01節対新潟1-2、富田同点弾も後半ばてる

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J1 2014年3月1日(土)14:00 ベガルタ1-2アルビレックス新潟 ユアスタ仙台



ウイルソン 

マイキー 梁 太田
(赤嶺) (武藤)
角田 富田
(武井)   
二見 石川 鎌田 菅井

サブは、桜井、広大、石川大徳、武井、武藤、赤嶺、柳沢。新潟は川又、田中達の2トップ。レオシルバ、成岡、舞行龍先発。キーパーは守田。

観客15,852人。新潟サポはバス15台3200人で来仙。

前半までは、コンパクトな布陣の4-2-3-1で、新潟のハイプレスと互角にわたりあったが、シュートまでが、なかないいけなかった。そんな中で、コーナーや二見のロングスローで、チャンスが多数あったが、決めきれず。

前半10分で、新潟の川又が、味方同士の接触で負傷、武蔵と交代。15分、二見のロングスローから角田が中央でフリーのヘッド、伸び切って枠外。五分五分の展開から、35分角田が痛恨のハンドで、PKをレオシルバに与え失点。

後半7分、新潟キーパーのミスでエリア内で、間接フリーキックを得る。こぼれを右サイドひとりフリーになっていた富田が、落ち着いたボレーで決めて同点。ここまでは良かった。

その後、ベガルタが疲れてくると、次第に、新潟にキープされるようになり、再三シュートを浴びるが、岡本のミスなどで救われる。激しい試合は、27分、角田が足を痛め自らバツ。武井が急遽入るが、そのパスを狙われる。30分を過ぎると、レオシルバのキープが効いてきて、防戦一方になり、赤嶺投入の2トップも、いいパスが通らず苦戦。

すると、44分、後半でてきたホージェルに、中央にカットインされて、豪快なシュートを決められ1-2、そのまま敗戦となった。


前半
ベガルタはウイルソンのワントップ、トップ下梁、左右にマグリンチィ(マイキー)と太田という、4-2-3-1。左SBには、新人二見がルーキーながらスタメン出場。キーパー関もJ1初出場。前日の4月並の暖かさから、気温8度とやや寒さが戻ったユアスタ。(テレビ観戦ですがw)

開始早々、太田が、グラウンダーのミドルシュート、キーパー正面。両チームラインを上げて、非常にコンパクトな中での激しいプレスの応酬。3分、新潟の田中達が上がってくるが関が抑える。4分、裏に抜けた新潟の岡本がシュート、枠外。5分、ベガルタが左コーナーのチャンス。角田のシュート、こぼれを菅井がオーバーヘッド。枠外。

8分、二見とマイキーのコンビでコーナーをゲット。今年の左サイドは活性化しそうだ。しかし、コーナーのこぼれをカウンターとされ、太田が戻ってカバー。10分、マイキーのキープから、角田の折り返し、裏に抜けたウイルソンがクロス、コーナーを得る。この間の守備で、川又が味方と接触、左膝を痛めてピッチ外へ。その後戻る。

15分、相手エリア奥で、スローイン。ここで二見がロングスロー、ゴール中央まで届いてさらに伸びる。中央に侵入してきた角田がフリーでヘッド、しかし伸び切っており、シュートは枠外。惜しい。17分、中央から新潟に攻められるが、クリア。コンパクトなボールの取り合いだが、セカンドボールへの寄せは新潟の方が早い。22分、左サイドから侵入されるが、二見がクリア。

25分、足を引き摺っていた川又が鈴木武蔵と交代。27分、新潟の右コーナー、これはクリア。その後、ベガルタも反撃、富田が攻撃参加で、エリア内の裏にでるが、シュートまで至らず。30分には、ウイルソンが裏に出て、侵入、コーナーを得る。右コーナーから鎌田のヘッド、体を寄せられ枠外。33分、梁が相手ボールをカット、マイキーが上がっていくが詰められる。

34分には、上がってきた二見が抉ってのセンタリングも合わず。34分、新潟がベガルタゴール中央35mのフリーキック。これは守る。35分、田中達也にキープを許し、エリアすぐ外からのファーサイドへのシュート、入れられたかと思ったが、関が左腕1本でかき出すファインセーブ。その後の新潟のコーナーもクリア。しかし、39分、再び攻め込まれ、角田が痛恨のハンド、PK献上。これをレオシルバに決められ先制許す。ここでも方向は読んでいた関だが、タイミングをはずされた。

