8節:ベガルタ仙台 0‐0(PK11-10)秋田、得点ならず、PK戦林の3ストップで勝利

J2・J3百年構想リーグ 第8節 3月29日 (日)14:03 ベガルタ仙台 0-0(PK11-10)ブラウブリッツ秋田 ソユーススタジアム


荒木 岩渕
(安野) (心)

石井 相良 杉山 髙田
(南) (松井)(鎌田)   .
武田

マテウス 菅田 井上

14本のPK戦を勝ち8連勝

サブは、髙橋一平、五十嵐、奥山、松井、鎌田、南、小林心、梅木、安野。

秋田は、GK山田、DF高橋秀典、飯泉、岡崎、長井、MF諸岡、土井、中野、吉岡、FW佐藤大樹、佐川。鈴木翔大、梅田、半田、才藤、大石、水谷は、ベンチスタート。

今節は、アウエーで、山形、八戸、栃木SCに3試合連続完封勝利と好調の秋田と対戦。

前半序盤は、ベガルタは岩渕がらみの連動でチャンスを掴んだが、次第に、秋田の鋭い寄せと、ファールぎりぎりの当たりに苦戦。それでも、ゴール前での守備では、ベガルタの強力3バックも強さを見せ無失点。

後半、秋田の寄せが緩んでくると、カウンターからのワンタッチパス交換や、裏抜けで、決定機につながるチャンスも何度かあったが、起点のパスの精度や、トラップミスなどで、決め切れず、スコアレスでPK戦へ。

PK戦は、両チームGKがPKストップを見せて、14人目まで縺れる接戦となったが、3度のピンチを林が止めて、逆王手。最後は秋田の選手が、重圧に耐えきれずふかして、PK戦勝利、勝ち点2をゲット。8戦全勝で首位をキープした。


長身選手を前に置かない選択

圧縮の守備での強烈なプレスと、空中戦の強さを誇る秋田に対して、怪我人のせいもあるのだろうが、敢えて、前に高身長の選手を入れず、岩渕を中心に地上戦での突破を狙い、相良、荒木を含めた、コンビネーションの覚醒を待つ試合だったと思う。

また、この試合では、不動のレギュラーのWB五十嵐を休ませて、髙田の右WBも試した。

前半の短い時間だったが、髙田に荒木と岩渕が絡んで、面白い攻撃も見れた。

また、最後、南を左WBに入れたのは、石井の疲労度もあろうが、安野へのホットラインでのゴール狙いと、スコアレスでも、PK戦を経験させるためだったのではないかと思う。


夏以降の本番での昇格、J1での定着を狙う時、チーム力をアップのために、特別リーグの期間で何をすべきなのか。

それについて、得点が増えていかないので、早く"型を作れ"という意見もひとつあると思う。が、今は選手個々の可能性を引き出しながら、チーム力も拡げてアップする時期と、考えているのではないか。


秋田の強烈なプレスも、後半には緩み

それにしても、秋田のガチムチ攻撃は、一段と激しさを増していた。

その上、ベガルタが4枚のカードを貰ったのに対し、秋田の首への肘打ち、背後からのファールまがいのプレーとか、足裏見せての腿へのキックなど、危険なプレーにカードを出してくれないので、ベガルタの選手もヒートアップせざるを得なくなったが、良く抑えたと思う。

もっとも、ベガルタの選手も、フィジカルでは粘り強くなり、球際で簡単には奪われないので、秋田の選手も、いままでの3試合とは違うぞ、と感じだと思う。

コーナーや、ゴール前でのクロスでピンチもあったが、BOX内でのヘディングには、しっかりと寄せたし、終了直前のミドルには松井がバランスを崩させるなど、シュート6本は打たれたが、決定的なシーンは、前半のCKからの1本くらいだったと思う。

ベガルタの攻撃では、武田のサイドチェンジが効いていた前半20分過ぎ以降は、耐える時間になったが、後半、秋田のプレスも緩んできた時は、前線の選手が動き出しており、1対1とか抜け出すチャンスが何回かあった。

これを如何にシュートまで持っていくか。

ラストパスの精度、スピードに乗った攻撃をやりきるまでは、課題ががあるのは確か。


ベガルタの決定機

最初の決定機は、前半7分、髙田のパスに右サイドを抜けだした岩渕が、BOX内侵入、切り返しから左足でのシュート、角度がなかったが、惜しいシュート。

岩渕は、相手のミスも誘発して、17分にも、相手のバックパスを蹴ろうとしたGKに詰めて、ヒップアタックでボールがゴール方向へ、わずかに外。

19分には、杉山からパスを受けた相良が、中央ドリブルから、ミドルシュート、バーの上。

後半17分には、カウンターから、ワンタッチでパスをつなぎ、最後は右サイドで受けた杉山が切り返しでひとりかわすと、カットインからの左足でミドルシュート、巻いてファーを狙ったが、わずかに外。


