01節:対札幌、1-0、永戸、三田躍動、石原ゴールで快勝

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2017J1 1節 2017年2月25日(土)14:00 ベガルタ仙台1-0北海道コンサドーレ札幌 ユアスタ仙台



石原
梁  奥埜
(西村)  
永戸   菅井
(増嶋)(蜂須賀)
三田 富田
  
石川 平岡 大岩
  

サブは、シュミットダニエル、増嶋、蜂須賀、茂木、藤村、西村、平山。札幌は、都倉ワントップ、ジュリーニョ、宮澤、キムミンテ、福森がスタメン、内山、兵藤ベンチスタート、金園は欠場。

ベガルタは、新人即スタメンの永戸、三田が積極的に動きチャンスメーク、ワントップ石原が攻守にベテランの味を出し、後半39分には、三田のシュートのこぼれを、おされゴールで押し込んで決勝点。平山も温存で勝ち切った。

守備では、右サイドを突破される事もあったが、中央を締め、楽にはシュートさせず。また、カバーリングもまずまずで完封。

札幌が硬かった面を除いても、粗削りながら、今後が期待できる3バックの初戦。
それにしても、ルーキー永戸が落ち着いたボールさばき、タイミングのクロス、シュートも狙い、ロングスローまで披露して、スタメン定着確定か。
ゴールを決めた石原は、要所のプレス、危険な時間帯では自陣での守備、そして決勝点は抑えたシュートで決めて、さすが。


この時期としては、普通の気温とはいえ、風が冷たい2月のユアスタ。試合前には、晴れた空から小雪もちらつき始める。
それにしても、去年の11月から随分と空いて、例年以上の待ち遠しい開幕だった。それに今年は、ベガルタ初の開幕3バックも気になる。。

前半。
札幌も3バックの相四つ。札幌は慎重で、5バック気味。開始30秒、札幌ゴール前に、なだれ込んだベガルタ、混戦から、梁が中央からシュートも、ヒットせず枠外。札幌、緊張からか動きが硬い。

2分、攻め込んだベガルタが、左からルーキー永戸のロングスロー。いい感じ飛んで、コーナーを得る。左コーナーは梁が蹴る、こぼれをミドルシュート、枠外。3分、札幌がカウンター、ベガルタ右サイドをえぐってのクロス、ヘッドは枠外。これは要注意。
6分にもエリア内に侵入され、コーナーを与える。都倉のヘッドは、関の正面。

8分、ベガルタがカウンター、奥埜がドリブルでキープ、シュート性のクロスはキーパー。10分、札幌が回すが、クロスは流れる。11分、また右から札幌ジュリーニョのクロス、関抑える。13分、三田のクロスを、上がっていた富田スルー、永戸がセンタリングも、中央合わず。16分、三田の左からクロスに、石原がダイビング・ヘッド、枠外。

17分、キムミンテにイエロー。19分、ベガルタが攻勢、梁のクロスから混戦、キーパーが飛び出て空いたゴール、最後は石原シュートも枠外。23分、右コーナーを得る。三田のキックのこぼれ、クロスを入れるが枠外。26分、ベガルタがセカンドを拾い続けて、連続攻撃、しかし、単調な攻めで、なかなかシュートまで持っていけない。

27分、札幌がスローインからクロスを入れるが、流れる。要所でのミスが目立つ札幌。28分、左から奥埜のクロスに、ファーサイド菅井が上がってきてヘッドを狙うが、クリアされる。ようやく菅井の見せ場。その後、守りを固める札幌と、なかなか崩しきれないベガルタで、膠着状態続く。

34分、永戸のロングスロー、こぼれを拾った三田がクロス、残っていた平岡がフリーでヘッド、枠外。37分、石原が後ろから相手ボールを奪ってつなぎ、最後は永戸?のシュート、キーパー弾き、コーナーを得る。シュートは無し。42分、札幌のミドルシュート、枠外。追加時間、札幌のクロスに、都倉が関にぶちかまし、キーパーチャージ。

前半から、ベガルタがボールを持つが、決定機は決めきれず、スコアレスで前半終了。

後半。
2分、札幌クのキックがミスで、ゴール前の石原にプレゼントボール、1対1だったか詰められ、決め切れず。5分、奥埜?のロングシュートがブレ球だったか、キーパー弾き、フリーの梁の前にころがるが、決めきれず。チャンスを連続で失い、嫌なムード。

