28節:ベガルタ仙台0-1松本山雅、序盤失点、猛反撃も、壁破れず。蜂須賀は好クロス

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2019J1 28節 10月5日(土)14:00 ベガルタ仙台0-1松本山雅FC ユアスタ仙台


ハモン 長沢
 
関口   道渕
(石原崇)(兵藤)
松下 富田
 (ジャーメイン)
永戸 平岡 金 蜂須賀

ヤクブスウォビィク

サブは、関、大岩、石原崇兆、中原、兵藤、石原直樹、ジャーメイン良。松本山雅は、FW永井、セルジーニョ、MF高橋諒、杉本、藤田、町田、岩上、DF水本、飯田橋内、GK守田。阪野、パウリーニョはベンチスタート。

今節もユアスタで、目下17位と降格圏にいる松本山雅FCと対戦。シマオマテの出場停止で金がスタメン。開始早々の失点を、18本のシュートと猛反撃しながら、ブロックで固めた相手DFを跳ね返せず、痛い敗戦。しかし、

試合としては、サイドからの攻撃ばかりになり、相手の出足とシュートブロックに嵌ったが、蜂須賀のクロスは、今季最高の出来。巻いたボールが中央に精度よく合って、ゴール寸前まで行っていた。

これに中央裏へのボールが加われば、決定機は増えたと思う。松下には二人がかりのプレス行っていた。

残り試合、下位チームは、どこも全勝できるわけではなく、同じように苦しいはず。一戦一戦、ものにしていけば、潰し合いの中、浮上はできる。

概要のみですw

やや風の強いユアスタ。コーナーフラッグを見ると、いつもの様に巻いている感じだが、北寄りの風が強そう。

コイントスで、いつもと逆の南側サイドになったベガルタ。

前半。
風下のベガルタ。松本山雅は出足良く、ベガルタのボールホルダーに詰めて来る。1分、中央松下がボールを持つと、二人が掛かりで寄せてくる松本山雅。右サイドからセンタリングをされるが、クリア。⚽2分、ベガルタペナ右角から、セルジーニョが強烈なミドルシュート、ファーのネットを揺らし、失点。いきなりの失点で、ムードが一変のベガルタ。その後、道渕からのクロスに長沢、打てず。松本山雅の中央のプレスは厳しい。

3分、松本山雅のカウンター、一気にゴール前に、またセルジーニョのミドルシュート、バーの上。5分、ベガルタ、ワンタッチでつなぐが、カットされる。逆に攻められ、ベガルタエリア右奥30mでフリーキックを与える。キッカーは岩上。これはクリア。7分、左の永戸がフェイントでかわし、クロス。中央触れず。10分、松下から永戸のクロス、クリアされ左コーナーを得る。シュートは打てず。12分、金のパスミス、松本山雅が回し、町田のクロス、シュートは打たせない。

15分、岩上が左からのクロス、中央裏にフリーで抜けられるが、シュートは打てず、助かる。18分、セカンドボール拾われ、またセルジーニョのミドル、枠内も、GKヤクブスウォビィク(クパ)弾く。これで左コーナーを与える。クリア。20分、縦一本で裏に出られるが、これはオフサイド。22分、金の縦のロングボール、長沢が背走しながら落とすが、ハモンはシュート打てず。その後、松本のカウンター、ベガルタ中央30mでフリーキックを与える。岩上のキックにフリーでヘッド打たれるが枠外。

24分、ハモンが中央強引にシュート打つが、クリア。これで左コーナー得るが、クリアされる。25分、ハモンがえぐってのクロス、長沢がヘッド、キーパー。26分、永戸が裏へのパス、長沢もう一歩。27分、ベガルタの右サイド裏、フリーで永井のシュート、クパ弾く。これで右コーナーを与える。2本連続、クリア。今度は松本のロングスロー。クリアするが、拾われる。

