03節:ベガルタ仙台1-1徳島、菅田のヘッドで先制も、10人で追いつかれドロー

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

2023 J2 3節 3月4日(土)14時3分 ベガルタ仙台 1-1 徳島ヴォルティス 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム


ヨンジュン 氣田
(中山)(山田)
中島 郷家
(遠藤)(蜂須賀)

相良 エヴェルトン 真瀬
(松下)         
キム 菅田 小出

決定機を2度、GKスアレスに阻まれる

サブは、小畑、蜂須賀、オナイウ情滋、松下、遠藤、山田。中山。練習試合でハットの氣田がスタメン

徳島は、GKスアレス、DF浜下、カカ、安部、外山、MF白井、杉本、西谷、FW柿谷、渡、西野。森、坪井はベンチスタート。

連勝をねらうベガルタ仙台は、アウエーで、またまたハイプレスで攻撃的な徳島と対戦。

徳島の早い展開に、守勢に回る時間が長かったが、ベガルタも、機を見て攻撃に人数をかけ、チャンスを作る。ホヨンジュンは、何度も裏狙いも、オフサイドにかかっていたが、終盤にチェンスメーク。

前半、徳島は、ゴール前でのつなぎから、3度ほど決定機を作ってくるが、林の好セーブなどで、前半はスコアレス。

後半7分、セットプレーからの菅田の得点で、ベガルタが先制。流れを持ってきた。

しかし、追加点のチャンスを逃していると、後半25分に、キムテヒョンが、DOGSOの一発退場で、10人となり、長く守ることに。

キムの代わりに蜂須賀、相良に代え松下もDFラインに入れて、5-3-1で、しのごうとするも、45分、坪井に決められ同点とされた。それでも追加時間に、ワンチャン遠藤がカウンターから、中山に最後のクロスが送るが、合わず、ドロー。

この試合、菅田以外に、2回決定機があったが、フリーのシュートを、GKスアレスの好守に、2度とも阻まれたのが痛かった。

勝利は、ならなかったが、セットプレーから、待望の、菅田の高い打点のヘッドでの得点が生まれ、これは今後も武器。

ただ、サイドの攻防では、押される場面が多く、この試合も、ウィング攻撃というより、5バックの時間が多かった。縦だけでなく、横からも攻めたい。

また、エヴェルトンのキープに救われた場面が多々あったが、それを回りが受けて、素早く攻撃につなげるところが、いま一歩。

カウンターでも、ボール保持者以外の選手の出足がいまいちで、速攻が少ない。位置取りと連携はさらに詰めて、チャンスを増やしたい。

おっと思ったのは、前半25分には、相手ゴール前で人数をかけ、ボールを回し続け、チャンスを狙う時間があった。ただ、なかなか有効なシュートが打てなかった。
ゴール前を固められた時の、出し入れ、何が足りないのか?

それでも、10人になって、残り20分以上ある中、何とか同点に留め、勝ち点1はゲット。

失点しても切れずに、ずるずる行かない戦い、メンタリティーは、今後とも重要。

次ホームで勝利して、このドローを活かしたい。

簡単に経過。

前半
ベガルタは中山に代わり、スタメン出場の、好調氣田の突破に期待したが、徳島も3人がかりで止めに来るなど、抑えられる時間が多かった。

また、再三、ワントップ気味のホヨンジュンに、裏狙いのボールを出すが、オフサイドにかかる。

開始1分、徳島のカウンターの抜け出しを阻止しようとして、菅田が早くもイエローを貰う。これが、前半のベガルタの出足に、影響したかもしれない。今日の主審は厳しめ。

2分、それでも右サイドでボールを囲んで奪い、最後は、ホヨンジュンがシュート、キーパー。

4分には、相手ペナ右横で、フリーキックのチャンス。こぼれをつないで、エヴェルトンの浮き球パスはキーパー。

6分、左から相良がドリブルで仕掛け、カットインからのミドルシュート、枠外。

8分、徳島に、ゴール前で回され、柿谷が回転しながらの変態カットインからの落とし、最後は白井がミドルシュート、林の正面。

その後は、徳島がボールを持つが、ペナ内には侵入させない。

18分、エヴェルトンがダッシュして、ボールを奪うがその後、つながらず。

21分、徳島が左からのクロスのこぼれを、外山が上がってきて、ダイレクトシュート、これはがファインセーブ!

