2023-24 WEリーグ17節 4月28日(日)15:03 マイナビ仙台レディース 1-4 INAC神戸 ノエビアスタジアム神戸
後藤
(廣澤)
里緒 原
(カーラ)(石坂)
太田
中島 隅田
高平 西野 國武 田畑
(吉岡)
齋藤
廣澤がPKで一矢
サブは、松本、吉岡、佐藤楓、石坂、カーラ、武田、廣澤。
神戸は、GK山下、DF守屋、土光、三宅、竹重、MF天野、松原、成宮、北川、FW田中美南、辻澤。相川、桑原、高瀬はベンチスタート
前節、首位独走の浦和Lに、ホームで0-3と敗れたマイナビ仙台レディースは、アウエーでINAC神戸と対戦。
2試合連続で、攻撃力の高いチームと当たるイケズな日程w
結果は、前・後半とも、ミスがらみの2連続失点で、相手を楽にしてしまい、1-4と大敗。
この試合、マイナビ仙台Lは、「調子を見て」ということで、ワントップに後藤、左MFの佐々木里緒、右MFには原、CBに西野をスタメン起用。
強豪相手に、怪我上がりの後藤、原がどこまでやれるか、というところだが、やはりその壁は厚かった。
本調子の後藤、原なら、神戸の選手からも、ボールを奪い取ることができる力のある選手達だが、今はまだ、その状態ではなく、勝ちに行く選択だったのかどうか。
後半に、石坂、廣澤を投入して攻撃活性化、という事だったかもしれないが、廣澤は4点取られた後の投入で、試合は決まってしまっていた。
それでも、0-4から相手のミスからの得たPKを、廣澤が決め切って、一矢報いたのは、溜飲が下がる思いだが、時、既に遅し。
リードされる展開は、予想されたが、なんとか僅差での時間を長くし、勝利も狙える展開にしたかった。
一番気になるのは、このところ、連続して、自陣ゴール前での密集でのクリアが、ただ相手にボールを渡したり、リフレクションでシュート性になったりと、同じようにミスから失点になっているので、何とかしたい。
正面でなく、サイドに蹴り出したり、コーナーに逃げるという、割り切りもあってもいいのでは。
また、自陣でプレスを受けて、横パスを、安易に出して狙われる、という事もあった。
守備の安定感が増せば、取り組み中の攻撃も、もっと積極的にやれるだろう。
攻撃では、前半開始早々4分に、GK齋藤のキックから中島がパス出し、上がった高平がシュートと、勢いを見せたが、これが前半、唯一のシュート。
その後は、守屋に対応されて、なかなか高平も前に行けず、それではと、中島、太田がラインの裏を狙うが、オフサイドにかけられた。
いろいろと、チャレンジは見られたが、現状、廣澤抜きでは、なかなかタメが作れず、勝機が見えてこない。
<試合経過>
前半6分、神戸、田中美南が、ゴール前で西野から國武の横パスをさらって、ゴールで0-1。
8分、神戸、ゴール前の混戦で、マイナビ仙台Lがクリアし切れず、GK齋藤が弾いたところ、成宮が押し込んで、0-2。
前半、マイナビ仙台Lはシュート1本のみ。神戸は9本。
マイナビ仙台L、ハーフタイム、原に代え石坂を入れる。
後半20分、神戸、ロングボールから田中美南、西野をかわしてキープ。侵入して横パス、中央フリーの辻澤が合わせて、0-3。
22分、神戸、辻澤が西野と競りながらシュート、GK齋藤弾くところ、押し込んで0-4。
26分、マイナビ仙台L、FW後藤に代え廣澤、CB西野に代え吉岡が入る。吉岡右SB、田畑がCBに回る。
神戸は、MF天野に代え山本摩也、北川に代え箕輪を入れる。
32分、マイナビ仙台L、佐々木里緒の右コーナーキックのこぼれ、成宮がハンドでPKゲット。廣澤がゴール隅に、豪快に蹴り込んで1-4と意地を見せる。
廣澤は、今季7点目で得点ランキング3位タイ。
34分、マイナビ仙台L、佐々木里緒に代え、カーラが入る。
36分、神戸、FW辻澤に代え愛川入る。
39分、高平からの斜めのパスを受けた廣澤が、左足でシュート性のクロス?キーパー。
40分、石坂がドリブルで侵入、中島経由で、廣澤が上がるが打てず。
43分、神戸、MF成宮に代えDF井出、FW田中美南に代え、桑原入る。
AT1分、ロングボールに廣澤ヘッド、ヒットせず。
後半、マイナビ仙台Lはシュート4本で、内訳は太田1本、廣澤3本。神戸は7本。
次は、3日にアウエーで大宮、中2日で、6日ホームで千葉と連戦が続く。
選手達は疲労の中、良く走れているが、勝敗の鍵は球際。
メリハリつけながら、要所でしっかり寄せて、いい守備からの攻撃で、勝利して欲しい。
シュート数: 5-16 CK:2-0 FK: 10-11 得点:廣澤真穂=PK (神戸)田中美南、成宮唯、辻澤亜唯2 警告:なし 主審:山下良美 入場:2,769人
タグ:廣澤真穂