陣で臨むも、なかなか決定機が作れず。悔しい敗戦。

内容的にはスタッツ通り、ほぼ互角、ドロー相当の試合だったかもしれない。ただ、ドローでは意味がなく、先に点が欲しかった。要所の決定力、抜け目無さで差があった。


今年は、先制しないと勝てない。残りの短い時間で点を取る、取り返すのはメンタル的にも負担なのが実情。

だから、失点を恐れて、前半から点を取りにいかないのは、勝ち点3狙いでは、寧ろリスク。

最初から、勝ち行く姿勢を、さらに強める必要があるだろう。

カルドーゾは、前節のいいプレーから好調を持続。イエローも貯まっているが、温存する余裕はない。このままスタメンで、勝負させて欲しい。

また、石原、アピも好調。うまく力をつなぎ合わせて、勝利につなげて欲しい。

以下、簡単に流れ。

前半
立ち上がりは清水がハイプレス。
【清水】1分、西澤がミドルシュート、バーの上。

【清水】8分、ベガルタペナ横右で、フリーキック。さらに右コーナー。これは決まらず。

【ベガルタ】9分、カルドーゾが、DFの間をドリブルで上がっていくが、シュートは打てず。

【清水】12分、清水のスルーパスにチアゴサンタナが侵入も、アピが抑える。

【ベガルタ】15分、自陣から吉野のフリーキック、こぼれを石原がクロス、中原がヘッド狙うが合わず。

【清水】⚽17分、右コーナー。西澤のキックを中央ですらされ、蜂須賀を抜いたサンタナに、足で押し込まれる。一度は、オフサイドの判定も、VARで得点認められ、0-1。
ベガルタ先制許す。

【清水】21分、鈴木にミドルシュート、バーの上

＜飲水タイム＞

【ベガルタ】26分、カルドーゾにイエロー。

【ベガルタ】32分、清水右奥35ｍでフリーキック。中央のアピが、ヘッドを強く当てるが、振り過ぎて枠外。惜しい。

【ベガルタ】34分、フリーキックからカルドーゾ落とし、最後は中原のシュート、枠外。

【ベガルタ】37分にも、上原のパスを受けたカルドーゾが、反転左足シュート、枠外。

【清水】43分、松岡のミドルシュート枠外。

前半は、0-1とリードされて終了。ベガルタは先行許し、苦しい立ち上がり。

後半
ベガルタは中原に代え福原が入り、3-4-2-1へ。石原がWBに上がり、加藤が右に回る。

【ベガルタ】1分、中央30ｍでフリーキック。跳ね返りを吉野がシュート、枠内もキーパーに阻まれる。

【清水】⚽6分、左サイドで藤本が詰めてバックパスを誘い、GKクバが背中を向けて、蹴り出そうとするところ、左足アウトサイドでえぐるようなチャージ。
これでボールがころころと、ゴール内にこぼれ、クバ及ばず、2点目を奪われる。0-2。

藤本の特徴の情報が入っていたかどうか、というのがDAZN解説松原氏。

【ベガルタ】8分、石原がパスカットからシュート狙うが、角度無く枠外。

【ベガルタ】10分、2点リードされ、加藤に代わり関口、富田に代え松下を入れ、より攻撃的に。

【ベガルタ】13分、蜂須賀のクロス、カルドーゾから、最後は松下がシュート、DFに当たり枠外。

【ベガルタ】⚽14分。右コーナー。上原のキックに、こぼれたとところを、カルドーゾ、左角でワントラップからの素早いグラウンダーのシュート、ファーに決まり1-2、1点返す。
カルドーゾ、待望の初ゴール。

【清水】16分、ベガルタペナ内で、藤本から片山とつながれるが、クリア。
【ベガルタ】カウンターから、関口のミドルシュート、こぼれに詰めるが、オフサイド。

【清水】18分、左からゴール前でつなぐ、最後はオフサイド。

＜飲水タイム＞

【清水】22分、藤本に代わりカルリーニョスが入る。清水も3バックに。

【清水】28分、左ラインぎわからのフリーキック、ヘッドは枠外。

【ベガルタ】31分、松下のパスカットからカルドーゾ、西村と回しクロス。さらに回して松下のシュート、枠外。

【清水】36分、サンタナが負傷か倒れ、ディサロに交代。
【ベガルタ】ベガルタも蜂須賀に代え赤﨑、上原に代え皆川と、FW4枚を揃える超攻撃的布陣を取る。

【清水】37分、松岡にイエロー。

【ベガルタ】39分、吉野が飛び出し、ファールを貰い中央左30ｍでフリーキックを得る。しかし、シュートは打てず。

【清水】41分、松岡が侵入するが、GKクバが体を寄せてシュートを阻む。左コーナーも決まらず。

【ベガルタ】超攻撃的布陣も、シュートまでなかなかいけず。

追加時間は、怪我人やVARなどあり8分間。

【ベガルタ】3分、なかなかボールを奪えず。アピにイエロー。

【清水】4分、ベガルタペナ右角でフリーキック。西澤が直接狙うが、クバがなんとか抑える。

【ベガルタ】その後ゴのールキックから、カルドーゾ、さらに、皆川ゴール前、左足で強引シュートも、西村に当たってオフサイド。

【ベガルタ】6分、石原のクロスは流れる。

【清水】7分、鈴木唯人に代え滝を入れる時間使い。

【ベガルタ】8分、福原から西村へのパスも合わず、試合終了。

結局1-2で、またも6点マッチを逃し、痛い敗戦。清水は9試合ぶりの勝利。

シュート数: 9-9　CK: 1-3 　FK:19 - 19　得点:フェリペカルドーゾ　（清水）チアゴサンタナ、藤本　　警告:カルドーゾ、アピアタゥイア久　（清水）松岡　　主審:松尾　一　　VAR:吉田　哲朗　　入場:5,453人