13節:ベガルタ仙台0-2浦和レッズ、前半互角から決め切れず、後半2失点

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2021J1 13節 5月9日(日)16:00 ベガルタ仙台0-2浦和レッズ 埼玉スタジアム


関口 西村
(赤﨑)   
氣田   加藤
(真瀬)(マルティノス)
松下 上原
(中原)   
石原 平岡 吉野 蜂須賀
(フォギーニョ)  
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、真瀬、照山、中原、フォギーニョ、赤﨑、マルティノス。

浦和は、GK鈴木彩艶、DF西、岩波、槙野、明本、MF関根、阿部、伊藤、小泉、FW武藤、キャスパーユンカー。興梠、杉本、汰木、田中達はベンチスタート。

前半、あまりプレスに来ない浦和に対して、ボールホルダーの周りに人を集め、間、間に立ってパスをつなぐベガルタ。開始5分で、相手のパスミスから、西村が決定機も槙野らに阻まれる。前半、キャスパーのフリーヘッドなどはしのいでいたが、後半12分武藤のパスからキャスパーに裏にフリーで出られて失点。さらに27分、阿部に技ありFKを決められると、盛り返せず。敗戦。

27度と7月並みに気温が上がった埼玉スタジアム。

ベガルタは、西村、関口のプレスと、選手同士の距離間を縮め、ボールホルダーを人数をかけて囲んで、こぼれを奪う作戦。

前半は、この形が、浦和のとまどいを誘って嵌り、高い位置でボールをうばって、相手のミスを誘うなど、互角の戦いに持ち込めた。

いい距離感と、間、間に立つことで、ワンタッチでパスがつながり、相手陣までボールを運ぶが、完全に崩し切るところまでは、なかなかいけなかった。

後半になると、次第に間ができて、武藤のうまいドリブルから、小泉?のヒールで裏を取られ、キャスパーに決められ失点。さらにフリーキックでも失点し、間延びすると、手数がかかり、選手交代でも推進力は上がらず、敗戦。

前半
【ベガルタ】5分、浦和DFのパスミスを、氣田が中央でカット、スルーパスに、西村フリーで侵入も、槙野スライでイングが気になったか、シュートをキーパー正面に当ててしまう。

【ベガルタ】12分、テンポよくパスつなぎ、石原からパスを受けた氣田が侵入からのシュート、決まらず。

【浦和】14分、ベガルタの右から、武藤が、蜂須賀をかわして、えぐってのクロス、中央フリーでキャスパーのヘッドもバーの上。危ない。

【ベガルタ】16分、カウンターから氣田からパスを受けた加藤が左足シュート、キーパー正面。

【ベガルタ】31分、パスのこぼれを拾った氣田がドリブルからのシュート、キーパー。

【浦和】38分、ベガルタの右から明本の精度の高いクロスに、またも中央フリーでキャスパーのヘッド、枠外。


後半
【浦和】1分、ワンツーで小泉が侵入、シュート打たれるが、松下がぎりぎりスライディングで止める。

【ベガルタ】5分、右コーナー、松下のキックに吉野ヘッドも枠外。

【ベガルタ】11分、中央から関口がミドルシュート。枠外。

【浦和】12分、武藤だ左から斜めにドリブルからのパス、中央小泉がヒールで裏に流すと、キャスパーがフリー、GKクバをの脇を一瞬で流し込んで決める。0-1。

【ベガルタ】18分、ベガルタは加藤に代えマルティノス、関口に代え赤﨑を入れる。
【浦和】同、キャスパーに代え興梠を入れる。

ベガルタ、失点した後は、選手間の間が開き、パスがつながりにくくなる。

【浦和】22分、ベガルタゴール前でパスをつなぎ、ワンツーから侵入も平岡寄せる。

【浦和】カウンターから小泉が抜け出し、吉野のファール誘い、ベガルタペナすぐ外、アーク付近でフリーキック。吉野にはイエロー。これを阿部勇樹が直接決め0-2。ベガルタには厳しい追加点。

【ベガルタ】30分、西村が左から進入、引っ張られて倒されたかに見えたがノーファール。

【ベガルタ】31分、松下に代え中原、氣田に代え真瀬を入れる。蜂須賀が左SBに回り、石原がMFに上がる。
【浦和】同、小泉に代わり汰木、武藤に代わり杉本が入る。この辺の選手層の違いはいかんともし難い。

【ベガルタ】33分、石原から西村、さらには左サイドから赤﨑シュートも枠外。

【ベガルタ】35分、40分と、マルティノスが右サイド、角度ないところからミドルシュート、ゴールにはならず。

【ベガルタ】AT5分の内1分目、コーナー連続も、マルティノスの強引シュートのみで決まらず。


現状2点取れる力が無いだけに、先に失点すると厳しい。相手がプレスにこなければ、前半のようなテンポのいいパス回しができ、チャンスも作れるが、後半にはバテててくる。

少ないチャンスを、決めきっていくしかないだけに、一層の集中力と、こぼれを狙う他の選手の準備が必要だろう。

今日の氣田が球離れが良く、シュートのバランスもできていた。一方、マルちゃんはシュートはいいのだけれど、あまりに角度がなく、味方との連携や守備での集中は、しっかりと誰かが言い含めてもらいたい。

今後は、カルドーゾがどれくらいプレスできるのか、そして決定力は?その辺に一縷の望みを託すのみか。

中2日ですぐ川崎戦。昨年から20戦無敗だそうだ、無敗ストッパーとして、しつこいプレーができるか。前の試合では、川崎といえども連戦で、疲れは見えて、多少ともミスがでている。狙っていこう、勝ち点さんをw。


シュート数: 9-7 CK: 6-3  FK: 10-13  得点:(浦和)キャスパーユンカー、阿部勇樹  警告:吉野  主審:高山啓義  VAR:岡部拓人  入場:4,750人