これで、徳島の左コーナー、シュートのこぼれを回して、最後はファーの至近距離から西野のヘッド、枠外。

25分、相良の仕掛けから、相手ゴール左で人数をかけボールを回すが、シュートはブロックされる。

26分、今度は右サイドで回して、最後は中島の左足シュート、枠外。

29分、徳島外山にイエロー。

32分、キムから、ホヨンジュンへのロングボール、オフサイド。

34分、中島のパスをカットされ、徳島がカウンター。が左サイド反転クロス、中央白井がフリーでヘッド、これも押さえる。

37分、キムからホヨンジュン、相良とつなぐがオフサイド。

40分、氣田が中央突破しようとするが、3人掛りで止められる。

42分、相良が左ライン際でドリブルで粘ってキープ。すると徳島ファールで、浜下にイエロー、異議か杉本にもイエロー。

44分、相手DFの裏に郷家がヘッドでパス、抜け出したホヨンジュンがフリーになるが、カカに寄せられ、右コーナー。
クリアされて、カウンター受けるが、戻ってしのぐ。

結局、前半はスコアレス。カードも多い試合となった。前半のシュートは、共に4本ずつ。


後半。
ベガルタが前への圧を高める。

3分、ベガルタがボールを回すが、シュートは打てない。

4分、徳島キーパーのロングキックから、柿谷がシュート、これは林。

5分に、氣田のミドルシュートをGKスアレス弾いたところに、エヴエルトンが詰め、フリーで浮かすシュート。しかし、至近距離でがスアレスがまたセーブ。決定的。

これで左コーナーを得る。
⚽7分、中島の2本目のキック、大きく巻いたキックが、ファーの菅田にどんぴしゃで、高い打点でたたきつけ、1-0先制。厳しい展開でも先手を取れた。

11分、徳島が右ライン際35mでフリーキック。こぼれを回され、最後は左からフリーでシュート打たれるがも、枠外。危なかった。

15分、右サイドで回し、真瀬から郷家へのパスは、オフサイド。

17分には、徳島に回されるが、最後はエヴェルトンが体を入れ、キープ。

18分、徳島西谷にイエロー。

19分、徳島はDF外山に代え、MF坪井、MF杉本に代え児玉を入れる。

20分、小出のロングボールにホヨンジュンが抜け出し、フリー。右サイドでタイミングを図ってのクロス、氣田が飛び込んでのシュート、枠内も、またもスアレスに阻まれる。決定的。

22分、氣田に代え山田、ホヨンジュンに代え中山が入る。追加点狙い。

25分、徳島右からの斜めのパスに、抜け出されそうなるところ、キムテヒョンがファールで止め、これが得点機会阻止に判定で、一発退場。ベガルタ10人に。

26分、中央25mの徳島のフリーキック。西谷蹴るが、バーの上。

27分、徳島はFW渡に代え森を入れる。ベガルタは、郷家に代え蜂須賀を入れ、左CBへ。5-2-1。

その後は、徳島がセカンドボールを拾い続け、ベガルタゴールへ襲いかかる。

コーナー、フリーキックのピンチ連続も、なんとかしのぐベガルタ。

35分、ようやくベガルタのカウンター。小出のスルーパスに真瀬が抜け出し、ドリブルからのクロス、キーパー。

37分、徳島は、浜下に代え杉森を入れる。ベガルタは、中島に代え遠藤、相良に代え松下を入れる。
松下はDFライン中央に入り、蜂須賀が左へ。5バック。エヴェルトンと遠藤、山田で中盤、中山のワントップか。

38分、蜂須賀がパスカットからドリブル前進。中山へ。中山が詰めて、キーパーと左ーコーナー近く、ゴールライン上で交錯、FKを得る。

遠藤のフリーキックを真瀬がキープ。右コーナーを得る。

40分、右コーナーから、遠藤から中山、真瀬でボールを細かくつなぎ、時間を使う。

42分、徳島の左からのクロスは林。

⚽45分、ゴール前で回され、最後は右から西谷に侵入され、真瀬、さらに遠藤が詰めるが取れず、坪井がフリー。ここに寄せるのが遅れ、巻いたシュートを決められ、1-1同点。

追加時間は4分間。
1分、徳島クロスから森のヘッド、枠外。

3分、真瀬が足攣り気味でスローイン。

4分、ベガルタカウンター、遠藤がドリブルしながら上がり、左からのクロス、中山もう一歩で、試合終了。

後半ベガルタのシュート4本、徳島5本。

ドロー。それでも勝ち点1。ホームでの勝利につなげたい。


シュート数: 8-9 CK:4-5 FK: 12-16  得点:菅田真啓 (徳島)坪井清志郎  警告:菅田、キミュテヒョン(退場) (徳島)外山、浜下、杉本、西谷  主審:松本 大  入場:5,553人