48節対水戸4-0。完勝。J1復帰決定、さらに上へ

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2009年 11月8日(日)12:30 ベガルタ仙台4-0水戸ホーリーホック Ksスタ



サーレス 中島
(中原)(ソアレス)
梁     関口
(永井)                
千葉  富田     
      
朴 渡辺 エリゼウ 菅井
          

サブは、桜井、一柳、永井、ソアレス、中原。水戸は、吉原、荒田の2トップ。高崎がベンチ入り。

ケーズデンキスタジアム水戸の杮落しに、ベガルタの昇格可能試合とあって、当初報道などでは1万人超えのスタジアムという話もあったが、発表では8,463人。それでも、ベガサポは少なくともスタジアムの半分を埋めたそうだから、5000人は行っていたと思われる。ホーム状態を作り出し、しっかりと選手を後押し。そして、行ったひとには、この上ないご褒美が。良かったね。

練習では覇気がなく、緊張気味の水戸。試合は、開始早々の中島の先制パンチが効いて、プレッシャー無く試合を進め、千葉、菅井、ソアレスと次々追加点。うるさい荒田にはオフサイド・トラップで対抗。サイド攻撃はブロックで追い込む。危ないシーンを最小限に抑えた。

晴れの日の水戸サポには悪いが、しっかりと勝利。甲府、湘南の取りこぼしもあって、3位内確定、7年ぶりのJ1復帰を決めた。

ベガサポは、今日は大いに喜んでください。

 

前半。
いきなり水戸が放りこみ、荒田が走りこんでくるが、オフサイド。さらに荒田の前にこぼれ球が来るが、クリア。1分、ベガルタも中島から関口へのパス、関口がループ気味のミドルシュートを狙うがバーの上。

すると2分、中島が相手DFにプレッシャーをかけ、慌てたDFから、あっさりボールを奪い、そのまま、右45度から狭いニアへの弾丸シュートを決め、先制。ヨメ貰うなり弾。これで楽になったベガルタ。雰囲気に呑まれたか水戸は、縦ポン、荒田頼みの攻撃になる。5分、ベガルタがボールを回す。パクから関口へ。さらに富田の浮球パスと、攻撃を繰り出す。6分、水戸がサイドを上がって堀のセンタリング、荒田が頭で合わせるが、林がパンチング。

8分、中島がボール奪われ、スルーパスからセンタリングを入れられるが、荒田はオフサイド。9分、水戸が放りこむが、また荒田はオフサイド。織り込み済み。11分、ベガルタがカウンター、梁からサーレスへ。さらに朴のセンタリング、こぼれを富田。さらに菅井の放りこみと両サイドを揺さぶるが、シュートは打てない。12分、水戸がボール回すが、関口がカット、さらにサーレスが持ち込むが、ファールで終わる。15分、富田から梁とつなぐが、決まらず。16分、水戸キーパーからの長いクリアボールを吉原がキープして、水戸がコーナーを得る。しかし村松のキックはライン割る。

18分、朴のセンタリングも、流れる。しかし、連続スローインで前進。攻めきれないとみるや、ゆっくり回すベガルタ。水戸は、プレッシャーがかけられない。すると、関口がドリブルで持ち込んでセンタリング、しかし菅井には合わず。20分、中島から菅井、センタリングにサーレスがヘッドも枠外。21分、水戸が縦につっかけるが、広大がクリア。今度は、カウンターから関口がドリブル、梁、富田とつないで、センタリング、クリアされるが右コーナーをゲット。22分、このコーナーから、ニアに飛びこんだ千葉のヘッドで2点目。早めの追加点で、完全にぺースに乗るベガルタ。24分にはサーレスがドリブルでつっかける。27分には、放り込むがキーパー。28分、カウンターで梁からのパスに中島が裏に抜けてフリー、しかしシュート直前にDFにすべりこまれる。

29分、水戸がようやく攻勢、センタリングにヘッドをあわせられるが、林の守備範囲。31分、エリゼウの縦パスからコーナーをゲット。左コーナー、広大が飛びこむが掠る。しかしその後、スローインからつないで、中央の梁がノーステップのシュート、バーの上。34分にも、ベガルタが細かく回し、最後は梁の縦パスも、キーパー。その後、ゆっくり回すベガルタ。裏取った関口が左サイドの朴に出す。センタリングはつながらなかったが、左右に揺さぶる。39分には、中島とサーレスのワンツーで、サーレスが裏に抜け、フリー、角度ないところからのシュート、決まらず。

