2025/26 WEリーグクラシエカップ 1節 10月27日(月)12:03 マイナビ仙台レディース 2-1 AC長野パルセイロレディース 長野Uスタジアム
津田Y
遠藤 矢形
(坂井)
太田 江崎
(大西) .
井上
石坂 西野 三浦 安倍
(松永) .
清水
國武がサブメンバー入り
サブは、横堀、國武、松永、坂井、大西、佐藤にいな、後藤。
AC長野Lは、GK梅村、DF筬島、岩下、橋谷、松久保、MF原、三谷、菊池、大内、FW川船、玉井。吉野、松岡、松崎、ブラフフェイは、ベンチスタート。
クラシエカップGSの初戦は、アウエーでAC長野パルセイロ・レディースと対戦。
メンバーには、怪我から復帰の、國武の名前があったが、出場機会は無し。それでも復帰は喜ばしい。
試合は、リーグ戦との対戦では、スコアレスドローだったが、石坂、遠藤ゆめのユースOGコンビが、それぞれ1対1を決め切って2点先行。
平日昼間開催という事で、4000人招待された、長野の小学生による声援を受けて、後半、AC長野Lの猛攻を受けるが、終盤の1失点に留め、まずは1勝。
同じグループの東京NBが、PK戦負けになっているので、グループの首位に立った。(まだ1試合だけどw)
石坂、遠藤ゆめの裏抜けから2得点、他にも決定機多数
試合は、前半、序盤からラインを上げ、ハイプレスのAC長野Lの前に、押し込まれるが、落ち着いてボールを回し、相手の裏へのスルーパスを次々通すマイナビ仙台。
10分、マイナビ仙台、カウンターから、矢形のスルーパスを受けた遠藤ゆめがドリブル前進。すると、インナーラップで、中から外への斜めに走る石坂へパスを通す。
石坂フリーとなり、1対1で左足を振り抜くと、キーパーの股間をボールが抜け、ゴール、先制!石坂はリーグ戦、カップ戦を通じ、今期初ゴール。
これでペースを掴んだマイナビが、カウンターなどから、次々裏を取ってチャンスメーク。
14分、太田のスルーパスに、遠藤ゆめが抜け出し、キーパーと1対1。ニアを狙うが、ポストに当たり、枠外。
30分には、太田の反転スルーパスから、津田も裏抜けして、フリー。1対1でファーサイドを狙うがわずかに枠外。
津田は37分にも、西野のロングボールに反応してフリーとなるが、横パスを出してしまい、カットされる。
そして後半。
序盤にAC長野Lに押し込まれシュートを打たれるが、しのいで16分、井上のロングパスに遠藤が裏抜けしてフリー。
左足のシュートはキーパーに弾かれるが、すぐ拾って、切り返しでキーパーを寝かせて、今度は右足でファーの角度のないところに決め、2-0。
何かゴール前で余裕を感じさせる、遠藤ゆめのプレー。
相手スペースを確実に捉えたマイナビ仙台の攻勢で、大量点もあるかと思われたが、その他のチャンスは決め切れなかった。
ただ、前半の石坂に続き、ユース出身の左サイドコンビで、2得点先行、ゲームを優位に進めた。
AC長野L、後半小学生の応援を力に攻勢
全方位4000人の地元小学生の声援を受けた、AC長野Lは、メンバーを変えながら、後半は攻勢を強める。
2点リードされた後半16分以降も、ボールをつないで、走り疲れ、やや受け気味のマイナビ仙台を押し込む。
それでも、AC長野Lの背後狙いには、井上が要所でフォローして、簡単には打たせないが、セカンドは拾われ始める。
25分、マイナビ仙台ゴール右30mで、AC長野Lのフリーキック。
こぼれ球をキーパーのいない所に打たれるが、矢形がゴール前でカバーしてクリア。
すると、26分、32分と遠藤ゆめのクロスから、矢形にもシュートチャンスが来るが、枠外やキーパーに阻まれる。
34分に、太田に代わり大西が入り右トップ下。矢形が左に回り、遠藤ゆめが中盤に行くが、AC長野Lの攻勢が続き、防戦が続く。
CKの流れからクロス+"アシスト"されて失点
40分、ついにコーナーキックのヘッドのこぼれの折返しを、10番菊池にクロスされ、これがシュート性でゴール方向へ。
GK清水がキャッチングしようとした時に、密着していたAC長野Lの吉野に、肩で当たられ、バランスを崩し、体ごとゴール内で入ってしまい失点、1-2。
キーパーチャージは今はないので、激しくあたらなければ、ファールではないが、腕を伸ばして無防備なところに当たられると、難しい。キーパーには、厳しいルールになってきている。
その後、マイナビ仙台は、1点は取られたが、落ち着いて割り切りのクリアと、相手の決定力不足にも助けられ、最後は矢形に代え、坂井を投入し、5バックで逃げ切った。
3グループ上位2チームがNSに進めるカップ戦
今年のクラシエカップは、4チームごとの3グループの上位2チームが、ノックアウトステージに進めるレギュレーション。
GSは10月から来年3月まで、全6節。
マイナビ仙台は、千葉L、東京NB、AC長野LとのグループB。
90分同点時は即PK戦となり、PK戦勝ちが勝ち点2、敗戦が勝ち点1となった。
ノックアウトステージは2026年4月開催で、4チームによるホーム&アウエーの準決勝と、一発勝負の決勝(4月29日)。準決勝2試合目と決勝は、条件により、延長やPK戦もあり。
賞金は優勝1千万、2位5百万のみ。2位以内を目指したい。
尚、中継はDAZNではなく、公式サイトで、1500円で全試合が見られる配信がある。
ちなみに、サポート対象外となっている、Fire TV Stick 4Kの標準SILKブラウザでも見れた。
前半
マイナビ仙台4-1-2-3、AC長野L4-2-3-1か。
⚽10分、マイナビ仙台、遠藤ゆめのスルーパスに抜け出した石坂のゴールで1-0。
前半のシュートは、マイナビ仙台4本、AC長野L2本。
後半
AC長野L、FW大内に代わりDF松崎、FW玉井に代わり吉野が入る。
⚽16分、太田のスルーパスに抜け出した遠藤ゆめが、左足シュート、キーパーが弾くところ、切り返しから右足で、角度無いシュートを決め、2-0。
29分、AC長野L、DF筬島に代え知久を入れる。
34分、マイナビ仙台、太田に代え、右トップ下に大西が入る。
⚽40分、AC長野L、コーナーからの折返しの菊池のクロスを、吉野のチャージで清水が取り切れず、直接ゴールへ、1-2。
42分、マイナビ仙台、石坂に代え松永が入る。
AT4分、矢形に代え、坂井が入り、5バックで逃げ切り。
後半、マイナビ仙台のシュートは3本、AC長野Lは8本。
シュート数:7-10 CK: 3-6 FK: 11-14 得点:石坂咲樹、遠藤ゆめ (AC長野L)菊池まりあ 警告:なし 主審:柳 彩乃 入場:4,264人
