2020なでしこ1部 7節 8月30日(日)18:00 マイナビベガルタ仙台レディース1-4日テレ・東京ヴェルディベレーザ 味フィ西
浜田 池尻茉由
(武田)
高平 安本
(白木)(瑞夏)
福田 隅田
(市瀬)
万屋 坂井 國武 楓
池尻凪沙
サブは、松本、市瀬、佐藤瑞夏、白木、武田。
日テレは、GK山下、DF有吉、村松、松田、遠藤純、MF菅野、三浦成美、小林、木下、FW長谷川唯、植木。宮澤はベンチスタート。
前半8分に左サイド裏を取られて失点も、その後は連動したプレスでしのぎながら、38分には裏に抜けた浜田がGK山下と1対1のチャンスも止められる。
後半15分にもカウンターで安本が1対1、これも止められ、直後にパスカットされてからの2点目を許すと、終盤にも連続失点0-4。45分に万屋の裏への浮き球に佐藤瑞夏が合わせ、一矢は報いた。
前半は、両サイドからの抉りや相手シュートに体を張ってしのいでいたが、後半チャンスを逃した後に、すぐ2点目を取られてから、日テレに余裕を持たれてしまった。
2度のフリーのチャンスを、ひとつ決めていれば、その後の流れも変わったかもしれないが、抜け目なく、ベガルタの弱いパスや小さなクリアを、マイボールにしてしまう、日テレの圧力を、しのぎ切れなかった。
それでも、途中出場の佐藤瑞夏が、裏に入って、アウトサイドの技ありシュートで、3年ぶりに、日テレから得点を上げられたのを、次につなげたい。
順位は7位のまま。
以下、経過。
前半。
開始早々、池尻茉由がパスカット、背後に流して、浜田が、ドリブル前進シュートも角度なく、キーパー。
1分、右サイドに流れた茉由のクロス、キーパー。
その後は、日テレがボールをキープ。中盤での凌ぎあいで、共にシュート無し。
3分、ベガルタ仙台レディース、右奥35mでフリーキックを得る。キッカーは福田。キーパー直。
その後、日テレは、ベガルタの左サイドを中心に回す。
5分、日テレGK山下からDFへのパスを、安本がカット、フリーで前進もシュート打たず、パスを出すが決まらず。
その後、日テレのカウンター、ベガルタは遅らせる。しかし、木下が、ベガルタゴール前で、切り返しからのシュート、ブロック。
⚽7分、長谷川唯からパスを受けた、左の小林が、裏に抜けフリー、そのまま強烈なシュート、決まって0-1。
早い時間の失点で、ベガルタはゲームプランが厳しくなる。
9分、佐藤楓からロングボール、前線の浜田キープし切れず。日テレはゆっくり回し、様子を見てくる。
11分、隅田がFWと連動して、前からプレスに飛び出る裏を、日テレが狙ってくる。木下がドリブル前進、植木へのパスは、オフサイド。
14分、日テレ、遠藤が右サイドを上がってパス、中央植木のスルーからシュート打たれるが、キーパー。
15分、ベガルタ、福田から左サイドの高平、ドリブル前進から、自分で右足でのシュート、ブロックされる。
その後、日テレのカウンター、長谷川がロングシュート、GK池尻凪沙が、背走、ぎりぎり触って出す。
これで、日テレの左コーナー。キッカーは遠藤。混戦から、シュート打たれるが、凪沙ブロック。
17分、日テレが回すが、福田カット。しかし、取り返される。
20分、ベガルタ、自陣ゴール前を守備でしのいで、カウンター。浜田倒され、自陣フリーキック。つながらず。
22分、國武のロングボール、茉由に通らず。
23分、日テレはうしろで回す。
24分、日テレが左サイドで長谷川がキープ、シュート打たれるが、ブロック。これで左コーナーを与える。ヘッド打たれるが枠外。
<<飲水タイム>>
GK凪沙からのパスをカットされ、植木が左の小林へ。シュート打たれるが、キーパー。
29分、隅田から左の浜田にパスが通り、ドリブルからのシュート、キーパー正面。
31分、日テレ遠藤のクロスからゴール前横切るパス、日テレふたりがなだれ込むが、合わず。危なかった。
32分、長谷川唯のミドルシュート、キーパーキャッチ。
35分、日テレ遠藤から木下、ひとりかわしてのシュート、バーに当たる。助かる。
36分、ベガルタの左サイド、小林がドリブル前進、万屋がスラィデイングでクリア、左コーナーを与える。これは日テレのファールで終了。
38分、ベガルタ、縦のワンツーから、浜田が抜け出しフリー、キーパーと1対1シュート、弾かれる。こぼれを、すかさず茉由が左足シュート、ふかす。
きまらなかったが、茉由もカバーに付いていたのは良かった。
