01節対広島0-0、前半攻め、後半凌いで勝ち点1

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J1 2011年3月5日(土) ベガルタ仙台0-0サンフレッチェ広島 広島ビ



マルキーニョス 赤嶺
         (中島)
梁    関口  
     (太田)
角田 義希 
(マックス)   
朴 鎌田 曹 菅井
         

サブは、桜井、田村、マックス、松下、太田、中島、柳沢。

広島は、3-6-1.登録上は李のワントップ。インフルエンザの寿人は出場せず。3バックは中島浩司、水本、森脇。ミキッチ先発。ムジリはベンチ。

ベガルタは、前半からマルキーニョスを中心に攻撃を組み立て、押し気味に進める。その中で、マルキの抜け出し、赤嶺のヘッドなど、決定機もあったが、西川に阻まれる。

後半はロングボールやサイドチェンジで広島に振り回され、守備の時間が多くなり、決定機を3度ほど作られるが、広島のシュートはいずれも枠外。ベガルタもコーナーからチョのヘッドがDFに阻まれるなど、決められずドロー。まずはノルマは果たし勝ち点1で発進。不可思議判定はあるせよ、イエロー3枚だけが余計。

試合は立ち上がりこそ、広島に押し込まれるものの、引き気味にブロックを作って守備、しのいでは、マルキーニョスや赤嶺でキープして、攻撃というパターンが出てくる。前二人の動き、連携はいい。4分には、コーナーのチャンスにチョのヘッド、戻り気味でバーの上。広島のカウンターは防ぐ。

10分、こぼれ球をうまく拾ってマルキーニョが裏にフリー抜けるが、西川の好セーブに阻まれる。その後は広島のサイド攻撃にさらされるが、危険地帯ではチョが悉くカバーでしのぐ。動きはいい。20分頃には、右奥フリーキックからヘッドつないで、最後はマルキのヘッド。枠外。さらに、朴のクロスに菅井が走りこんでシュート、コーナーをゲット。これはこぼれ球を関口が中央からミドルもふかす。

24分、赤嶺が小ファール合算ということで、イエロー。球際に厳しくいってる分を取られた。29分には、ボールに行ったかと思われた菅井にもイエロー。これでベガルタエリア左角でのフリーキックを与える。中央で中島浩司にどんぴしゃヘッドを合わせられるが、林の正面。このあたりから広島にリズムが移る。

それでも、ヨシキからのパスに赤嶺フリーになりかかるが、オフサイド。30分、ミキッチに粘られ放り込まれて、中央から森崎に右足で合わせられるが、枠外。危ない。35分には、ミキッチが起点で、最後は森崎のロングシュート。37分、ベガルタもヨシキがロングシュート打つが、枠外。38分、広島エリア右角でフリーキックのチャンス。赤嶺がヘッドでたたきつけ、枠内も、西川のワンハンドに出される。惜しい。コーナー。コーナーキックでもニアで赤嶺がすらすが、反応できず。

42分、ヨシキと関口のワンツー、関口シュートも枠外。43分、広島にエリア内侵入されるが菅井が防ぐ。さらに李に、こぼれ球をシュートされるが、枠外。前半ロスタイム。ベガルタゴール中央遠目のフリーキックを与えてしまい、早いリスタートから李が突っ込んでくるが、林も飛び出し果敢なセーブ。李にイエロー。結局、前半はややベガルタペースながらゴールは割れず、スコアレスで終了。

後半
メンバー変らず。広島がロングボールとワンタッチパスを絡めながら、スペースを大きく使い始め、ベガルタを押し込む。いきなり広島のコーナー、しのぐ。5分、関口がドリブルからセンタリング、流れる。その後広島のカウンター。6分、相手ボールカットの赤嶺がドリブルで抜け出し、最後はマルキへのパス、通らず。その後、広島ペースだったが、11分、ゴールキックから簡単に梁につながり、左隅に持ちこんで自分でシュート、キーパー。

10分を過ぎると、ベガルタ左サイドを、ミキッチが執拗に仕掛けてくるようになる。中央の李のヘッドから水本にシュートされるがサイドネット。ベガルタはマルキがサイドに流れてセンタリングを入れるようになる。しかし、意図はつながるが、なかなか赤嶺とぴったりタイミングが合わない。広島はワンツーとサイドチェンジでパスをつなぎ始める。

19分、ヨシキにイエロー。21分、エリア付近でボールを回された後、2列目どフリーのミキッチにシュートされるが枠外。決定的。23分ベガルタも久々のコーナーゲット。チョのヘッドは枠内もDFにぶつけて、コーナー。しかし、このあとのこぼれ球をひろわれて、フリーで李?にシュート許すが枠外。

27分、マルキからのパスに梁がサイドに流れてクロス。コーナーをゲット。これはきまらず。28分、広島は森崎浩司に代えムジリを入れる。実はこれが助かった。あまり動く選手でなく、広島の攻勢が鈍ってくる。ただ、依然ミキッチは執拗にサイドをえぐってくる。コーナーを与える。33分、赤嶺が切れ込んでシュート、枠外。ここで関口に代え太田が入る。

30分、相手パスミスをついてマルキの意表をつくシュート、枠内もキーパー。33分、広島は青山に代え丸谷を入れる。35分、角田からマルキ、センタリングに赤嶺ヘッドもかぶり気味。37分、今度は広島の李に、こぼれ球を詰められシュートされるが枠外。これも危なかった。ワンタッチの崩しにやられている。39分、赤嶺に代わり中島入る。40分、角田のミドルシュート、枠外。90分間、互いにチャンスありながら決めきれない。

ロスタイムは2分間。広島は山岸に代え服部を入れる。ベガルタの中島がミドルシュート、枠外。ベガルタはキープ気味。角田に代えマックスを入れる。最後は慎重に時間を使い2011年初戦はドロー。


前でタメを作れ、自分で持ち込んだり、センタリングを上げたり、守備もしつこマルキーニョスの加入で攻撃意識は高まった。既に、赤嶺とのコンビもできてる感じで次が楽しみ。一方、梁と関口のエンジンはまだ暖気運転の感じで、守備に追われる時間が多かった。守備では、チョが危険を摘んでくれるので、中央は安心して見ていられる。攻撃時のセットプレーのヘッドも勝っている。

後は、サイドバックの二人がどれだけ調子をあげてくるか、控えFW陣の迫力などか。いずれにしても、J1のチームとして、しっかりと戦える力は着実に付きつつあるという感じ。次の名古屋戦、チャンプではあるが、ホームで一泡吹かせたい。

シュート数:15-12 CK:6-2 FK:17-19  得点:なし 警告:赤嶺、菅井、高橋義希 (相手)李、青山 (主審)松尾 一


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