WE06節:マイナビ仙台レディース0-0千葉L、猛攻しのぐも、連係に課題

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WEリーグ2022-2023 06節 12月10日(土)13:04 マイナビ仙台レディース 0-0 ジェフユナイテッド千葉レディース ユアスタ仙台


船木 ブラトヴィッチ
       (茨木)
万屋     矢形
(松永)      
宮澤  中島
西野
(楓)
高平 市瀬 國武
松本

サブは、齊藤、佐藤楓、松永、茨木、遠藤ゆめ、猪瀬、後藤。隅田は欠場。

千葉Lは、GK清水、DF大熊、市瀬千里、井上、MF田中、今井、岸川、藤代、鴨川、広瀬、FW大滝。城和、十川、今田、鶴見はベンチスタート。

体調いまいちで、今回は概要のみです。

前節の逆転勝ちを受けて、今年最後のホームゲームで、連勝を狙いたいマイナビ仙台レディース。

一方、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースも、今季1勝止まりで、2勝目を狙いにきている。

マイナビ仙台Lは、この試合も、隅田が欠場。アンカーには西野がスタメン。

前半
一応、3-5-2の形ではあるが、WBの左万屋、右矢形が大きく前に張り出し、高い位置で勝負。のはずが、その裏にスペースができるところを、再三狙われた。

試合は、前半、マイナビ仙台Lが、千葉Lの早いプレス、ワイドな展開についていけず、両ワイドの裏のスペースに抜け出されたり、セカンドボールを拾われ、再三のピンチ。

前半だけで、シュート9本を浴び、危うい展開だった。

特に千葉Lの10番、鴨川には、球際強くボールを奪われ、クロスやシュートなど動き回られた。

前半のマイナビ仙台Lの攻撃の方は、パス・スピードが鈍い上に、連携が悪く、マイボールを何度も失い、リズムを作れない。前半はシュート1本に終わった。

それでも千葉Lの決定力不足にも助けられ、前半は、スコアレスでしのぐ。


後半
マイナビ仙台Lは、頭から西野に代え佐藤楓、万屋に代え松永を入れ、右MFへ。矢形が左に回る。

アンカーに入った楓のところで中央突破を阻止し、停滞していた左の攻撃を矢形の仕掛けなどで打開を図る。

そして、攻撃時には前5人で張ったり、宮澤、中島が大きく動くなど、流動的にポジションを取りながら、相手のマークをかわし、千葉Lのお株を奪うサイド攻撃も出だして、チャンスを作り、後半はシュート7本と攻めたてた。

しかし、千葉Lの中央の守りも堅く、なかなかシュートが、キーパーまで届かない。

13分、右からの中島のシュート性のクロスのこぼれを、矢形がシュート、38分、船木のスルーパスを宮澤がシュート、43分、中央40mからの中島のフリーキックをが枠内ヘッドと、3度決定機も作ったが、相手キーパーに阻まれた。

34分には、ブラトヴィッチに代え茨木を入れ、宮澤を前に上げるなど、点を取りにいったが、叶わず。

後半も、時折、千葉Lに縦パスからの連動で崩されたり、フリーのシュートを2-3本許したが、なんとかしのぎ、結局スコアレスドロー。

前半は、攻撃的に行くとはいっても連動が中々できず、マイボールを簡単に失い、後半改善したが、相変わらず相手にフリーでのシュートを許すという、内容的には厳しい試合。それでも勝ち点1。

1試合消化が多いが、暫定2位につけてはいる。負けない事は大事。

ただ、他のチームも調子上げてくる前に、もう少し連携を高め、速いパスで勝負していかないと、せっかくの貯金が無駄になる。さらに精進を。


さて、この試合でも、2種の遠藤ゆめがベンチ入りしていた。もう数試合、ベンチ入りしているが、まだ出場機会無し。

現在、両サイドのコンディションが、いいとは言えないので、時機を見て、使ってみる手もあるのでは。

シュート数: 8-13 CK:6 -2  FK: 7-8  得点:なし  警告:なし  主審:朝倉みな子  入場:1,651人