12節:対大宮0-1、決定機あるも大宮の堅守破れず

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2016J1 1st 12節 2016年5月14日(土)14:00 ベガルタ仙台0-1大宮アルディージャ ユアスタ仙台



野沢  ハモン 
(ウイルソン) 
梁  金久保
  (奥埜)
三田 富田
(水野)  
石川 渡部 大岩 蜂須賀

六反

サブは、関、平岡、二見、藤村、水野、奥埜、ウイルソン。FWは、ムルジャ、家長、岩上、和田スタメン。ペチュニク、江坂、泉澤はベンチスタート。

家長を中心に攻めてくる大宮に対し、囲んだり、前からプレスでしのぐベガルタ。時折裏を取られるが、なんとか守る。攻めではカウンターで、ハモン、金久保が決定機も、あと一歩届かず。すると後半16分、ベガルタ左サイドから精度の高いクロスを入れられ、ムルジャの後ろにいた家長のフリーで決められ、失点。


その後は、守りを固めた大宮をなかなか崩せず、そのまま試合終了。連勝は、またもお預けとなった。互角な展開でも勝ち点1すら取れず、他チームのとの兼ね合いで、暫定14位とはなるが、厳しい試合は続く。次節アウエー湘南戦は、勝ち点3必須。


前半。
序盤ベガルタはロングボール攻撃。2分、蜂須賀から裏への金久保のパス、もう一歩。3分、大宮スローインからクロスをシュート、枠外。5分、大宮がベガルタエリア左35mのフリーキック。キッカーは横谷。こぼれ球を、岩上にダイレクトにシュートされるが枠外。6分、金久保がパスカットしつないで、梁が左足でシュート、DFに当たり枠内へ、キーパー。7分、家長が頭でパス、裏にフリーで出たムルジャ、トラップミスで助かる。

8分、大宮が右奥35mのフリーキック。しのぐ。9分、大宮がつないで、シュート、石川がぎりぎりクリア。10分、岩上のロングスロー、フリックされるが、クリア。12分、金久保へ縦のロングボール、もう一歩。13分、大宮のクロスがゴール方向へ、六反キャッチ、キーパーチャージ。14分、ベガルタが、大宮陣で細かくつないで、最後は金久保が左足シュート、ヒットせず。その後、家長のクロスを打たれるが、流れる。このあたりまで持たれても、家長に圧をかけていた。

17分、六反のGKからハモンの落とし、金久保打ちに行くがファール。19分、ベガルタがボールを回すが、シュート打てずに逆にカウンターを受ける、三田がチェック。21分、梁からハモンへのパス、カットされる。その後、攻められるがカウンター、ハモンがドリブル前進、野沢に当ててワンツーで、裏に抜けどフリー、トラップ大きくなってシュートできず。惜しい。23分、大宮のミドルシュート、ヒットせず。24分、左ライン際フリーキックを得る35m。野沢のキックはキーパー。その後、大宮の速攻、クロスはミス。

28分、ベガルタがパスを何本もつなぐが、なかなか突破できず。最後は石川がクロス、キーパー。29分、ムルジャにラインの裏を取られ、パスに飛び込まれるが、シュートは枠外。31分、左サイド奥井につかれるが、梁がプレス。大宮のコーナー。河本のヘッドは枠外。34分、大宮のクロス、ゴール方向、六反がワンハンドでパンチング。35分、家長のクロス、六反。36分、蜂須賀のクロス、詰めていた梁の頭上を通過。大宮のカウンターは、三田が阻止。

その後、家長がグラウンダーでのセンタリング、六反。40分、大宮陣で回すが、シュート打てず。42分、ハモンが左サイドを上がって、速いクロス。スローインから野沢のクロスはキーパー。44分、カウンターから、野沢のパスを受けた梁が、左45度の得意の位置から、早いタイミングでシュート、枠外。惜しい。45分、ムルジャに持ち込まれそうになるが、渡部が寄せてマイボールにする。AT、ハモンと大宮のCB菊地が交錯、もみ合って、両者にイエロー。前半は、ベガルタがカウンターなどでチャンスがありながら、決めきれず、スコアレスで終了。

