32節対新潟1-1、赤嶺先制も、ロスタイムに追いつかれるが勝ち点1

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2010年 11月23日(火・祝)17:00 ベガルタ仙台1-1アルビレックス新潟 東北電力ス



赤嶺 中原
   (中島)
梁    太田
     (フェル)
千葉 斉藤
  
田村 鎌田 広大 菅井
         (一柳)
サブは桜井、エリゼウ、一柳、高橋義希、フェルナンジーニョ、中島、朴成鎬。新潟は田中、大島の2トップ。マルシオリシャルデス、内田、永田がスタメン。

自分はユアスタでのPVに参加した。冷え込むスタンドは1000人くらいか。新潟には2000人のベガサポ結集。

試合は連戦疲れの新潟、前節10人で長い間プレーしたベガルタ、共に動きに精彩なく、パスミスも散見。そんな中でもサイド攻撃から、危険なシュートを繰り出すのは新潟。ベガルタも中原に遠目から次々合わせるが、ヘディングシュートはいずれも、キーパー正面で、なかなか決まらない。

後半に入っても、パスカット応酬で一進一退。互いに攻め込んでもラストパスのところで守備が踏ん張り、ゴールが決まらない。ややベガルタが押され気味のところで、太田に代わりフェルナンジーニョが入ると、中央でキープしながら、サイドに流れた斉藤を使い、中で、中原、赤嶺が狙えるようになる。

ついに、78分、相手エリア内で粘った赤嶺が、DF3人に囲まれながら、反転シュートをねじ込み、先制。その後、マイボールをキープ、時間を使うベガルタは、神戸がドロー気味で、残留決定かとおもわれたが、ロスタイムに浮き球処理を誤り、痛恨の同点ゴールを許す。

それでも勝ち点1を積み上げて、16位神戸とは2試合残しで、勝ち点差6をキープ。得失点差が8あるので、当確は見えてきた。しかし、次節、アウエーの広島との対戦で、きっちり勝ち点をものにして、決めたい。

前半。
開始早々、梁の左からのセンタリングに中原が中央でヘッド、枠外。いきなり決定機。3分、新潟の侵入は田村がクリア。6分、新潟サイド右奥30mのフリーキックから、中原のヘッド、ヒットせず。7分、新潟の攻撃をしのいで、カウンターにつなげ、太田がドリブルで走り込む。左足のクロスは流れる。ここまでは、ベガルタの方が前からプレス。新潟は中々前へボールを出せない。10分、フリーキックのチャンス、いったんクリアされるが、パスカット、残っていた菅井が、裏に抜けるがトラップミス、シュートは角度無し。しかし、コーナーを得る。中原のヘッド枠外。

15分、新潟に、ゴール前でこぼれ球を拾われ、波状攻撃受ける。しかしクリアし、カウンターも、再びカットされる。一進一退に。16分、梁がエリア内侵入も押し出される。17分、カウンターから太田がスペースに走りこみセンタリング、中原のヘッドは枠外。その後また一進一退。パスミスも散見。21分、新潟がベガルタエリア右奥のフリーキック。30m。フリーのヘッド打たれるがファールで助かる。22分、今度はベガルタが右奥30mのフリーキック、クリアさらコーナーへ。菅井が頭で合わせるが、クリアされまたコーナー。決まらず。そのあとカウンター応酬の展開に。

27分、新潟に侵入されるが、田村がブロック。その後は、ブロック固めて新潟の攻撃を下げさせる。30分、するすると侵入を許し、クリアミスをシュートされるが枠外で助かる。決定的。31分、さらにゴール前でキープされ、シュートまでもっていかれるが、しのぐ。35分、ロングボールが太田につながり、中央からミドルシュート、キーパー正面。37分、カウンターでボールを運んでも前線が孤立、ゲインできない。38分、新潟にコーナーを3本続けられる。

40分、エリア付近で回されるが、ブロック。その後、梁の大きなサイドチェンジ、走りこんだ菅井が左足でシュートも枠外。41分、赤嶺キープから太田へパス。ドリブルで粘り、コーナーゲット。ここもシュート打ちきれず。44分、新潟にフリーキックを許し、ゴール前で回され、シュートされる。枠外。次第に新潟にシュートシーンを作られるようになってきたが、スコアレスで前半終了。


後半。
一進一退が続く。開始早々、赤嶺のクロスに中原ヘッド、枠外。4分、新潟にこぼれ球を回され、大島のヘッド、林。5分、またも裏にフリーで大島に抜けられるが、鎌田が寄せる。7分、カウンターで太田が抜けて、センタリング、中原がぎりぎりヘッドで折り返し、最後は赤嶺がボレーなんとかあわせるが、ヒットせず。8分、新潟マルシオのミドルシュート、いつもの切れ無し。10分、田村がドリブルで上がり、太田へ。太田のセンタリングに中原ヘッド合わず。

13分、右サイドから梁のアーリークロスに中原ヘッドはキーパー正面。シュートしているのは中原ばかり。その後は、互いにパスカット応酬。18分、太田に代わりフェルナンジーニョが入る。中央でタメができる。22分、中原のミドルシュート、キーパー。25分、フェルからのクロスにもう一歩。そのあと、新潟がサイド攻撃から、大島へ。あわやのシュート。30分、中央のフェルから右に流れた斉藤へパスが通り、切り返してDFをかわし侵入、シュートも決まらず。しかし、ようやく仕掛けのプレーがでてきた。

30分、菅井にイエロー。31分、新潟にベガルタゴール前で回されるが、なんとかクリア。そして33分、ベガルタシュートのこぼれ球をエリア中央で赤嶺がキープ、DF3人に囲まれ一度倒されるが、起き上がっての反転即シュート、決まって先制。欲しかった1点を捩じ込んだ。この間、菅井が負傷でピッチ外。35分、新潟がベガルタゴール左角でフリーキック。ここで、一柳が菅井に代わって入る。そして、今日これまでフリーキックを三門に譲っていたマルシオが登場。しかし、キックはヒットせず。37分、ベガルタのカウンター、赤嶺のシュートはヒットせず。

38分、中原に代わり中島入る。中原、足引き摺り気味。40分、新潟のベガルタゴール前での攻めをしのぎ、カウンター。最後は田村のミドルシュート、枠外。さらに左サイドから攻めるがシュートはキーパー。その後、フェルのキープからシュート、キーパー。ベガルタは疲れた相手のパスミスをついて、持ち上がるが、あまり時間を稼げない。そしてロスタイム、するするとマルシオが上がり、シュート。これはブロックするが、浮球となったボールが落ちて、バックスピンがかかる。これがちょうど新潟田中の足元に入り、そのまま打たれて1-1同点とされる。残り時間わずかだっただけにこれは残念。

その後も新潟にミドルシュート打たれるが、林がパンチングで逃れる。そのまま、1-1ドローで終了。

ベガルタとしては、苦しみながらも先制したので、勝ち点3が欲しかったところ。しかし神戸もドローで、残り2試合で勝ち点差6はそのまま。得失点差も8と大きくリードしているので、この試合の勝ち点は、王手に等しい。


シュート数:17-11 CK:4-3 FK:11-15  得点:赤嶺真吾 (新潟)田中  警告:菅井 (相手)西、マルシオ  (主審)木村博之