32節:対大宮3-0、覇気ない大宮を一蹴

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2017J1 32節 2017年11月18日(土)14:00 ベガルタ仙台3-0大宮アルディージャ ユアスタ仙台


石原

野津田 西村
   (クリスラン)
蜂須賀  古林
    (菅井)
三田 奥埜

増嶋 大岩 平岡
(茂木)   

サブは、 石川、小島、菅井、藤村、茂木、クリスラン、野沢。大宮は、大前、清水がFW、江坂、金澤、奥井、和田スタメン。瀬川、マルセロ、長谷川はベンチスタート。マテウスは出場停止で欠場。

残り3連勝で、残留に望みをつなぐはずの大宮は、新監督になっても、ボールへの寄せが甘く、覇気のない試合で、ベガルタがペースをつかむ。増嶋の先制バックヘッド、古林のえぐりからのオウンゴールで前半だけで2点。さらに、後半早々にも、三田が豪快に決め、大宮は退場者も出て、早々に試合が決まった。

さらに、ベガルタは西村、平岡にどフリー、クリスランにも決定機があり、あと3点は取れた試合ではあったが、それは次への宿題。

近場の大宮には、残留してもらいたいところだが、今日のような試合では厳しい。居直って、攻めまくってほしい。

さて、今日はきしくも、16年前に初のJ1昇格を決めた日。仙台放送の中継では、当時の監督清水氏が解説、決勝ゴールを決めた財前氏がピッチレポーターという豪華な布陣だった。

前半。
両チームゆったりとした立ち上がり。大宮は思いのほか、ガツガツ来ない。2分、古林のアーリークロスに、石原が中央になだれ込むが、もう一歩。3分、左45度から西村のシュート、キーパー。5分、ベガルタがゆっくり回す。6分、石原が落とし、西村がシュートもヒットせず、キーパー。10分、大宮がカウンター、和田のクロスに、江坂のシュート、ヒットせず。

12分、大宮の攻撃をしのぎ、つなぐ。13分、西村のクロスからコーナーを得る。左コーナー。決まらず、大宮のカウンターを受けるが、なんとかしのぐ。14分、ベガルタゴール中央30mで、大宮のフリーキック。キッカーは大山。直接シュートは、ポストとバーの角!決まらず。これが試合の明暗を分けた。

16分、蜂須賀のクロスは流れる。17分、大宮の左コーナーキック。キッカーは、大前。決まらず。18分、こぼれを入れられるが、関。19分、ベガルタ左からのクロスに、西村、トラップし切れず。20分、大宮の右コーナー、大前のキックから、江坂のシュートは関正面。23分、ベガルタエリア左奥35mで、大宮のフリーキック。これは大山ホームラン。

そして、24分、ベガルタ右コーナーからのこぼれを、蜂須賀がクロス、エリア内に残っていった増嶋が、意表をつくバックヘッドをファーサイドに決めて先制!増嶋、ベガルタでの初ゴール。これで余裕がでたベガルタ。大宮は硬くなる。26分、大宮のミドルは枠外。27分、大宮エリア左角でフリーキックを得る。キッカーは三田。さらにコーナー。左コーナー、これはキーパー。

32分、三田の大きなサイドチェンジ、野津田の折り返しに、攻撃参加の奥埜、もう一歩。その後、大宮、和田のミドルシュートは枠外。34分、野津田が中央から、右足のミドルシュート、キーパー正面。36分、中央石原が右の古林に振って、パス&ゴー。古林はフリーでエリア内奥までえぐっての折り返し、石原打ち切れなかったが、DFがオウンゴールを決めて2-0。いい時間帯の追加点。

38分、大宮のボールを石原がカット、そのあとベガルタはゆっくり回す。39分、浮き球を拾った奥埜がドリブルで切れ込み、左足でシュート、キーパー正面。40分、大宮がシュートもヒットせず。42分、江坂にエリア内侵入されるが、関。44分、ベガルタエリア左奥35mで大宮のフリーキック。追加時間は1分。大前のキックに、ヘッドを合わせられるが、枠外。前半は2-0とリードして終了。