7分、永戸のクロス、クリアされる。10分、永戸が詰められスローインを自陣で与えるが、シュートはさせない。13分、札幌は、DF菊池に代え兵藤が入り、ボランチへ。中央でタメを作り始める。また、前半は、ベガルタの右にいたジュリーニョが左に回っている。14分、ベガルタ陣中央でパスを受けた都倉が、反転、意表をつくミドルシュート、枠外だったが、要注意。

16分、札幌エリア、中央30mの絶好の位置でフリーキックを得る。キッカーは三田。ミスキックとなり枠外。その後、ベガルタは、なかなか侵入できず、遠目でパスを回す時間。20分、こぼれ球をジュリーニョにシュートされるが、枠外。21分、ベガルタエリア右角でフリーキックを与える。これは壁に当たる。

24分、梁に代え西村が入る。25分、右奥40mでフリーキックを得てつなげるが、シュート無し。26分、ベガルタエリア右奥30mで札幌がフリーキック。これは石原がクリア。28分、今度はベガルタが、札幌エリア左角30mのフリーキックを得るが、シュート無し。29分、三田が右足でのミドルシュート、コーナーを得る。ここで、菅井に代わり蜂須賀が入る。シュート無し。

31分にも、右奥35mでフリーキック、こぼれをミドルシュート、枠外。その後、蜂須賀がチャージしてボールを奪い、クロス、こぼれにはもう一歩。34分、左コーナー。その後、永戸のシュート、キーパー。そして、38分、三田が攻撃参加、中央やや左からシュート、キーパー弾くところ、石原が、右足インサイドで振り切らず、うまく力を抜きながらのグラウンダーのシュートを決め、先制!石原らしいゴールで、欲しかった点が入った。

これで、点が入る前に用意していた、平山の交代を取りやめるベガルタベンチ。39分、西村がドリブル前進、札幌の石井がイエロー。ベガルタは守備固めながら、ボールを運ぶ。41分、札幌は深井からエース内村に代える。42分、札幌のコーナー。決まらず。さらに札幌はマセードに代え上原を入れる。ベガルタは守備固め。

44分、永戸に代え増嶋入り、センターバック。石川が左WBに回る。札幌の放り込みを予測良く、弾き返す増嶋。追加時間は4分間。ベガルタはボールを持っても、ドリブルで運び、時間を使う。92分、札幌が右奥30mのフリーキックも、決まらず。
そのまま試合終了、ベガルタが、2017シーズン開幕で、まず一勝を挙げた。


サイド・チェンジなど相手を動かす攻撃(岩本テル氏の受け売りw)が欲しかったり、守備では、WBの裏をスピードある選手に抜けられないようにする、課題などあったが、まずは勝利での発進で、次に進める。

新加入即スタメンの永戸は、1対1でもびびらずにキープ、クロスの精度も高く、右足もかなり使える。さらにロングスローもいい球筋。さらに動き出しや、守備での位置取りなど、磨き上げてほしい。中野が戻ったら、左永戸、右中野も面白いと思う。

石原は、攻守に顔を出し、三田とのコンビも出来上がっていて、頼もしい。ゴールも、ブランクがあったとは思えない、技ありシュートで、今後ともチームを牽引してほしいところ。平山は一回お休みだが、ベンチ入りできているので、次に。スクランブル時には、石原をシャドウにして平山投入もあるだろう。


シュート数:12-7、CK:5-2、FK:16-11 得点:石原直樹 警告:(札幌)キムミンテ、石井  主審:岡部拓人 入場:17,230人


さて、開幕とあって試合前にセレモニー。
奥山恵美子市長は、例によって、「一に勝利、二に勝利・・・」だったが、知事は、あろうことか、コンササポに向けて「・・・ベガルタも応援して下さい」と笑顔で挑発wこれには、こっちもびっくり。宮城米と一緒に、という意味だったのだろうけど、やるねw

この日の復興ライブ八神純子さんは、試合前に2曲、キックオフ前の国家斉唱、ハーフタイムにも1曲と、なんちゃってシンガーとは次元の違う鍛え上げた歌声で、ベガルタを勝利に導いて頂きましたw

またJリーグ肝煎りの、「VEGALTA FREE Wi-Fi」も始まりましたが、寒くて手がかじかんで、あまり使わなかったです。感想は他の方に。
復興LEDビジョンは、メイン側とか中継でないと見れないので、分からない。イレブンライトは点滅したの?これもゴールに興奮して、上を見上げる余裕はありませんでした。ナイトゲームなら映えるでしょう。