50節対徳島4-0大勝。ソアレス2、千葉、関口。最終節、自力優勝へ。

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2009年 11月29日(日)16:00 ベガルタ仙台4-0徳島ヴォルティス 鳴門大塚



平瀬 ソアレス
(中原)(永井)
梁     関口
                
千葉  富田     
      
朴 渡辺 エリゼウ 田村
      (木谷)          
サブは、萩原、木谷、三澤、永井、中原。中島、菅井の体調不良を受けて、ソアレスと田村が先発。徳島は、キム、石田の2トップ。徳重、片岡先発。高桑ベンチ入り。

昨日、C大阪が岐阜に勝って、暫定ながら勝ち点2リードされた。自力優勝決定を最終節に持ち込むためには、この試合は勝たねばならない。

そんな中、エリゼウが怪我をおしての出場。菅井は胃腸炎、中島、一柳の新型インフルエンザ罹患で、ミニ・スクランブルのチーム状態となったが、控え陣は揃っている。

結果は、試合頭こそバタついたが、前半24分に、ソアレスが先制弾をひとりで決めると、ペースをつかみ、後半には相手のミスを拾って思わぬ大勝となった。

そして、試合終盤には、不調のエリゼウに代わり、退団が決まっている木谷が入り、クローズ役でしっかりと仕事をこなした。ありがとう。また、現地では、引退する徳島の元ベガルタGK高桑大二郎選手、片岡選手の引退セレモニーがあった模様。お疲れ様。

試合開始。
エリゼウのバックパスミスで、いきなり徳島コーナー。エリゼウ内転筋痛ながら強行出場の影響か。キッカー徳重。押し込まれそうになるが、クリアでもう一度コーナー。2本目も林がつかめず、片岡のシュート、しかし枠外。最近になく、いきなり危ないシーン。2分、朴のロングスロー、つながらず。4分、林のゴールキックから、平瀬の落とし、梁が走りこむが、ライン割る。5分、自陣のフリーキック、ボール奪われるが取り返し、ようやくベガルタがボールを回す。平瀬とソアレスのワンツー、いったん取られるが、ソアレス奪い返す。しかしシュートは打てず。

8分、徳島の縦1本、ゴールライン割る。しかし、その後も徳島がボールをつなぐ。しかし最後は林。ベガルタ、まだボールをつなげない。9分、ソアレスの落としから梁のボレーシュート、枠外。10分、徳島がボール回し。ベガルタ、プレス強める。11分、大きな展開から、ベガルタがボールを回す。富田がサイドチェンジ。田村のセンタリングに梁のヘッド、枠外。13分、富田倒され徳島の倉貫にイエロー。その後、えぐった梁から平瀬、最後はソアレスのヘッドは届かず。14分、平瀬がラインの裏を狙うがオフサイド。16分、ソアレスが50mのドリブルでカウンター、自分で持ち込むが、シュートはバーの上。DFに当たっていてコーナー。ショート・コーナーから回して、田村のヘッド、キーパー。

17分、今度は徳島がゆっくり回す。センタリングはライン割る。さらに徳島、片岡経由で攻撃。サイドチェンジ多用。19分、ベガルタゴール正面、徳島徳重のフリーキック。上に上がる。21分、ようやくベガルタがゆっくりボール回す。梁とソアレスのワンツー、富田が攻撃参加、コーナーをゲット。ニアでエリゼウが競り、最後はファーの田村のボレーシュート、枠外。24分、朴の縦パスを平瀬が反転しながら流し込み、中央へ走り出したソアレスがDFのミスをついてボール奪い、自分でドリブル。そのままループ気味にキーパーの頭上を超えて落ちる、技ありミドルシュート。決まって先制!26分、徳島が展開。センタリングを跳ね返してカウンター。関口の突進に徳島ファール。登尾にイエロー。しかしフリーキックはつながらず。29分、徳島、片岡のドリブル突進、富田が厳しくついてラインを割らせる。

関口が倒されセンターライン付近でフリーキックゲット。30分、徳島陣内左45度35mフリーキックをゲット。梁のキックは、キーパーがキャッチ。32分、徳重のスルーパス、林キャッチ。33分、カウンター、ソアレスから平瀬、さらに回すベガルタ。しかしスローダウン。最後ソアレスがオフサイド。35分、徳島のフリーキック。35m。平瀬のクリアから関口と富田でカウンター。千葉からソアレス、ソアレスのパスから平瀬のミドルシュート、枠外。その後、林とエリゼウの意気が合わず、あわや、しかしベガルタボール。36分、ベガルタがボール回す。徳島キムが広大にアフター・チャージでイエロー。早くも徳島チームファール3枚目。

その後、関口が石田にボール奪われ、カウンター受ける。しかし最後は徳重がオフサイド。39分、ソアレスが三木からボールを奪い、ボールを回す。スローイン連続。こぼれ球を千葉がミドルシュート、枠外。40分、徳島がベガルタゴール正面40mのフリーキック。徳重のキックはバーの上。42分、徳島がサイドチャンジから、放り込み。片岡侵入も梁が戻っての守備。徳島のコーナー。こぼれ球の放りこみは林。44分、ベガルタがスローイン連続。朴のロングスロー、こぼれを平瀬が狙うが、キーパー。ロスタイム1分間。ハーフライン付近で平瀬が倒され、フリーキックをゲット。今度は徳島のフリーキック。クイックスタートは林が抑えたところで、1点リードで、前半終了。

