16節対横浜3-1 逆転で連勝 バロン2試合連続、梁2発

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2005年6月11日(土)14:00 ベガルタ仙台3-1横浜FC 三ツ沢


シュウェンク バロン
(萬代)    
大柴
 
梁     熊谷
(松浦)      
千葉
(シルビーニョ)
磯崎 富澤 木谷 森川
高桑
サブは、小針、根引、シルビーニョ、松浦、萬代

相手はジェフェルソン、重田出場停止。城もベンチ入りせず。

今に雨が降り出しそうな天気で、湿度79%と蒸し暑さのせいか動きの重いベガルタは球際で遅れ、サイ ド攻撃や、中央からのミドルシュートを打たれピンチを招く。前半10分、ベガルタの中央がぽっかり空い たどころを、ロングシュートで入れられ先制許す。
しかし2分後、コーナーーキックから富澤が頭で落としたところを、バロンが押し込んで、すぐさま同 点
。得点力への自信がこれまでとは違う精神状況をもたらしたのか?今日も点の取り合いになりそうな 予感。直後にはバロン、シュウェンクとつないで、最後は大柴エリア内でフリーでシュートも角度なく、キ ーパーに弾かれる。この辺で雨が落ち始める。

ベガルタの攻撃では、サイドに開いたシュウェンクが再三クロスを上げ、前半だけで8本のコーナーを ゲット。いいコーナーキックでのいいボールもあったが、横浜FCの守りも固く、シュートまでいけない。横 浜FCは、中盤でしつこくボールを奪うと、サイドや2列目の攻撃参加で、しばしばベガルタ陣内を襲う。一進 一退。膠着状態が続いた19分、熊谷がロングシュート。この後も横浜FCの2列目からの飛び出しに手を焼くが 、ベガルタも、カウンターで相手エリア近くまで侵入。31分、千葉が攻撃参加、エリア内に侵入、倒される が、シミレーションの判定で、イエロー。ついで、熊谷のクロスからバロンが頭で落として、左利きの磯崎 が右足でシュート、惜しくも枠外。35分、横浜FC北村に中に入られシュートされるが、枠外。42分、縦1本で シュウェンクがフリーシュートするが、キーパーに背後で抑えられる。

後半。千葉に代わりシルビーニョ入る。ボックス気味。4分、コーナーのチャンス。後半はシルビーニ ョがフリーキックを蹴る。早速シュウェンクの頭にどんぴしゃで決まるが、DFに体を寄せられ、枠外。10分 横浜FCエリア内混戦でベガルタがシュートを連続して打つが、決めきれず、逆にカウンターから左サイドを 破られ、中央つめてきた選手に、高桑も裏取られ、スライディングシュートを打たれる、しかし至近距離も 、ホームラン。この試合、最大のピンチを逃れる。19分、シルビらしい大きなサイドチェンジから、大柴の クロス、最後は熊谷が飛び込んでヘッドを打つが枠外。21分木谷にイエロー。横浜FCも長身富永を入れ攻撃 の起点を作るが、ベガルタも富澤らが体を寄せて、自由にさせない。

30分、ベガルタ早いリスタートからロングボール1本、シュウェンクが裏をとり、フリーでシュー ト、キーパーに阻まれポストで跳ね返るが、梁が落ち着いて詰めて逆転2-1。さらに横浜FCも疲れてきて 戻りが遅くなるところ、シュウェンクがカウンターからドリブルでひとりで持ち込み、シュートも枠外。32 分、シュウェンクに代わり萬代入る。今日の萬代はつぶれ役。背後から何度も倒される。34分、熊谷にイエ ロー。
35分にはカウンターからパスをつなぎ、最後はバロンが足を伸ばしてスルーパス、梁がフリーで決 めて3点目、試合を決めた。43分には、梁に代え松浦に入れる。ロスタイム。さすがに疲れた大柴、しか し尚、点を狙いにいくシーンもあった。相手も終盤は散発ミドルシュート以外には、ほとんどフリーのシュ ート態勢を作れず、試合終了。


主力を欠く相手に、走り負けボールを奪われるシーンも多かったが、勝負どころの決定力で上回り、 今季初の逆転勝ちで連勝。仙台からかけつけたサポーターや関東のサポーターには、久々の関東勝で報いた 。しかし勝ち続けないといけない位置。どんな相手にも激しさを失わずに戦い続けて貰いたい。(テレビ観 戦記)


シュート数:17-11、CK:14-3、FK:28-17 得点:バロン、梁勇基2 (横浜FC)小野智 警告:千 葉、木谷、熊谷 (相手)シルビオ、中島 主審:牧野明久