皇后杯準々決勝:ベガルタ仙台レディース1-1浦和L、10人で追いつくも延長PK戦で惜敗

第39回皇后杯 準々決勝 11月19日(日)14時 マイナビベガルタ仙台レディース1-1(延長0-0PK戦3-5)浦和レッズレディース ユアスタ仙台



安本 ケイト
(井上) 
嘉数 美和

岸川 繭
 (西川)
万屋 北原 坂井 三橋

ブリトニー

サブは、齊藤、鈴木あぐり、千葉、平田、西川、入江、井上。なぜかキーパー控えが二人、ベンチ入り。浦和Lは、安藤、吉良、柴田、猶本、長船、池田スタメン。菅沢、北川、白木ベンチ入り。

前半立ち上がりは、浦和Lに押し込まれていたベガルタだが、20分過ぎから、ワイドな展開で盛り返し、シュートも出始めた。22分にはゴールを決めるが、オフサイド。

後半、佐々木美和に代え、井上投入。
しかし、後半8分で、ケイトがイエロー2枚目で退場となると、16分にフリーキックから、入ったばかりの菅澤にゴールを決められ、先制許す。

それでも、10人のベガルタは、井上をワントップの4-4-1でブロックを作り、守りを固め、体を張って、浦和の追加点を阻む。ただ、攻撃では、やはり、なかなか前に人をかけられず。三橋や万屋の上がりで、時折チャンスを作るも、ラストパスの精度がいまいち。

残り時間も少なくなった43分、佐々木繭に代えて西川を入れワントップ、疲れの見える井上を一列下げる。すると終了直前、攻めあがってPKをゲット。追加時間に入って、安本が決め、土壇場で追いついた。

寒さがつのるスタジアム。延長30分も、ベガルタ仙台レディースは10人で奮闘、チャンスもあったが決めきれず。浦和の猛攻もしのいで、PK戦へ。しかし5人全員が決めた浦和Lに対し、ひとり外し3-5で力尽きた。

前半、互角の展開になった時点で、決めきれなかったのが残念だが、ホームで意地は見せた。
球際での逡巡を改善、ほしい所へタイミング良くパスを出す連携のアップ、当たり負けしないフィジカル(特に前の選手)など、課題は多いが、終盤で、できてきた形を進化させ、上を目指してもらいたい。一年お疲れ様。


シュート数:9-8、CK:3-2、FK:20-19 得点: 安本紗和子=PK (浦和L)菅澤 警告:ケイトリン2(退場)、岸川、北原 (浦和L)猶本 主審:高橋早織 入場:1,413人