WE17節:マイナビ仙台L 0-0 C大阪L、アクシデントを凌ぎ勝ち点1

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2025/26 WEリーグ 17節 3月28日(土)14:03 マイナビ仙台レディース 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ユアテックスタジアム仙台


矢形

遠藤   大西

太田 江崎
(篠田)  .
井上
石坂 西野 三浦 にいな
(里緒)   (坂井)
横堀

佐藤にいな急遽SBで出場、高原久々ベンチ入り

サブは、清水、高原天音、佐々木里緒、坂井、岩城、篠田、菊地。津田、安倍の欠場で、大西、佐藤にいながスタメン。

C大阪Lは、GK山下、DF米田、高和、中谷、四本(ユース)、MF宝田、百濃、宮本、北原、FW脇阪、和田。池田、浅山は、ベンチスタート。

スクランブル事態でスコアレスドロー

マイナビ仙台は、カップ戦のGS敗退を受けて、リーグ戦に集中。

リーグ戦再開の初戦は、リーグ戦9位から巻き返しを図るセレッソ大阪ヤンマーレディースが相手。カップ戦ではNS進出を決め、調子は上々。

ユアスタは、暖かな陽気(スタンドは冷えてたけど)、ベガルタサポの招待企画、復興応援シャツ配布もあって、1,471人の入場。

この試合、女子U-20アジアカップで、マイナビ仙台は、5得点のFW津田が欠場、C大阪Lも、GK名和のほか3得点の田子、新井の3人欠場の試合。

マイナビ仙台は、矢形をワントップに置いて、右トップ下に大西、さらには、安倍の欠場で、右SBにいつもは中盤の佐藤にいなをスタメンで起用。


試合は、前半20分頃までは、マイナビ仙台が、左右にボールを散らし、チャンスを作り、遠藤ゆめのワンタッチミドルなど、決定機を作ったが、その後は、C大阪Lのボランチ宝田や、和田のドリブルからの再三の仕掛けで侵入を許し、防戦に追われた。

後半の決定機は34分の、篠田のドリブルからカットインシュート位で、シュートは散発の5本に留まった。

カウンターなどチャンスもあったのだが、パスの精度を欠き、相手の戻りの早さもあって、シュートまで行けずで、得点無し。

それでも、守備では、シュート9本を浴びたものの、シュートブロックなど、ゴール前で粘り強く体を張るプレー、後半には、相手の若いFW池田を再三オフサイドトラップにかける連携も見せて、失点は許さず、スコアレス・ドロー。勝ち点1は死守した。


ちょっと心配なのは、怪我?で欠場の模様の安倍に続き、後半30分には、怪我に強い江崎まで、足首を捻って、担架で退場したこと。

次節、津田に加え、安倍、江崎の3人のレギュラーを欠いた布陣になりそうなので、控え陣の奮起が望まれる。




右SBの佐藤にいな、大西スタメンで好プレー

津田のU-20女子アジアカップ出場で、大西のスタメンは既定路線だったのだろうが、佐藤にいなの右SBスタメンには驚いた。

アカデミーに詳しい方の話でも、中盤以外をやった事はなかったようで、安倍のアクシデントは、急遽の事だったようだ。

それでも、今期初スタメンの二人のプレーぶりは、落ち着いており、特に大西は、ドリブルのスピードもアップして、球際のキレも良かった。

序盤に相手に右サイド奥まで仕掛けられた。後は、クロスやラストパスの精度が、もう一歩というところ。


佐藤にいなも初めて右SBに入った割りには、落ち着いており、守備の面ではまずまずだったかと思う。

攻撃の面では、急造の右サイドコンビで、思い切った上りとか、大西や、中盤とのパス交換の連係の余地はあるが、少なくとももう一試合同じ状況だとすると、次の試合にも出て、より連携アップした状態になると期待したい。


ワントップ矢形、アンカー井上へのプレッシャー厳しい

マイナビ仙台は、今期の序盤3節まで、矢形ワントップをやっていたが、津田が4節以降ワントップに入ってからの方が、チームの攻撃の型ができていた。

この試合では、久しぶりに、津田欠場で再び矢形ワントップを試みたが、C大阪LのCBが強力で、味方のパスの精度もいまいちで、なかなか彼女にボールが通らず、苦戦。

コーナー10本獲得と、相手陣まで攻め入る事はできていたが、CKの精度、ラストパスのずれなどで、決定機は少なかった。

もう少し、矢形の側にトップ下の二人なり、太田が近い距離でパス交換できるようになれば、いいのではと思うが、模索中の感じ。


もっとも、津田がいても、このところ5試合で得点わずかに1と、相手に研究されている感がある。

勝ち進んでいた時は、アンカー井上からいいタイミングでスルーパスを出せたが、このところ、がっちりマークされ、いいタイミングでパスを出させてもらえない。

それではと、太田、江崎が動き回って、フォローやパス出しをするのだが、こちらも以前のように楽につながさせて貰えず、さらに上を目指すためには、攻撃面で、さらなる工夫が必要そう。

また、江崎の足首の具合は分からないが、次節は多分いないだろうから、いつもは終盤にやっている、太田と井上のWボランチで、出所を多くして、始めから試してみる価値はあるかも。


シュート9本浴び、再三の和田の仕掛けにも、守り通す

守備では、前半20分過ぎから、C大阪Lの間、間のパスと、左サイドからの、長身和田の執拗なドリブルの仕掛けに苦しんだ。

特に和田は、切り返しの深いフェイント、体をうまく使ったドリブルで、1対1をやすやすとかわし、フリーでペナ内侵入。

さらにフィジカルのある宝田が、ごりごりとペナ内に入ってくるので、やっかいだった。

コーナーは9本与え、相手には長身選手も多かったので、厳しかった。

それでも、人数をかけて、パスコースの限定、シュートブロックと、体を張った集中した守り、横堀のパンチングなどで凌いで、無失点。これは今期の成果。


控え陣の奮起を

アクシデントもあって、固定スタメンだけでは回らない状況になったので、いよいよチャンスを待っていた控え陣の出番。

篠田をはじめ、サブ入りしているが出番が少ない菊地、開幕戦以来のメンバー入りの高原、練習では好調という廣澤、その他、チャンスを伺っている選手には、今こそ出て来て貰いたい。

リーグ戦、残り5試合となったが、それぞれの選手に爪痕を残してもらい、できるだけトップ3に近づき、来期にもつなげて欲しい。




前半
マイナビ仙台は津田、安倍が欠場により、矢形ワントップ、トップ下右に大西、右SBに佐藤にいながスタメン出場。でいつもの4-1-2-3。C大阪Lは、宝田をボランチに置いた4-4-2か。

前半のシュートはマイナビ2本、C大阪L6本。


後半
C大阪L、北原に代え16歳のFW池田(ユース)入る。

16分、マイナビ仙台、石坂に代え佐々木里緒入る。

23分、マイナビ仙台、遠藤ゆめにイエロー。

30分、マイナビ仙台、怪我の江崎に代え篠田が入る、左トップ下。遠藤ゆめがインサイドハーフ。

38分、マイナビ仙台、佐藤にいなに代わり坂井が入る。
C大阪L、後半入ったFW池田に代わり浅山が入る。



シュート数: 5-9 CK: 10-9 FK: 11-6  得点:なし  警告:遠藤ゆめ  主審:兼松春奈  入場:1,471人