WE18節:マイナビ仙台 0‐1千葉L、守備健闘、攻撃は不発、5位に後退

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2025/26 WEリーグ 18節 4月5日(日)14:03 マイナビ仙台レディース 0- 1ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ユアテックスタジアム仙台


矢形
(松井)
遠藤   大西
太田 にいな
井上

石坂 西野 三浦 坂井
(里緒) (菊地→篠田)

横堀

今期ホームで初黒星

サブは、清水、高原、佐々木里緒、岩城、篠田、菊地。

千葉Lは、GK田中桃子、DF鈴木菫、箕輪、林、MF山口、大川、小林ひなた、根津、FW稲山、北沢、藤代。ヨミンジ、増田、植本は、ベンチスタート。

レギュラー3人不在でやり繰り

5得点のFW津田がU-20女子アジアカップで不在、SB安倍とMF江崎が怪我の模様で欠場、レギュラー3人を欠く、マイナビ仙台レディース。

マイナビ仙台は、カップ戦を含めると3月からの5試合で、得点も失点も1と、守備の堅さは保っているものの、得点力の課題は、中々解消されないところで、新布陣での活性化が期待された。

この試合では、右ウイングに大西、右SBに坂井、そしてインサイドハーフに佐藤にいなを置く布陣で臨んだ。

しかし、攻守の切り替え、スライドの早さで、自由にプレイさせてくれない苦手の千葉Lの前に、0-1で敗戦。

特に中盤での攻防で、江崎が、今まで如何に効いていたかを実感させられた試合だった。

守備では健闘しているが、攻撃の課題は依然として、持ち越し。

そして、長く保っていた4位から、S広島Rに勝ち点で並ばれ、総得点差で5位へと後退した。



前半、右サイド裏を狙うが不発、山口の一発に泣く

前半、マイナビ仙台は、右サイドの大西を裏に走らせる作戦。

これは相手の左サイド、山口に守備させる狙いもあったかと思うが、思うように嵌らなかった。

坂井からのロングボールや、坂井がハーフスペースに走り込んで、大外の大西と絡ませる狙いは見えたが、急造コンビは今一つな上、千葉Lの寄せの早さ、ゴール前の堅さで、クロスさえなかなか上げられず。

一方、左サイドも遠藤ゆめ、石坂の連動を警戒されて、途中でひっかけられ、スムーズに上がっていけない。

逆に、千葉Lは、守備時は4バックだが、ボールを持つと、マイナビ仙台の右にいるSBの山口がぐいぐい前に上がって、3バックとなる可変システム。さらに、精度の高いクロスを供給する小川、前線でフィジカルのある北沢がゴール前に突っ込んで来るので、やっかい。

再三のピンチを、三浦を中心としたDF陣と、GK横堀のパンチングなどでしのいでいたが、25分、右サイド山口からの巻いたクロスが、北沢の頭をかすめて、直接ゴール、0-1。これが決勝点となってしまった。

前半、唯一のチャンスは、31分、左サイド遠藤ゆめから、パスを受けた太田が左足でのクロス。これを中央につめていた、佐藤にいながダイレクトで合わせたが、キーパー正面。前半はこのシュート1本だけだった。


後半、メンバー・布陣を代え盛り返すが、決定機には至らず

マイナビ仙台は、後半頭から、この試合もうひとつの両サイドバックを交代。坂井に代え菊地、石坂に代え佐々木里緒を入れる。

右SBには前節も務めた佐藤にいなが回り、菊地は右SH、大西と矢形の2トップ気味とする。

この試合で、マイナビ仙台の中で、もっともコンディションが良さそうな大西を、中央背後に走らせる作戦か。矢形は左寄りとなり、遠藤ゆめらとの連携を図る。

これにより、佐々木里緒が起点のロングボールや、前線でのつなぎがスピードアップして、ゴール前まで迫れるようになるが、なかなか決定機までは至らなかった。

それでも33分には、遠藤ゆめのスルーパスに、左サイドを上がった佐々木里緒がクロス。最後は受けた大西が反転シュートを狙うが、バーの上。これがもっともチャンスだった。

36分、後半から入った菊地を再び交代し、篠田を入れる。特に怪我ではなかったようだが、右サイドで、動きはもう一つではあった。コンディション良くないというなら、なぜ入れたのだろう。


一方、千葉Lのカウンターにも、しばしば脅かされ、16分には、稲山の侵入から、最後は小川にシュートを打たれるが、バーに救われる。

38分には、バックパスを攫われて、またも小川に1対1の大ピンチも、GK横堀が体を活かして立ちはだかりブロック、追加点は与えなかった。

AT3分には、ゴール中央45mでフリーキックを得る。

ここで、GK横堀も攻撃参加。佐々木里緒のキックは、集団の中でひときわ高い183cmの横堀に合って、ヘッド!
しかし当たりは弱くキーパー正面。

もし、決まっていたら、チーム通算100点目は、GK横堀となり、誰も予想できなかっただろう。

でも、決まって欲しかった。


太西はコンディション良好、170cm松井デビュー

メンバーやり繰り不発、連携いまいちで、またしても無得点の0-1敗戦。

もやもやが残る試合の中で、大西はひとり好調。

ダッシュの加速も良く、ドリブルで、かわすところまではできてたし、後半FWになっても、可能性は感じた。

さらにもう一段、矢形との連携が高まれば、チームとして点に近づけるのでは。


また、後半40分には、今年昌平高から入った期待の新人、170cmのFW松井美優が、矢形に代わり入り、プロデビュー。

43分には、フィジカルの強さを発揮。

千葉Lのゴール前で、DFを背後に背負い、その圧に押され倒れそうになりながらも、負けずに反転、さあ、シュートだ、というところで笛が吹かれ、FK。完全にボールをコントロールして、前を向いたので、ここは流して欲しかったところ。

まだ出場時間が短く、得意のスピードあるドリブルで裏を抜けるシーンは見られなかったが、千葉Lの時間稼ぎ団子には、体を捻じ込んでボールを掘り出すなど、強さを見せ、今後が期待される。

もっと長い時間プレーさせてみてもいいのでは。




海外移籍予定の廣澤が挨拶

試合終了後、長いリハビリを経て、海外移籍を視野にチームを離脱するという、廣澤真穂選手の明るい挨拶があった。

マイナビでの実働は2年だけだったが、2023-24シーズンは7得点と開花し、エースとして、怪我からの復活が待たれていた。

長いリハビリから回復、即、海外の慣れない環境での挑戦は、簡単な話ではないだろうが、十分準備してきたのだろうから、ともかく、怪我に注意しながら、思う存分プレーして欲しい。

そして、サッカーを続けていれば、また会うこともあるだろう。

がんばって欲しい。



前半
⚽25分、千葉Lの山口のクロスが直接ゴール、0-1。

前半、マイナビ仙台のシュートは1本、千葉Lは5本、

後半
マイナビ仙台、坂井に代え菊地を入れ右SH、石坂に代佐々木里緒を入れる。
IHの佐藤にいなが右SB、大西がFWに回る。

26分、マイナビ仙台、菊地に代え篠田が入る。

28分、千葉L、FW藤代に代え角谷入る。

39分、千葉L、MF根津に代え植本入る。

40分、マイナビ仙台、矢形に代え松井が入る。

45分、千葉L、FW北沢に代えヨミンジ、FW稲山に代えMF増田が入る。

後半、マイナビ仙台のシュートは4本、千葉Lは6本、

シュート数:5-11  CK:5-4  FK: 9-9  得点:(千葉L)山口千尋  警告:なし  主審:荒川里実  入場:1,038人