23節:対新潟2-1、終盤、石原、三田のゴールで逆転勝ち

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2017J1 23節 2017年8月19日(土)19:00 ベガルタ仙台2-1ルビレックス新潟 デンカビックスワンスタジアム


石原
西村 奥埜
 (野津田)
中野  古林
  (蜂須賀)
三田 富田
 (クリスラン)
増嶋 大岩 椎橋

シュミット

サブは、 関、増嶋、蜂須賀、ヴィニシウス、梁、野津田、クリスラン。新潟はタンキ、山崎、矢野、富澤スタメン。富山、ホニ、小川はベンチスタート。

前半、サイドを中心とした新潟の圧力の前に、防戦一方だったベガルタは、コーナーのこぼれから、24分タンキに決められたが、後半はうって代わってボールに詰めて、交代投入の野津田、クリスランが効いて、36分、39分に石原、三田がゴールを決め逆転勝ち。連勝。

スタメン前節同じ。ヴィニーに加え、広島戦には、契約で出られなかった野津田がベンチ入り。
最下位ながら2万人を集める新潟サポ。ベガサポも1500人と多め。

前半。
試合前、画面からはベガルタサポのチャントが響く。1分、奥埜が右からクロス、中央合わず。2分、新潟が右からのクロス、クリアしカウンター、つながらず。以降、新潟が、前へ前へと圧をかけ、ボールを支配続け、両サイドを上がってくる。ベガルタは5バックのまま。3分、中野から西村、もう一歩。前との距離が遠い。4分、新潟はクロスを入れるが、ファールで終了。

その後、右奥35mでフリーキックを得る。さらに左コーナー、2本続けるが、シュート無し。8分、西村がワンタッチでクロス、ファーの古林もう一歩。9分、新潟のカウンター、山崎の折り返しに、加藤のシュート、大岩触ってコーナー与える。これはしのぐ。10分、矢野のオーバーヘッドのシュート、枠外。11分、チアゴがパスカットから、ミドルシュート、枠外。ベガルタ防戦一方。

13分、山崎のミドルシュート、さらにチアゴのオーバーヘッド、シュミット正面。15分、ようやくベガルタ、スローインで右サイドを前進していくが、つながらず。16分、新潟の右コーナー、これは流れる。17分、山崎が中央からワンバンシュート、シュミット弾くいて、詰められるが抑える。スリッピーなピッチを利用した嫌らしいシュート。

19分、奥埜がいったんチアゴを止めるが、取り返されて、ゴール前でつなげられるが、しのぐ。22分、ベガルタゴール前、タンキと大岩が1対1の競り合い、なんとかクリア。その後、新潟のコーナー、タンキのシュートはヒットせず、こぼれを再び右から上げられ、左でフリーのタンキがジャンピングボレー、コーナーの守備でゴール内にいた富田がクリアし切れず。ゴールの認定で先制許す。

ゾーンで守った時の、こぼれへの寄せが遅くなる癖は改善せず。新潟は4試合ぶりの得点。ホームで盛り上がる。その後、ベガルタも時折、前へボール送るが、孤立して収まらず、つながらない。30分、矢野の右からのロングパス、クリア。31分、新潟がまた右コーナー。クリアからカウンターも、小泉にファールで止められる。小泉にイエロー。

その後、堀米がドリブルで持ち上がりシュート、枠外。新潟サイドバックまで生き生き。33分、チアゴのミドルは決まらず。34分、ベガルタが、フリーキックのクイックスタートからつなげようとするが、逆に新潟のカウンター、大岩がクリア。35分、磯村のシュート、枠外。38分、ベガルタがボール回すが、シュートまでいけない。40分にも回すが、シュート無し。パススピードも動き出しも遅い。

41分、西村がカウンターから、ひとりでドリブルキープ、しかしフォローなく囲まれ、ファールで終了。43分、サイドバック堀米にえぐられ、クロスを入れられる。コーナーを与える。こぼれをDF小泉にシュートされるが、枠外。追加時間は2分間。
ベガルタ、ゴールキックから中野がクロス、古林がダイクレトで中央折り返し、フリーの奥埜が狙い済ましてのシュートも、新潟の壁に当たり弾かれる。しかし、ようやく形ができた。

結局、前半は0-1で終了。記録上は、前半ベガルタのシュートは無し。

後半。
開始早々、左ライン際40mのフリーキックを得る。つないで中野がクロス、右に流れる。新潟は、前線が疲れ、引き気味で1点を守ろうしたこともあり、ベガルタは前に出てボールをつなぐ。