後半。
徳島が3バックに。3-4-3か。徳島がボール回すが、富田がカット。細かくつなぐ。しかしボール奪われる。今度は徳重のセンタリング。ベガルタはクリアのみ。徳島の波状攻撃。ぺスンジンがファールで終わる。3分、徳島がコーナー。ショートコーナーからの放り込みは、林。今度はベガルタ、梁からのソアレスへのスルーパス。ソアレスのドリブルからセンタリング、田村追いつかず。ペのミドルシュート、林。林から梁、梁のマイナスの折り返しに、中央ソアレスの侵入も、シュート打てず。6分、ペと広大が交錯。ベガルタがフリーキック、ゴール正面30mのチャンス。ここで梁ではなく、千葉のシュート、枠外。

9分、また遠目40mでフリーキックをゲット。しかし、クリアされる。こぼれをゆっくり回す。11分、富田のセンタリング、平瀬には届かず。関口が相手ボールをカット、倒される。自陣からのフリーキック。千葉からソアレス、最後は梁のシュート、枠外。13分、徳島がボール回すが、ラストパスは通らず。14分、関口からソアレスへのスルーパス、ソアレスのシュート、弾かれてコーナーゲット。こぼれを回す。平瀬反転時にイエロー。15分、徳島がボール回す。広大と朴がボールを流してゴールキックにする。さらに徳島のスルーパスをエリゼウがカット、カウンター。18分、ソアレスがDF背負い、ファールを受けてフリーキックをゲット。エリア右角外。梁のキックから中央で千葉直樹が、どフリーでヘッドを決め、2点目。

19分、徳島がボール回す。20分、徳島がフリーキックを得たところで、平瀬に代わり中原入る。頭で合わせられたが、ライン割る。22分、ベガルタがボールを回すが、ボールをカットされる。しかし、ベガルタが奪い返す。その後、朴から梁への浮球パスはライン割る。23分、ベガルタ遠目フリーキックから、つなぐ。連続攻撃。相手ボールを奪った梁からのスルーパス、左サイドからソアレスがシュート。キーパーに弾かれるが、中央関口が詰めて、がら空きのゴールの押し込み3点目。24分、徳重の前進からのセンタリングをクリアするが、セカンドボールをつながれる。27分、クリアボールがソアレスにつながり、裏を取ってシュート。DFが弾くところ中原がシュート、また弾かれるが、左サイドに流れ、キーパーと競争、角度無いところから左足でソアレスが決めて4点目。ソアレスがマルチ。10分で3点追加。佐々木さん、声弾み過ぎ~。その後、ソアレスがハット狙ってオフサイド。

30分、徳島が単純放りこみが多くなる。31分、徳島がボールをつなぐ。羽地の落としもなんとかクリア。徳重にイエロー。32分、ベガルタのカウンター、関口からソアレスへのパス、もう一歩。田村が自分で持ち込むが、最後、ソアレスには通らず。34分、梁からエリア内の関口にスルーパスが通るが、打ち切れず。徳島のセンタリング、広大クリア。ここで、ソアレスが足攣り気味で交代、永井が入る。36分、徳島の縦1本はクリア。2本目、羽地に頭で合わせられるが、林がクリア。さらに徳島のコーナーをクリア。その後も徳島の攻撃、エリゼウがクリアミスも、なんとか抑える。38分、エリゼウに代え木谷が入る。

39分、徳島のセンタリングを木谷がカットしてカウンター。梁のセンタリングには中原もう一歩。徳島の連続放りこみ、シュートされるが林が抑える。関口がプレスでファールを誘い、距離35mのフリーキック。ショートコーナーから富田のミドルシュート、クリアされる。41分、またフリーキックをゲット。細かくつなぐ。富田のドリブル。さらに回す。しかし徳島にボールカットされる。裏へのパスに林が飛び出して体でクリア。43分、徳島の長いリーキック。こぼれを放りこみ。木谷のクリア。ボールの奪い合い。中原と関口のワンツー、さらに田村と永井経由で攻めるが、永井がファール。

そしてロスタイムは4分間。富田から関口へのスルーパスが通り、関口が相手に当てコーナーをゲット。木谷が上がる。ニアへのキックはクリアされる。その後、徳島のカウンターはオフサイド。徳重のキープから放り込みは林が押さえる。さらに中原がファールを誘う。梁から田村へパス。回して、田村侵入を図るが、守られる。最後も関口がコーナー付近でキープ、相手に当ててコーナーをゲット。ここで試合終了、4-0大勝。

ソアレスの2得点はいずれも、なかなか難しいものを決めた。千葉の得点は、相手のマークミスもあったが、中央から余裕のどフリーヘッド。関口はソアレスのシュートに詰めていたご褒美の、ごっつあんゴール。4点とも味がある。
これで、再びC大阪を抜き勝ち点差1で首位浮上。しかし、最終節終了時に首位であることにのみ、意味がある。最後まで意味ある試合を戦い抜けるのは幸運である。


シュート数:17-7、CK:5-4、FK:24-23 得点:マルセロ ソアレス2、千葉直樹、関口訓充 警告:平瀬 (相手)倉貫、登尾、キムドンソプ、徳重 主審:岡田正義