後半。
開始46秒、左サイドを駆け上がったハモンの高速クロス、右サイドからフリーで飛びこんだ金久保、ダイレクトのシュートは枠外。2分、左からまたハモンのクロス、これは流れる。4分、大宮の右サイド、ワンツーで三田が侵入、倒されるがノーファールの判定。5分、大宮が回して、クロス、横谷がフリーでヘッド、枠外。危ない。6分、梁のパスに裏に抜けた野沢、DFに寄せられる。

7分、裏を取るが、大宮に寄せられる。8分、大宮が菊地に代え山越を入れる。9分、カウンター、三田から蜂須賀、クロスはキーパー。12分、ハモンが胸で落とし、野沢がクロス、さらに反対サイドから金久保がクロスを入れるが、シュートにつながらず。14分、大宮のコーナー。こぼれ球を、またほうり込まれるが、六反。16分、大宮のカウンター、中央から左サイドに振られ、梁が付き切れず、クロス。中央ムルジャは大岩が潰すが、後ろの家長がどフリー、右足ボレーで叩きこまれ、先制許す、0-1。攻撃で上がっていた裏のスペースを突かれた。クロスの精度が高かった。

18分、左40mのフリーキック、クリアされる。19分、三田がボールを奪われそうになり、ファールでイエロー。20分、左からハモン、右から蜂須賀がクロスを入れるが、シュートは打てず。21分、金久保に代え奥埜を入れる。22分、蜂須賀の大きなサイドチェンジ、右から石川上がるも、パスミスで終わる。24分、ベガルタ左サイド際から大宮のフリーキック。35m。これはしのぐ。その後、大宮が引き気味で守りを固め、ベガルタはボールは持てるものの、突破できない展開。

30分、蜂須賀のクロス、梁がヘッド、枠外。ここで三田に代わり水野が入る。水野が右サイド、奥埜が左に回る。梁ボランチ。31分、大宮のミドルシュート、枠外。34分、水野のノールックパス、野沢トラップできず。その後、ゴール前に詰めた石川がシュート2本、いずれもDFに弾き返される。35分、水野?のバックパスをムルジャに攫われて、フリーで抜け出されるがシュートは枠外。危ない。反撃ムードの中、集中切れでリズムが狂う。

36分、野沢に代えウイルソンが入る。大宮もムルジャに代え江坂が入る。37分、水野がワンタッチで奥埜に出し、放り込み、決まらず。38分、大宮は岩上に代え、横山を入れる。40分、奥埜の落としから、ハモンがワントラップ、即ミドルシュート、枠外。43分、ウイルソンから蜂須賀、クロス。44分、蜂須賀がミドルシュート、枠外。追加時間は4分。ハーフ付近から水野のフリーキック、ハモンが折り返すが、キーパー。ここから、CB渡部が前線に留まるパワープレー。

2分、右奥35mでのフリーキック。水野キック、決まらず。さらに左から、今度は、水野のロングスロー。コーナーを得る。クリアされ、また水野のロングスロー、打ち切れず。結局、チャンスがありながら、枠内シュートがほとんどなく、0-1で敗戦。


攻撃の形はできていても、ラストパスの精度の違い、シュートへの人数、精度の違いが出た。また、ゲーム終盤で、攻撃ムードに水を差す、守備での集中切れも気になった。先制されると1分6敗。ビハインドを跳ね返すために、交代要員には、元気のいい選手を入れたいのだが、若手も元気が無いのだろうか?

シュート数:10-8、CK:1-2、FK:16-17 得点:(大宮)家長  警告:ハモンロペス、三田(大宮)菊池  主審:福島孝一郎 入場:12,892人

尚、この試合では岩沼、仙台一高サッカー部出身、新日本プロレスの田口隆祐選手が、復興ライブと始球式を行った。大宮アルディージャマスコット「アルディ」「ミーヤ」来場記念コラボ企画もあり。