4分、中野が裏に出し、石原走り込んで左からクロス、右で西村つないで、こぼれを左足で狙うが、打ち切れず。5分にも、ベガルタ上がってクロスも弾かれる。7分、ベガルタが新潟ゴール前でボールを回すが、足元、足元で次につながらない。9分にもベガルタがボール回すが打てず。10分、新潟のチアゴが倒れて一時ピッチ外。

10分、ベガルタ古林に代え蜂須賀入る。きょうの古林、平岡と連携いまいち、いいクロスもあったが、えぐりが無く、シュートにはあまりつながらなかった。12分、右サイド奥35mのフリーキック得るがクリアされる。14分、ベガルタが回し、中野のクロスはキーパー。高さ不足。15分、新潟がベガルタゴール中央35mのフリーキック。さらに右コーナー、これはしのぐ。

19分、蜂須賀のクロスから、中野が折り返し、しかし中央では打てず。20分、奥埜に代わり野津田が入る。その後、三田が仕掛け、新潟エリアすぐ外、アーク付近でフリーキックを得る。三田のキックは壁。23分、新潟はガス欠のタンキに代え、鳥栖から移籍の富山が入る。

24分、ベガルタがカウンター、縦にシンプルにつなぎ、西村がスルーパス、走り込んだ野津田が、中央でDFと競りながらシュート、枠外。27分、新潟がボール回すが、守る。29分、西村から右の石原へのスルーパス、流れる。その後、新潟のカウンター、富山にエリア内侵入され、シュートを許すが、シュミットがセーブ。

31分、中野から富田へのパス、富田がミドルシュート狙うが、枠外。32分、新潟がつないで、チアゴのシュート、枠外。ここで富田が、着地で内転筋?やったか、足を痛めて担架で退場。当初、三田と交代予定していたクリスランが、富田に代わり入り、ワントップへ。石原がシャドウに回り、野津田がボランチに下がる。

34分、野津田がロングシュート、枠外。35分、新潟が左サイドバックの堀米に代え、CBのソンジュフンを入れる。これで新潟DF陣が一時混乱。36分、三田から、左のクリスランへロングパス。クリスラン、DFを背にしながらワントラップで遠いところへボールをキープ、えぐりながら反転クロス、キーパー飛び出てパンチング、こぼれを中央詰めていた石原が、押し込み、ゴール!1-1同点。石原は今季5点目。

新潟の混乱に乗じて、連携が決まって、後半押し込んでいたベガルタが、ようやく追いつく。37分、新潟がベガルタエリア右奥35mのフリーキック。これをしのいで、ベガルタがカウンター、西村上がるがファール。39分、右サイドから石原がつないで三田へ。フリーだった三田、ワントラップからの枠内シュート、新潟DFに当たり、コースが変わってゴール、2-1、ついに逆転。攻撃への姿勢がつながった。三田は今季2点目。

41分にも、石原からクリスランへ、もう一歩。42分、新潟は山崎に代えホニを入れるが、時すでに遅し。43分、新潟が中央やや右にフリーキック。こぼれをクロスからシュートされるが枠外。44分、ベガルタが左サイドでキープ気味にボールを運ぶ。西村がコーナー付近でボールをキープして時間を使う。

追完時間は5分。ベガルタは時間を使う。新潟はなかなかゲインできず、焦ったプレー。結局、そのまま試合終了。

前半は、あまりに引き過ぎて、攻撃に腰が引け、前が孤立して、記録上はシュート無し(見た目には、終了直前に崩して、奥埜のシュートはあった)。両サイドをやられっぱなしとなったので、要修正ではある。

後半、相手が出てこなくなった事もあり、前に出て、中野の左サイドを中心に、何度も仕掛け、最後はクリスラン、野津田投入でチャンスを作って逆転勝ち。全体にあまりいい内容とは言い難いが、敵失を逃さず、連携で2点取って勝ったことで、次の試合につながるだろう。

怪我で途中退場の富田は、鼠径部あたりを抑えていて、状態が気になるが、ボランチは奥埜、そして野津田もできるので、チーム一丸で、さらに勝利を重ねたいところである。次の札幌アウエー戦も勝ち点3を!

シュート数:6-11、CK:2-6、FK:14-10 得点:石原直樹、三田啓貴  警告:(新潟)小泉 主審:福島孝一郎 入場:21,011人