後半。
大宮は大前を下げ、瀬川を入れる。4分、大宮にクロスを入れられるが、ファールで終了。6分、ベガルタが回すがシュートは打てず。8分、大宮がカウンター、アーリークロスから江坂のヘッドは、バーの上。10分、三田が右サイドからのカットイン、ほぼフリーで、左足振り抜いた豪快ミドルが決まって、3点目。勝負あり。

11分、大宮がカウンターで一気にゴール!かと思われたが、オフサイド。。ここから大宮の動きが鈍くなってくる。13分、大宮が攻め込むが、ファールで終了。瀬川にイエロー。ひとり相撲。14分、ベガルタ、ロングボールから石原が抜け出し、ミドルシュート。コーナーを得る。これは決まらず。

16分、蜂須賀がエリア内侵入、ヘッドで折り返すが、フリーの三田と西村かぶって打てず。19分、大宮は金澤に代え、マルセロ トスカーノを入れる。ひとり元気なマルセロがボールを追ってくる。その前に金沢イエロー。20分、瀬川に侵入されるが、三田が戻っての守備、ゴールキックに抑える。22分、ベガルタのカウンター、中央野津田が、やさしいパスを、右サイドフリーの西村に出すが、トラップが大きく打てず。

24分、大山が2枚目イエローで、退場。大宮10人、自滅。27分、大宮のカウンター、関抑える。その後、ベガルタも攻め、石原が落として、西村シュート打てず、野津田も狙うが、ブロックされる。28分、大宮がカウンター、シュートはブロック。29分、大宮は横谷に代え、長谷川アーリアジャスールを入れる。ベガルタも小林に代わり、菅井が入る。

31分、大宮エリア近くのこぼれ球を、西村がノーステップのシュート、枠外。惜しい。33分、野津田が右サイドから切り返しての、左足強烈シュート、サイドネット。ベガルタはプレッシャーも無く、シュートまでいけるが、決まらない。34分、ベガルタのカウンターー、西村から石原、つながらない。

35分、足首負傷の増嶋に代わり茂木が入り、左WB。菅井がセンターバックに下がり、蜂須賀が右WB。36分、大宮のクロスは流れる。ベガルタ、西村に代えクリスランを入れる。石原がシャドウへ。直後、三田のミドルシュート、キーパ弾くところに、クリスラン詰めるが、もう一歩。37分、大宮奥井が上がってのクロス、関がパンチング。大宮のコーナー、こぼれを放り込まれるが、関。

39分、茂木が仕掛けて、エリア左横すぐ外でフリーキックを得る。角度ないが、茂木が直接狙う。枠外。41分、大宮の江坂?が足攣り。奥埜が伸ばしてやる。42分、大宮エリア左角でフリーキックを得る。奥井にイエロー。三田のキックからこぼれをつなぐベガルタ。混戦からこぼれた球が、中央どフリーに平岡の前にころがるが、キーパーの飛び出しに、シュートは枠外。

44分、また大宮エリア中央やや左すぐ外でフリーキックを得る。茂木のキックは枠外。追加時間は4分間。
大宮の攻めを三田がパスカット、ドリブル前進で上がりを待ち、茂木がエリア内侵入、倒れされるが、ノーファールの判定。その後、大宮がロングボール、流れる。ベガルタがカウンター、石原からクリスランに、ラストパスが通るが、シュートはヒットせず。左コーナーを得るが、決まらず。しかし、そのまま試合終了。


元気のない大宮相手とはいえ、積極的に仕掛けてチャンスを作り、3-0完封で勝ち切った。ニューヒーロー賞で意識したのか、西村が、いつになく堅かったが、次節には吹っ切れるだろう。守備では、早めの潰しで、ピンチの芽を摘んではいたが、サイド攻撃には後手を取ってピンチもあったので、これは要修正である。まあ、チームのいい流れを次につないだ、完勝ゲーム。

シュート数:18-11、CK:5-3、FK:13-9 得点: 増嶋竜也、オウンゴール、三田啓貴 警告:大山=2(退場)、金澤、奥井 主審:福島幸一郎 入場:15,533人(チケット完売なんだけどw)

尚、この試合の復興ライブは、青野美沙稀、富谷田植踊保存会でした。