41分、水戸がボールを持って上がり、遠藤がミドルレンジからいきなりシュート。枠内で林が弾き、詰められるが、なんとかDFクリア。44分には、水戸のカウンターで、ゴールライン際までえぐられ、至近距離からのシュート打たれるが、林が弾き、こぼれはエリゼウがクリアー。前半終了間際に、危ない場面が続いたが、2点リードで」前半終了。

ここで、先制した甲府、湘南が、共に福岡、東京Vに追いつかれ同点の報。このままでいけば、今日にも昇格が決まるが。。。。

後半。
水戸は遠藤に代え、高崎が入る。いきなりセンタリングを入れられるが、中央でクリア。2分、梁が裏へ走りこみ、センタリング上げるも、キックミス。4分、水戸にベガルタの左サイドをつかれ、フリーでのセンタリングを許す。しかし、最後高崎のシュートは枠外。危ない。高崎が入って、攻撃に連動が出てきた水戸。さらに、6分、ベガルタゴール中央30mのフリーキック。しかし、ドリブルからの水戸の攻撃はファールで終わる。7分、水戸がボールを回し、ベガルタ左サイドライン際35mのフリーキック、しかしキックは流れる。10分には、水戸のカウンター、高崎-荒田でシュートまで行かれるが、ヒットせず。ここまで、後半ベガルタはシュート無し。

しかし、水戸に元気が出てきた矢先の13分、左サイド、中島からのパスに、追い越した朴がゴールライン際までえぐっての折り返し、サーレスはつぶれるが、最後は、中央で菅井押し込んで3-0。水戸の戦意を削ぐダメ押しの1点を、両サイドバックの活躍で取った。菅井も久々に念願のゴール。千葉についで「直樹」アベック弾。ここでサーレスに代わり、中原入る。

さらに攻めるベガルタ。15分には、カウンターから中島が裏に抜けフリー。シュートを打つも、キーパー。コーナーをゲット。これは決まらず。20分、水戸エリア右ライン際30mのフリーキック。ニアに飛び込んだ中原、頭で合わせるが、DFに寄られる。直後にも、やや中央より35mのフリーキック、これも中原が強引に合わせに行くが、ヒットせず。24分には、朴が左サイドから低いセンタリング、DFと競りながら、中央の中原がダイクレト足であわせるが、バーの上。26分には、カウンターから、梁が裏に抜け出るが、オフサイド。3点取っても攻撃の手を緩めないベガルタ。

27分には、マイナスの折り返しを入れるが、中央に詰める人なし。28分、水戸が放りこみ、DFが詰める。31分、中島に代わり、ソアレス入る。33分、水戸がカウンター、中央から荒田のシュート、林反応。その後、一進一退が続く。35分、ベガルタのカウンター、裏抜けDFを振り切った関口がドリブルから余裕のセンタリング、中央で待ち構えていた、どフリーのソアレスが流しこんで4-0。
さらにダメ押し。しかし、ひとり気を吐く水戸の荒田が、38分にベガルタゴール前でのルーズボールを反転しながらのボレーシュート、枠内も、林が反応。

40分、梁に代え、永井が入る。その直後にDFラインの裏取られ、完全にフリーを許し、林が飛び出す。なんとか、クリア。少し調子付いて、前がかりになりすぎたか。しかし、今日はその後もボールキープせずに、ゴールを狙い、優勝に向けての執念を見せて、そのまま試合終了。

他会場で、先制しながら、甲府が敗戦、湘南が辛くもドローだったが、ベガルタの3位以内が確定し、7年ぶりのJ1復帰が決まった。

試合後、監督がサポの前で胴上げされる。サポとの記念写真撮影が行われている様子が中継された。NHK仙台では、実況の杉岡英樹アナと解説の鈴木武一元監督がカメラの前で握手。珍しいシーンである。セレッソ戦も杉岡アナ希望。

選手、監督、スタッフ、そしてサポのみなさん、ありがとう、めでとう。

目にみえるサポだけでなく、ボランティアや、遠く延岡でキャンプ地を整備したり、九州での応援してくださった皆さん、そして全国のサポにも、喜びの恩返しができた。サッカー選手って、厳しいけど、いい職業ではないですか。


今日はじっくりと喜びをかみしめて。そして、チャンスが与えられた残り3試合、「優勝の美」で飾って、来年につなげましょう。

シュート数:11-9、CK:3-3、FK:17-9 得点:中島裕希、千葉直樹、菅井直樹、マルセロ ソアレス 警告:ベガルタ無し (相手)大和田 主審:井上知大