32節対広島1-0、シュミットセーブ連発、石原一発で決める

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2018J1 32節 2018年11月10日(土)14:00 ベガルタ仙台1-0サンフレッチェ広島 エディオンスタジアム広島

ハモン  石原
(阿部)  
永戸   蜂須賀
(矢島)  
中野 奥埜
  (富田)
椎橋

板倉 大岩 平岡
 
シュミット

サブは、関、梁、矢島、富田、関口、ジャーメイン良、阿部。広島はFWパトリック、ティーラシン、MF柴崎、稲垣、青山、川辺、DF佐々木翔、水本、野上、和田、GK林、ペリーシャ、森崎和幸、柏、千葉はベンチスタート。

広島がパトリックを出し手にして、次々シュートを放つが、シュミットが枠内シュートを悉くセーブ。攻撃では、少ないながらも、奥埜や永戸、椎橋が侵入して、チャンス伺う。すると、

後半23分、中野のクロスを、ハモンが落とし、石原がワンバンのボールを、抑えたボレーで叩き込んで先制。その後は、スローダウンしながら、広島の焦りを誘い、逃げ切った。6試合ぶりの勝利は、分の悪いアウエーの広島で勝ち取った。


前半。
広島は4バック。ベガルタは、ハモンがスタメンで、石原と2トップ、椎橋アンカー、中野と奥埜がインサイドという、久々の3-5-2。

開始35秒、右奥から広島のフリーキック。キッカーは柴崎、これはキーパー。1分、相手陣スローインから、ハモンが腰を回してのクロス、キーパー。2分、広島が裏に出してくるが、オフサイド。3分、ベガルタが左コーナーを得る。キッカーは永戸。キックはハモンの頭上、ファールで終了。

4分、柴崎がパスミス。5分、蜂須賀のクロス、ゴール方向へ飛び、広島DFあわやオウンゴールでクリア。これで左コーナーを得る。これは合わず。しかし、こぼれをつないで、蜂須賀のクロス、前線に残っていた大岩がヘッド、枠外。惜しい。8分、ベガルタが左で回して、最後は板倉がクロスも、流れる。

9分、青山のパスが裏に出て来るが、キーパー。10分、パトリックのミドルシュートはキックミス。11分、広島のショートカウンター、青山のスルーパスから、川辺のクロス、流れる。12分、今度はベガルタ、中野からハモン、シュートはブロックされる。13分、広島のクロスからパトリックがキープ、タメるが大岩がブロック。

14分、広島が回して、青山のクロスも、キーパー直。その後、石原が詰めてボールを奪い、クロス、エリア中央の裏に椎橋が走りこむが、つながらず。16分、ベガルタが回して、蜂須賀のクロスのこぼれ、奥埜がシュートもキーパー正面。17分、ティーラシンがえぐり、クロスのこぼれを和田がクロス、合わず。さらに広島のクロス、板倉がヘッドでシュミットに戻す。

19分、広島の佐々木から柴崎、エリア内侵入、シュート性のクロスは枠外。20分、パトリックがキープ、和田のクロス、合わず。21分、右サイド蜂須賀と柴崎が交錯。24分、ベガルタエリア右角で広島のフリーキック。30m。さらに左コーナー。柴崎のキックに、パトリックのヘッド、グラウンダーとなり、シュミット正面

26分、相手陣スローインから中野、永戸とつなぎクロス、こぼれを回すが、カットされる。28分、広島の左コーナー。こぼれをクロスで入れられヘッドも、キーパー。29分、椎橋がロングボールを出すが、キーパー。32分、ベガルタが右で回して、最後は中野のシュート、バーの上。

33分、ベガルタエリア左40mで広島のフリーキック。柴崎のキックから、パトリックのシュート、枠外。34分、ハモンが空けたスペースに、中野が浮き球を入れ、椎橋が走り込むがシュートは打てず。37分、ハモンがボールを奪われるが、なんとかクリア。38分、中央40mでフリーキックを得る。つながらず。その後、ベガルタ攻め込むが、ボールを奪われ、広島のカウンター、しかし、パトリックのパスは流れる。

39分、広島が回して、稲垣のクロス、ライン割る。その後、ベガルタはハモンがキープ、エリア内石原から、蜂須賀がリフティグでキープ、最後は永戸が右足でシュート、林のセーブでポスト、惜しい。40分、バモンが浮き球にバイシクル狙うが空振り。42分、ベガルタが回す。椎橋から右の奥埜、左足シュートはブロックされる。43分、奥埜がドリブル、倒され、45mのフリーキック得る。すぐ回す。

しかし、逆に広島に攻め込まれ、エリア内侵入されるが、クリア。追加時間は1分。結局、そのまま前半終了。広島に決定機は多かったが、パトリックのキレがいまいち、ベガルタの守備も寄せて、次第にベガルタもチャンスが作れるようになるが、スコアレスで前半終了。

後半。
開始30秒、ベガルタ自陣でフリーキック。1分、ベガルタ回して、最後は平岡のクロス、合わず。2分、大岩から永戸、クロスで左コーナーを得る。キッカーは永戸。ショートコーナーから、再び永戸がクロス、流れる。3分、蜂須賀が左足のクロス、右コーナーを得る。これも永戸が蹴る。クリアされる。