40分、ベガルタカウンター、隅田のパスを浜田が落とし、茉由受けるも、押し戻される。
41分、長谷川も浮き球クロス、坂井が戻る。
42分、ベガルタが回すが、隅田がパスミス。
44分、日テレがロングボール、遠藤が受けてシュート、キーパー。
追加時間。
ベガルタ詰めてパスカット、高平のクロスに隅田がミドルシュート、枠外。
前半は、先制され、ボールを保持されながらも、チャンスは作ったが、0-1とリードされ、終了。
後半。
立ち上がりから、日テレがボールをキープ。
1分、ベガルタ押しもどす。しかし、長谷川が裏に出して来る。これはキーパー。
2分、ベガルタの右を、遠藤がドリブルしてキープしてからのクロス、クリア。
3分、日テレの右コーナー。菅野のキックは、流れる。植木が左に流れクロス、これはクリア。
今度は左コーナー。キッカーは遠藤。こぼれを植木がシュート、ふかす。
4分、國武のスルーパス、オフサイド。
6分、膠着状態。
9分、長谷川から、遠藤、楓をかわしてクロス。中央でシュート打たれるが、國武クリア。
10分、植木がキープ、ヒールで流して、遠藤シュート、キーパー弾く。これで左コーナーを与える。
11分、日テレは、植木に代え宮澤を入れる。
12分、小林が中央ドリブルからのミドルシュート、枠外。
ここでベガルタは、高平に代え、長身の白木を入れる。
14分、白木、茉由、安本がプレスを敢行。
15分、CB坂井が飛び出してパスカットから、ドリブル前進。スルーパスが、裏の安本に通り、フリー。ドリブルからのシュート、またしてもGK山下に阻まれる。
⚽16分、決定機を逃した直後に、ベガルタゴール前でルーズボールを宮澤に拾われ、木下にシュートを決められ0-2。これが痛かった。
18分、左サイドで攻防。最後は中央から長谷川がシュート、ポストに当たり、クリア。
19分、日テレの左コーナー。ここで菅野の代わり中里入る。こぼれを日テレ、うしろまで回して、作り直し。余裕。
20分、白木が裏の茉由に出すが、もう一歩。
21分、ベガルタ、安本に代え佐藤瑞夏、福田に代え市瀬を入れる。市瀬はボランチ。
23分、日テレが回して、最後は小林が左足シュート。これはクリア。
<<飲水タイム>>
26分、万屋から裏の瑞夏、ファール取られる。
28分、茉由と浜田のワンツー、通らず。
29分、ベガルタ、左奥35mでフリーキックを得る。キッカーは瑞夏。市瀬には合わず。
31分、坂井のロングボール流れる。
32分、日テレ、宮澤のパスに裏の遠藤、クロスも中央合わず。
33分、日テレ左裏の宮澤がクロス、万屋がクリア。
35分、小林が左に流れてシュート、こぼれに木下突っ込むが流れる。
これで日テレは右コーナー。長谷川はショートコーナー。決まらず。
⚽36分、万屋のパスをカットされ、長谷川から宮澤、フェイントからのシュート、DFに当たりコース変わり、決まって0-3。だめ押しを決められる。
37分、市瀬がロングシュート、枠外。
⚽39分、宮澤からパスを受けた長谷川が、キーパーの背後を狙う浮き球シュート、決められ0-4。長谷川は、ずーとこれを狙っていたが、とうとう決め切ってしまった。
ベガルタ、浜田に代え武田を入れる。日テレは、木下に代え原、村松に代え伊藤を入れる。
41分、遠藤がドリブルからのえぐり、で右コーナーを得る。キッカーは遠藤。ショートコーナー。ここは守る。
44分、万屋が飛び出し、つなぐがクロスは流れる。
⚽その後、白木が日テレペナ内左で粘って、万屋が裏へのクロス、右から佐藤瑞夏が飛び出し、アウトサイドで流し込むシュート。これには山下反応できず、1点返す。1-4。
追加時間は3分間。
ベガルタもプレスしていくが、なかなか取れない。3分、ベガルタつないでいくが、ゴール前でクリアされる。そのまま試合終了。1-4。
2017年ぶりに日テレからゴールを上げたものの、時すでに遅し。
ベガルタのフリーのチャンスは、日テレGK山下に阻まれ、小林、木下、長谷川唯、遠藤らが、各自がゴールへの執念を見せるプレーで、マイナビベガルタ仙台レディースをねじ伏せた。
前半はよくしのいでいたが、隅田が前からプレスに参加した時の、カバーリングが課題か。
シュート数: 7-11 CK: 0-9 FK: 6- 7 得点:佐藤瑞夏 (日テレ)小林、木下、宮澤、長谷川 警告:なし 主審:高橋早織 入場:565人(入場制限)
この試合の中継も、なでしこチャンネルでライブ動画あり(実況:西達彦)
タグ:佐藤瑞夏