その後、松本のパスミス。30分、松本山雅回して、中央からセルジーニョのミドル、枠外。32分、ベガルタ右から左へと展開、左コーナーを得るが、2本とも打てず。35分、蜂須賀のクロスはクリアされる。ベガルタペナ近くに上がってきたセルジーニョ、倒れるが、家本主審は、吹きそうなフェイントのみで、プレイ・オン。36分、関口のクロスをハモンが折り返さすが、合わず。

37分、関口から中央富田、さらに右の道渕とつなぐが、道渕かわし切れず。38分、松本山雅がトラップミス。39分、右サイドを蜂須賀が突破、フリーで永戸のシュート、ブロックされる。左コーナーをえるが、シュート打てず。40分、道渕のクロスは、ハモンの頭上通過。しかし、その後もベガルタが回す。松本山雅は5バック、ブロックで守りを固めている。

42分、右のハモンから永戸、左コーナーを得る。コーナーのクリアを再び永戸がクロス、こぼれを、松下が左足でミドルシュート、バーの上。さらに蜂須賀のクロスにハモンのヘッド、枠外。さらに、ベガルタ攻め続け、永戸のクロスを長沢がヘッドで叩きつけるが、キーパー正面。その後、道渕が左足でコントロールシュート、巻いたボールで、左側ポストぎりぎり狙うが、バーに当たって、枠外。惜しい。その後のコーナーも決まらず。0-1とリードされて終了。

後半。
風上のベガルタ。5バックにして守備的な松本山雅に、シュートを打っていくが、ことごとく返される。1分、道渕がえぐってのクロス、つながらず。2分、上がった永戸が倒され、松本山雅ペナ左角でフリーキックを得る。永戸のキックはキーパー。3分、蜂須賀から道渕、折り返しのクロスに、ニアで長沢のヘッド、枠外。5分、松本山雅がカウンター狙うがトラップミス。前半の後半あたりから、ミスがでている松本山雅。これはチャンス。

6分、蜂須賀のクロスが、長沢の裏に出た関口につながり、フリー、即左足ボレーで狙うが、体勢崩れており、枠外。惜しかった。8分、蜂須賀がタイミングを図ってのクロス、長沢にはつながらず。10分、蜂須賀が左足に持ち替えてのクロス、シュートか?、枠内で、キーパーパンチング。12分、関口、スローインのボールを取られ、松本山雅のカウンター、永井にヘッド打たれるが、決まらず。

13分、ハモンが強引シュート、ブロックされ浮き球、長沢シュート打てず。その後松本山雅のカウンターで、ハーフ付近でフリーキックを与える。14分、ベガルタは関口に代え石原崇兆を入れる。16分、石原のクロスにハモンのヘッド、キーパー。そのあと松本山雅がカウンター、回してシュートまで打たれるが、クパ抑える。19分、ベガルタ回して長沢狙うも寄せられる。

20分、ベガルタが右コーナーを得たところで、道渕に代わり兵藤を入れる。これは決まらず。23分、ワンタッチでボールをつなぎ、最後はハモンの落としに長沢シュート、クリアされる。24分、永戸のクロスに長沢のヘッド、ヒットせず、キーパー。25分、松本山雅に一気にえぐられ、右コーナーを与える。ヘッド打たれるが、バーの上。そのあと、富田がドリブル前進、クリアされスローイン。

26分、松本山雅の左コーナー。クリアするが、松本山雅のスローインで、ロングスロー。これはクパ。28分、裏へのスルーパスを出され、フリーでシュート打たれるが、枠外。29分、このシュートで触っていたか、右コーナーを与える。これはクリア。30分、富田からジャーメイン良に代わる。ジャーメインが右MFへ。兵藤がボランチか。松本山雅も町田に代え田中隼磨を入れる。

31分、蜂須賀のクロスは流れる。32分、ベガルタが回して、最後はハモンがシュート、左コーナーを得る。こぼれを再び永戸がクロス、松下が右足シュート、枠外。34分、松本山雅は杉本に代えパウリーニョを入れる。35分、ベガルタ回して右コーナーを得るが、永戸のキックはキーパー、キャッチ。38分、蜂須賀のクロスにジャーメインがヘッド、枠外。これで右コーナーを得る。このキックもキーパーキャッチ。