5分、相手陣スローインから、椎橋から永戸とつなぎ、中野がシュート、こぼれもシュートするが、ブロックされる。6分、今度はパトリックが侵入、中央から、どフリーでシュートするが、シュミットが詰めて足1本でクリア。7分、蜂須賀のクロス、石原が落とすがシュートは打てず。10分、広島がカウンター、侵入されるがクリア。

11分、今度はベガルタがカウンター、ハモンが追い越していく奥埜にパス、奥埜シュートもキーパー正面。その後、広島パトリックのクロスは流れる。さらにパトリックがキープからのクロスはキーパー。12分、椎橋が浮き球パス、流れる。14分、広島が回すが、佐々木がファール。15分、広島の右コーナー。シュートのこぼれを、和田にミドルシュートされるが、枠外。

17分、ベガルタエリア中央やや左30mで、広島のフリーキック。柴崎がキックを浮かせてパトリックのヘッド、平岡クリア。これで右コーナーを与えるが、広島のファールで終了。19分、永戸に代わり矢島が入る。インサイドか。中野が左WBへ。広島も柴崎に代え柏が入る。

20分、左奥40mでフリーキックを得る。キッカーは矢島、これはキーパー。23分、右のスローインから素早くつないで、石原から、左でフリーの中野につなぎ、中野がクロス、エリア中央でハモンが胸で落とし、側の石原が、ハーフボレーの強烈シュートでゴール、先生が先制1-0。これは見事な連携。

24分、ベガルタカウンターから、蜂須賀からハモン、もう一歩。26分には、ハモンと石原がワンツー、石原のヒールパスを、ハモンが右足でシュートも、枠外。広島、ここで、MF稲垣に代えDF馬渡が入る。27分パトリックの侵入、最後は柏がシュートも、シュミット。29分、奥埜から矢島、パスを出すがクリアされる。そのあと広島のカウンター、平岡がティーラシン止める。

30分、蜂須賀のサイドチェンジ、中野が受けて、石原。31分、石原キープ。回して蜂須賀のクロースはキーパー。ベガルタはスローダウン気味。32分、ベガルタスローインから、つながらず。33分、蜂須賀にイエロー。34分、広島は、川辺に代え松本を入れる。広島回すが、ベガルタカウンター、しかしハモンがファール。35分、広島のクロスにパトリック、左コーナーを与える。柏のコーナキックに、パトリックのヘッド、枠外。

さらに広島の攻め。クロスはシュミット。36分、ハモンに代え阿部が入る。37分、広島馬渡がキープし、右コーナー。柏のキック、佐々木のヘッド、枠内方向にぼれるが、シュミット、ワンハンドで掻き出す。40分、奥埜に代え富田が入る。41分、広島が左ライン際がからフリーキック。しのぐ。その後、広島がクロスからのヘディングシュート、シュミット抑えるが、椎橋と交錯。椎橋、鼻血か口から出血?ピッチ外。ベガルタ10人。交代枠無し。

44分、広島のロングスロー、これはクリア。追加時間は、椎橋の怪我治療もあり、6分間。1分、馬渡?にカットインから、スペース作られシュート打たれるが、シュミットがセーブ。2分、広島が左からのクロス、パトリック左足ダイレクトでシュート、枠外。さらに放り込まれるが、シュミットキャッチ。広島、焦り気味。

3分、広島放り込みからパトリックのヘッド、枠外。ベガルタはクリアのみ。広島GK林が上がってクロス。4分、石原がキープ、スローイン取る。パトリックがいらついて、ファールでイエロー。5分、広島がキープしてからのロングボール。阿部がヘッドでクリア。広島が左コーナー。パトリックのヘッドはシュミットがキャッチ。
結局、そのまま試合終了。ベガルタが6試合ぶりに勝利。椎橋の状態だけが気になる。


ハモンは、シュートこそ2本位だったが、体を入れてボールに寄せ、相手守備陣を引き付けた。ゴールのシーンでも無理せず、目の前の石原に落とし、アシスト。そして、ここ一番の決定力は、さすがの石原。相手に準備する時間を与えない。

ベガルタは、いつもより多少パス回しのテンポを上げ、椎橋が首を回しながら、つないだ。椎橋や奥埜が裏に入りこむ作戦もあった。守備では、パトリックには大岩や平岡が体を当て、流れからのシュートはあまりさせなかった。パトリックのキレの無さあったが、随所で枠内をシュートをセーブした、シュミットの安定感も光った。

これでベガルタは、勝ち点45となり、ようやく残留確定で10位。残り2試合も連勝で上位を目指し、天皇杯にもつなげたい。尚、ベガルタが広島を破ったことで、2試合残して、川崎の今季J1優勝が確定した。


シュート数:9-11 CK:4-8 FK:17-13 得点:石川直樹  警告:蜂須賀、シュミットダニエル (広島)松本、パトリック 主審:飯田淳平  入場:13,091人