23節対新潟0-1、豪雨の中、耐え切れず3連敗

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J1 2014年9月13日(土)19:00 ベガルタ仙台0-1アルビレックス新潟 デンカS



武藤 赤嶺 太田
(広大)  (鈴木)
梁   武井
    (野沢)
富田

石川 鎌田 上本 菅井

サブは、桜井、渡辺広大、村上、野沢、佐々木、鈴木、柳沢。ウイルソンは出場停止、角田は怪我で欠場。新潟は、指宿、成岡の2トップ。山本康裕、レオシルバがスタメン。岡本、田中達はベンチスタート。

雨模様の試合。
前半は相手のカウンターをぎりぎり押さえて、スコアレス。枠外ながらも先にシュート。
後半、豪雨の中での試合になると、新潟の連続攻撃に防戦一方。関の攻守でしのぐ展開。攻撃はシュートが無くなり、逆に30分、ゴール中央で与えたフリーキックをレオシルバに決められる。そのあと野沢、鈴木と広大をFWでいれるなど、パワープレーに出たが、なかなかチャンスを作れず、3連敗。

雨模様の中23,000人のデンカスタジアム。ベガサポも1500人。
前半は、中盤でのせめぎ合い、互いにシュートの少ない展開となった。

前半。
ベガルタは富田アンカーの4-3-3の模様。開始早々、武藤が上がって倒され、左エリア横でフリーキックをゲット。しかしクリアされ、新潟得意のカウンターに持ち込まれる、しかし梁が戻って守備。2分には、その梁が上がってえぐり、コーナーを得る。これもクリアされる。3分、新潟成岡が足負傷でピッチ外。5分、成岡に代わり、田中達が入る。その後、中盤でもせめぎあい、互いにラストパスがつながらない。

9分、ベガルタゴール前30mで新潟のフリーキック。これは田中亜ふかす。その後、ふたたび13分ごろまで一進一退。なかなかリズムが作れない両チーム。14分、右ライン際のフリーキック。さらに新潟がボールを回すが、パスミスで終わる。17分には、新潟の連続クリア、しかしクロスは大海がクリア。その後も、ボランチ横のスペースに入り込まれ、押される展開。

22分、ようやく菅井が上がってのクロス、赤嶺には通らず。23分、太田のクロスはキーパー。23分、新潟のミスキックが、太田へのプレゼントとなって、そのままミドルシュート、枠外。これがこの試合、初シュート。26分、関のゴールキックを赤嶺が落とし、最後は武藤がシュート、弾かれ、コーナーを得る。こぼれを鎌田が左足ダイクレトで狙うが、ふかす。

28分、新潟レオシルバからスルーパスを指宿に通され、シュート打たれるが、守り、コーナーを与える。相手のヘッドは枠外。31分、田中亜にイエロー。新潟に侵入されるが、クリア。32分、武藤がドリブルからグラウンダーで中央へ、しかし赤嶺と呼吸合わず、流れる。この間、武井にイエロー。34分、新潟に速いクロスを入れられるが、流れる。危ない。37分には新潟のコーナーもライン割る。39分には、新潟のカウンター受けるが、クロスは関。

さらに山本にミドルシュート打たれるが、枠外。42分、赤嶺が落とし、中央から菅井がフリーでダイクレトのシュート、枠外。決定的。43分、山本に侵入されるも押し返す。44分、センターサークル付近から上本のフリーキックは、キーパー。
結局前半は、スコアレスで終了。

後半。
雨が一段と激しくなり、次第に視界が悪くなる。開始早々、武藤がシュートも壁。シュートを打つタイミングが少し遅い感じ。5分、新潟がカウンター、田中達にゴールを運ばれ、最後は大野のシュート、これは関がファインセーブ。危なかった。7分、今度はベガルタのカウンター、赤嶺がためて、太田につなぎ、そのまま持ち込んでシュート、キーパーのファインセーブに合う。コーナー。

8分、コーナーをクリアされ3本連続で打つが、雨のせいか、梁がめずらしく3本目はキックミス。10分、菅井と太田のワンツーで抜け出し、クロスも中央で合わず。12分、新潟が、ベガルタゴール中央25mの絶好位置でフリーキック。レオシルバのシュートは正面で強烈だったが、これも関がパンチでしっかり弾く。

14分、新潟に左右に振られ、最後は小林にシュートされるが枠外。さらに、15分ラインの裏を取られ、指宿どフリーの1対1、しかしここでも、関がワンハンドで触り、コーナー。新潟のコーナーをしのいで、カウンター。梁がえぐっての折り返し、上がっていた石川がシュート狙うが枠外。

雨、一段と激しくなり、ボールが止まりだす。ここで新潟とベガルタの足元の差が出てくる。ベガルタはクリアが精一杯。21分、新潟の右フリーキックから指宿にヘッドであわせられるが、枠外。さらに指宿は、反転シュートと、乗ってくる。その後、今後は田中亜にコントロールシュートで狙われる、コーナーに逃げる。2本連続の2本目、マイケルにシュート打たれるが、キックミスに救われる。

その後、武井がクリアミス、クロスを入れられるが、関がこぼさずキャッチ。29分、新潟は田中達に代え、岡本を入れる。すると30分、またもベガルタエリア中央、すぐ外、25mのフリーキックを与えてしまう。キッカーはレオシルバ、今後は枠外から巻いて入るシュート、決められ失点、0-1。しのぐにしのぐ展開だったが、ついに先行され、苦しいベガルタ。

32分、ベガルタもようやく動き、武井に代え野沢を入れる。しかし、豪雨と新潟の寄背の前に、コンディションいまいちの野沢はボールを落ち着けられない。35分、ベガルタがボールを回すが、シュートなし。35分、武藤を下げ広大入れるが、FWとして入れ、放り込みの指示か。37分、右ライン際40mのフリーキックを入れるが、チャンスにつながらない。

ベガルタがボールを持つようになるが、しっかり守られ、ボールが雨で止まることもあり、思うような攻撃ができない。42分、今度は太田を下げ、鈴木規郎を入れる。新潟は、山本に代え小泉入れる。44分、レオシルバにイエロー。新潟ゴール中央35mのフリーキック。キッカーは野沢、ふわっとしたボールで菅井?がヘッドでたたきつけるが、キーパー正面。追加時間は3分間。

ロスタイム2分目には左コーナー付近でフリーキックのチャンスを得るが決められず。レオシルバにイエロー。結局0-1で敗戦。3連敗。

前半は赤嶺のポストプレーからチャンスができていたが、決め切れなかった。後半は、豪雨の中、クリアが中途半端だったり、DFが度重なるキックミスで、反撃のリズムを作れないなど、足元の安定感で新潟と差が出た。最終ラインと、関の攻守でなんとかしのいではいたが、中盤でボールをカットしても、攻撃につなげるまでができず、シュートはわずか5本(内前半4本)に終わった。

今節は、下位チームで勝つチームが多く、16位とは勝ち点差2となった。これから上位チームとの対戦が続くが、最初から引き分け狙いのようなメンタルで臨むのではなく、強気で攻守。しかし時間帯によっては、しっかり勝ち点1を取る、臨機応変な試合運びを願いたい。

シュート数:5-9、CK:5-5、FK:15-19 得点:(新潟)レオシルバ 警告:武井 (新潟)田中亜土夢、レオシルバ 主審:今村義朗