09節:対広島0-2、スピードに対応できず、4連敗

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J1 2015年5月2日(土)16:00 ベガルタ仙台0-2サンフレッチェ広島 エディオンスタジアム広島



ウイルソン 金園

梁  奥埜
  (野沢)
武井  富田
(茂木)   
石川 渡部 鎌田 菅井
      (多々良)
六反

サブは、関、多々良、二見、茂木、キムミンテ、野沢、藤村。

3連勝中に広島に3連敗中のベガルタが挑む試合。
予想通り、広島が堅い守りから、ボールを奪ってスピードでベガルタの背後をついてくる。ベガルタは。マイボールでも、相手のプレスの前に、パスミス連発で、シュートまで行けない。逆に柏に再三サイドを突破される。

前半35分、野津田のフェイントについて行けず、豪快ミドルで先制許す。
後半は、前からプレスをかけにいくが、ゴール前でもシュートよりパスを選択する選手が多く、打ち切れない。すると、次第に疲労から間延びして、広島のカウンターにさらされる。ついに、31分、途中から入ってきた浅野に、一気にちぎられ、2点目を許し、ジ・エンド。

前半。
開始20秒、武井のミドルシュート、枠外。2分、渡部がトラップミス、そのまま持ち込まれてシュートされるが、枠外。疲れているのか。その後は、互いにまったりな攻防。ただ支配率は広島。6分、奥埜がキープして、中央の金園、得意の反転シュート、枠外。コーナーを得る。キッカーは梁。打てず。こぼれを拾われてカウンターを受ける。
柏のドリブルから、最後は寿人のシュート、枠外。

7分にも柏のクロス、これは流れる。9分、金園がキープ、菅井が上がってクロスを折り返し、最後はウイルソンのシュートも、ふかす。流れは良かったが。全体に出足が悪いベガルタ。11分、水本のミドルシュート、バーの上。広島は隙があれば、どんどんシュートを打ってくる。

14分、ベガルタがカウンター、石川が上がってウイルソンへのパスも、ファールで終了。マークが厳しい。15分、奥埜が粘ってコーナーをゲット。これもシュート打てず。18分、富田の縦パスが奥埜に通るが、シュートはもう一歩。その後、一進一退の状態が続く。20分、鎌田のクリアがプレゼントパス、拾った柴崎にすかさずシュートされるが、バーに当たって外へ。危ない。

このあたりから、プレスの早い広島にプレシャーを受けて、パスミスが多くなる。縦パスも読まれている。22分、広島のカウンター、コーナーを与える。これはクリア。24分、富田のパスをカットされ、そのまま持ち上がられそうになるところ、渡部がファールで止める。イエロー受けて今季3枚目。次節出場停止。

これで中央やや左35mで広島フリーキック。これはクリア。26分、奥埜とウイルソンのワンツー、しかしシュートは打てず。その後、広島が連続しての放り込み、コーナーを与える。2本連続。2本目は野津田が蹴る。29分、ようやくベガルタの攻撃、石川が上がってクロス、逆サイドを上がってきた菅井に合わせようとするが、通過。

その後、中盤のせめぎあい。ベガルタ、フリーキックからのチャンスもシュート打てず。そして、37分、野津田にベガルタ右サイドからカットインされ、利き足でない右足で、豪快なミドルを右枠隅に決められ、先制される。中央で武井が付ききれなかった。38分、ベガルタがカウンター、石川上がるがもう一歩。

1点取って余裕の広島に、ベガルタは、ボールを回してもなかなかシュートを打てない。44分、相手のカウンターを止め、奥埜にイエロー。前半は1点リードされて終了。

後半。
ベガルタ、前からプレスを始める。開始早々、相手ボールをカット、中央フリーだった武井?は打てず。2分、ベガルタがボールを回すも、打ち切れないでいると、カウンターを受ける。6分にもパスをつなげるが、前線までつながらない。8分、塩谷が上がってくるが、パスは流れる。10分、ベガルタが回し、最後は武井が折り返すが中央、誰もいない。

12分、柏のドリブル、エリア内まで侵入されての折り返し、フリーの柴崎のシュート、枠外。14分、右に流れたウイルソンのクロスでコーナーを得る。しかし打てず、広島のカウンター、野津田が一気に上がり、左足で強烈シュート、枠外。その後、広島は佐藤寿人に代え20歳浅野が入る。17分、広島は後ろで回し、時間をかけてくる。

17分、柏のシュート、これは六反が抑える。18分、ベガルタは武井に代え野沢、奥埜に代え茂木入る。19分、ウイルソンが頭で落とし、茂木がすかさずシュート、枠外。22分、またしても野津田にシュート打たれるが、これは六反がファインセーブ。25分、広島のカウンターにちぎられるが、シュートはサイドネット。

ここで鎌田が交錯して足痛める。担架で退場。多々良と交代。29分、ベガルタ、ボールを回すが打てず。そして31分、広島が青山のロングボールに、浅野が走りこんで、ベガルタの選手を抜き去り、最後はフリーでシュート、決められ0-2。34分、広島は柏、柴崎に代えて佐々木とドゥグラスを入れる。36分、カウンター、ウイルソンが右からのクロス、コーナーを得る。ヘッドはクリアされ、広島のカウンター。

39分、渡部が自陣でぎりぎりの守備。あわやイエロー2枚目になりそうだった。その後、、ベガルタが回してコーナーを得る。菅井のヘッドすらしに中央のウイルソンが足を合わせるが、枠外。その後は、広島のボール回しについていけないベガルタ。43分、回され、コーナーを与える。44分、菅井のクロスに野沢がボレー、枠外。その後、茂木広島の選手と交錯、顔面強打?一時ピッチ外。10人。しかし、戻る。

ATは3分あったが、横パスを回すしかない状態で、縦パスはカットされ、相手のカウンター受けるの繰り返しで終了。4連敗。

ベガルタが、ビハインドでも、ベテランが残り、交代で投入するのが、連戦疲れの残る選手のみ、というのが厳しい。

この試合は完敗なので致し方がないが、次の試合に向けて、センターバックの渡部が警告累積で出場停止、鎌田も足をやった感じなので、二人変えることになるだろう。
短期間で、多々良、石川、そしてミンテあたりで最終ラインを構築し、厳しくても、なんとか次のホーム、FC東京戦で連敗を阻止したい。

シュート数:7-14、CK:5-5、FK:12-9 得点:(広島)野津田、浅野  警告:渡部、奥埜  主審:村上伸次