40分、ウイルソンがドリブルから切れ込んでいくが、ファール。42分、新潟のカウンター、岡本がどフリー、シュート!決定的。はずしてくれた。44分、梁からのパスを受けたマイキーが、キープからのシュート、枠外。前半追加時間2分。二見のロングスローからの攻撃が決まらず、カウンターを受けるが、新潟のハンドで終了。前半は0-1とリードされて終わる。

後半。
開始早々、ウイルソンと舞行龍が競り合い、舞行龍が負傷で大野が入る。4分、ウイルソンの左サイドのドリブルでコーナーを得る。しかし、こぼれをカウンターされて、数的不利になるが、なんとかしのぐ。5分、ウイルソンがクロスを入れるが、中央もう一歩。

そして7分、よくわからないが、キーパーのミス?で、エリア内の間接フリーキックを得る。左45度、距離15m。梁のキックは弾かれるが、こぼれ待ちの中央の太田のシュートが、うまく左サイドフリーの富田へのパスの格好になり、富田が躊躇なく左足ダイレクトでシュート、これが豪快に決まって同点。アーニー・ベガルタの初ゴールは、トミーだった。

これでベガルタの寄せがよくなる。しかし、新潟の運動量は落ちず、成岡などが上がってくる。10分、新潟の松原?のミドルシュート、枠外。12分にも、田中達がドリブルで侵入、しかし石川が寄せゴールキックへ。15分、マイキーがカットされ、田中達、鈴木とつなげられるが、関が抑える。17分、角田にイエロー。さらに新潟にキープされ、ロングボールを裏に入れられるが、関がいい飛び出し。

20分角田のスルーパスに、菅井が侵入。もう一歩。そのあと今度は新潟岡本に切れ込まれて、シュートされるが関が抑える。22分、ベガルタの攻めが出なくなってきたところで、マイキーに代え赤嶺が入る。梁が左サイドに入り、去年と同じ4-4-2になる。そのあたりから、ボールを持たない菅井が、ゴール付近まで盛んに上がり始める。

24分、田中達の反転シュート、関反応。25分、今度はウイルソンが反転シュートもキーパ正面。26分角田が足を傷め、自らバツ。担架に乗って退場。急遽、武井が入る。直後、レオシルバの上がりから鈴木にパスを通され、フリーでシュート打たれるが、わずかに外。助かる。27分、新潟は田中達に代わり、ホージェルが入る。ここからベガルタが押され始める。

30分、詰められてクロスをいれられるが、関。ベガルタが新潟エリアでキープすると、レオシルバにしつこく詰められ、パスが出せない。33分には、ベガルタエリアでボールを回され、最後は岡本がフリーでのシュート、はずしてくれた。富田も遅れながらシュートブロックに入っていた。34分、ホージェルに裏に抜けられ、どフリーのシュート、ミスで救われる。ピンチが続く。

35分、ベガルタが久々のカウンター、右サイドドリブルで上がったウイルソンのセンタリングに、赤嶺が左足アウトサイドでひっかけるシュートを狙うが、もう一歩。38分、ウイルソンがレオシルバのボールにスラインディング、しかしイエローの判定。40分、二見のロングスロー、赤嶺ヘッド打ち切れず。

41分、えぐられ、金がフリー、しかしシュートミスに救われる。ベガルタは太田に代え、武藤を入れる。監督の期待の表れか。TVでは、菅井に上がるな、という指示を伝えたとか。そのあとも、二見のロングスローのチャンスがあるが、なかなか合わない。42分、新潟のCK。こぼれをホージェルに、中央へ切れ込まれ、速いタイミングでのシュートを決められ、追加点許す。梁と武井?が振り切られた。

追加時間4分。2分目には右奥32mのフリーキックのチャンス。赤嶺がうまくヘッドですらせるが、決まらず。そのまま敗戦。

攻められながらも、ドローには出来る試合だったので、惜しまれる。ただ、関の落ち着き、二見のロングスロー、マイキーのドリブルと、先々の見所はあった。角田の怪我の具合だけが気になる。次はしっかり勝点を取るべし。

尚、この試合、ハーフタイムにはソチ五輪金メダリスト、羽生弦選手のビデオメッセージが流れた模様。


シュート数:9-11、CK:5--3、FK:18-14 得点:富田晋伍 (新潟)レオシルバ(PK)、ホージェル 警告:角田、ウイルソン 主審:山本雄大