安野、ゴールまであと一歩

後半38分からの登場と、時間は短かったが、安野がゴールあと一歩まで迫った。

43分、右からの武田の絶妙の浮き球パスを、安野は、中央でDFをかわして受けた、ところでトラップがずれ惜しいプレー。トラップが決まっていれば、どフリーのチャンスだったが、あと一歩。

さらに44分、今度は南からパスを受けて、左45度からの仕掛け、足を掛けられ、BOXすぐ外でFKゲット。

武田のFKは枠外だったが、安野がチャンスメークした。

本当に、ゴールあと一歩まで、日に日に近づいている。

30日のグルージャ盛岡との練習試合でも、また得点してアピール。

何とか、早く初日が出て欲しいものだ。


最後はPK戦の神"林"と、ベガサポの圧で勝ち点2

そして、またしてもPK戦で、GK林が見せる。

俺的には、PKは枠内に蹴れば、"失敗"とは思わない。止めたのはGKの読みが上回ったという事。

今回は、何と14人目まで、二回りする大接戦。


今回は、コイントスで菅田がベガルタサポ側を取ったとの事。キック順はベガルタが先。

しかし、1本目の菅田のPKは、枠内も、GK山田にストップされいきなりビハインド。

それでも、3本目の秋田岡崎のキックを、林が読んでストップ!タイに戻す。

4本目、安野のキックは枠内だったが、山田に止められ、5本目の南はきっちり決め、ここまで3対3。

5本目の秋田が決めれば敗戦だったが、またまた、ここで、林が諸岡を止め3-3のまま、サドンデスへ。


11本目、GK林が自分でキックを決め、12本目の菅田は、止められた1回目と同じ方向に決める、強心臓ぶり。

13本目、1回目は豪快に決めた武田が、バーに当ててしまい、またも絶対絶命。

しかし、秋田の13本目、エース佐藤大樹の枠内キックを、またまたまた、林が止める。凄すぎ!

14本目、小林心が決め切ると、1本目にも止められていた秋田の岡崎は、枠外にふかしてしまい、ベガルタの勝利。

まあ、バッジョでもW杯でふかしたから、気にするなw

秋田のGK山田も素晴らしかったが、われらが"神"GK林が、3本ストップの守護神ぶりと、オーラで上回った。

そして、ゴール裏のベガサポも、秋田のキッカーには、大いに圧になった事だろう。


前半

25分、ベガルタ、井上にイエロー。

39分、ベガルタ、荒木にイエロー(シミレーション)。

前半、ベガルタのシュートは5本、秋田は4本。


後半

2分、秋田の吉岡にイエロー。

8分、ベガルタ、杉山にイエロー。杉山、次節出場停止。

11分、秋田、吉岡に代え梅田が入る。

21分、秋田、佐川に川鈴木翔大、中野に代え大石入る。

23分、ベガルタ、杉山に代え鎌田、岩渕に代え小林心が針生。鎌田がアンカー。武田がIH。

27分、ベガルタ、髙田にイエロー。

37分、秋田、飯泉に代え才藤、土井に代え水谷に入る。

38分、ベガルタ、荒木に代え安野、相良に代え松井が入る。松井アンカー、鎌田が前か。

44分、ベガルタ、石井に代え、南が入る。

後半、ベガルタのシュートは4本、秋田は2本。

PK戦は、14人が蹴り、11-10でベガルタの勝利。

ベガルタ、秋田の順でキック

  1. × 菅田    梅田 ○
  2. ○ 武田    佐藤大樹 ○
  3. ○ 小林 心  岡﨑 ×
  4. × 安野    鈴木翔大 ○
  5. ○ 南     諸岡 ×
  6. ○髙田    長井 ○
  7. ○鎌田    才藤 ○
  8. ○松井    大石 ○
  9. ○マテウス  水谷 ○
  10. ○ 井上    高橋秀典 ○
  11. ○ 林     山田 ○ (GK同士のキック)
  12. ○ 菅田    梅田 ○ (ここから2巡目)
  13. × 武田    佐藤大樹 ×
  14. ○ 小林 心  岡﨑×  


シュート数:9-6  CK: 4-3 FK: 20-16  得点:なし PK戦11-10  警告:井上、荒木、杉山、髙田 (秋田)吉岡  主審:椎野大地  入場:6,079人