39分、ベガルタ回して、最後は永戸が右足でのシュート、DFに当たりコースが変わるが、キーパー正面。41分、ハモンが左からクロス、流れる。42分、ジャーメインがえぐってのクロス、合わず。さらに永戸のクロス、キーパー。43分、左コーナーのこぼれ、ジャーメインがキープ、右コーナーを得る。このキックはキーパーキャッチ。追加時間は5分。松本山雅は岩上に代え、 中美を入れる。

1分、蜂須賀のクロスから、左コーナーを得る。決まらず。3分、石原から永戸、最後はハモンのシュートはキーパー。コースを塞がれていた。その後も回すがブロックされ、そのまま試終了。

開始早々の失点で、少し慌てたのだろうか。また、松本山雅の出足が良く、ゆっくりとキープさせて貰えなかった前半。

とりわけ松下へのプレスは厳しく、すぐに人数をかけて寄せられた。そうして中央の攻めを封じられたが、右サイドの蜂須賀は、かなりのクロス本数を上げ、巻いたボールで中央まで届いてはいた。が、がっちりと中央で、長沢、ハモンを抑えこまれ、楽にシュートを打てず、またシュートブロックの出足も良く、相手の術中に嵌った。

ワイドに開いて、遠目からクロスに終始したが、他チームでは、ペナの幅の範囲で仕掛け、松本山雅を苦しめていた。道渕、関口と蜂須賀、永戸の関係を切られたのが苦しかった。さらに、シュートを打つタイミングが、予測できるものが多かったので、ブロックされた。前半、金から縦に1本長沢に向けたボールがあったが、中央でキープし切れないし、緩いパスは狙われるので、サイドへとなったのか。

守備では、中央で永井らにタメを作られてしまい、そこから、サイドの速い選手にスルーパスを出されて、裏抜けされ、しばしば決定機を作られたが、クパのセーブや相手のミスで追加点は許さなかった。中央でシマオが跳ね返し、相手のカウンターを限定できる、これまでとは違ったようだ。

選手もいろいろ工夫はしていたのだが、セットプレーでのキックはキーパーに取られる場面が多かった、試合後のインタビューだと、決まり事だったようだが、相手の動きを見て、自分達でアレンジしていくことも必要な状況である。

次の名古屋戦まで少し時間がある。シマオマテも戻る。蜂須賀のクロスの精度は上がってきている。5月の対戦では、3-1と快勝した相手。もう一度、戦う、挑む姿勢で勝利をもぎ取りたい。顔を上げて視野を広げよう。


シュート数:18-9 CK:13-7 FK:5-9 得点:(松本山雅)セルジーニョ 警告:なし 主審:家本政明 入場:15,285人


この試合の復興ライブは、多賀城市立東豊中学校&日本フィル。ハーフタイムは、ルターナwithベガチアオールファミリーのダンスや、森保、手倉森監督のVメッセージなどがあり。

尚、また、後座試合として、17時から15分ハーフで、OB選手監督とユースBチームとの試合があり、ユースBチームが前半若さを発揮して先制。後半OBチーム財前のクロス、佐々木勇人のシュートなどで気を吐いたが、ゴールならず、現役後輩に花を持たせたw。また、記念グッズの販売などが行われた。


OB戦に出場した元ブランメル・ベガルタ選手と監督()内は現役時のポジション

阿部良則(FW、飯尾和也(DF、伊藤 壇(MF)、大久保剛志(FW)、大友 慧(FW)、岡山一成(DF)、小針清允(GK)、財前宣之(MF)、佐々木勇人(MF)、菅井直樹(MF/DF)、瀬川誠(FW)、武井択也(MF)、千葉直樹(MF)、中島浩司(MF)、中原貴之(FW)、根子達也(MF)、萩原達郎(GK)、平瀬智行(FW)、平山相太(FW)、山下芳輝(FW)、鈴木武一(OB監督)