なでしこ06節:ベガルタ仙台レディース5-1C大阪堺L、相手ミスを逃さず大勝。浜田ハット、茉由、福田も得点

2020なでしこ1部 6節 8月23日(日)15:30 マイナビベガルタ仙台レディース5-1セレッソ大阪堺レディース セイホク(石巻フットボール場)


浜田 池尻茉由
(武田)(白木)
高平  安本

小野 隅田
(市瀬)  
万屋 坂井 國武 楓
(福田)   
池尻凪

サブは、松本、市瀬、奥川、福田、白木、佐藤瑞夏、武田。
C大阪堺L は、GK西中、DF小山、松原、田畑、前川、MF北村、林 穂之香 、脇阪、矢形、FW宝田、浜野。

前節の大敗を引き摺っているのか、プレスが効いたのか、C大阪堺Lにミスが多く、ベガルタ仙台レディースは、これを逃さず得点につなげ、次々得点。前半だけで浜田2点、池尻茉由で3点リード。


後半立ち上がりにも、浜田が相手ミスを逃さず決めてハット4-0。その後は、C大阪堺Lの意地の攻撃にさらされるが、1失点に留め、終盤には、交代出場3人の連係から、福田が、決めて、5-1と大勝。今季初勝利で、7位浮上。

浜田のハットトリック、池尻ツインズ同時出場、福田ゆいが移籍後初ゴールと、いろいろ節目になった試合。

以下、簡単に経過。

前半。
やや強い風が吹く、会場。前半は、ベガルタ仙台レディースが風下。

立ち上がりから、ベガルタが押し込む。C大阪堺Lには、前節大敗のの影響か、硬さが見られる。

1分、坂井のロングボール、浜田には通らず。

3分、左サイド高平が、ドリブルからのえぐり、センタリング、中央合わず。
こぼれを、小野がミドルシュート、枠外。

4分、ベガルタは相手陣でプレス敢行。ベガルタ右サイドを、C大阪堺Lは、ドリブルで上がってくるが、坂井。

5分、左サイド万屋、高平、とつなぐが、浜田には通らず。

6分、今度は右サイド、隅田、茉由、安本とつなぐがキープできず。

8分、坂井の中央へのパスが、プレゼントボールとなり、つながれて、最後は脇坂のシュート、枠外。

9分、これで、C大阪堺Lが右コーナー。キッカーは脇坂。こぼれをシュート打たれるが、GK池尻凪沙抑える。

このあたりから、C大阪堺Lもパスが回り始める。

11分、高平から万屋のクロス、ペナ内で浜田が倒され、PKゲット。
浜田が、キーパーの逆をつくシュートを決めて、1-0。楽な展開になった。これでますます硬くなる、C大阪堺Lの守備陣。

しかし、キックオフ直後、中央フリーを許し、戻った池尻茉由が、蹴り出す。

13分、C大阪堺Lの右コーナー。こぼれを宝田にシュート打たれるが、ブロック

15分、中盤での蹴りあい。C大阪堺Lにミスが多い。

17分、ベガルタ、C大阪堺Lのゴール前のパスミスを拾いかかるが、林がクリア。

18分、C大阪堺Lが、左からのクロス、宝田シュートもヒットせず、キーパー正面。

20分、右の佐藤楓から、中央でパスを受けた浜田が、ワンタッチで後ろの茉由へ。茉由がドリブルから、前に出ているキーパーを見て、早めに左足ミドルシュート、これが、キーパーの手を弾いて、ゴールになり、2-0。早い時間にマルチ。

21分、C大阪堺LのDFパスミスを、安本が拾い、茉由へ。その後はつながらず

<<飲水タイム>>

26分、ベガルタが左サイドでつなぐが、シュートまではいけない。

27分、C大阪堺Lの右コーナー。これはクリア。

28分、パスカットされ、右コーナーを与える。こぼれをクロスされるが、キーパーキャッチ。

29分、今度はベガルタが、右コーナーを得る。キッカーは隅田。こぼれは打てず。

32分、お互いに前に送れない。

35分、隅田から安本、そして裏へのパス。右サイドで受けた浜田のクロス、ファーサイドに流れる。

⚽36分、C大阪堺Lエリアで、キーパから受けた、DF田畑の縦パスが、浜田へのプレゼントとなり、拾った浜田が、ミドルシュート、決まって3-0。キーパーが前に出ているところを、茉由同様狙った。

37分、隅田から左の高平、浜田、安本とつなぎ、クロス。茉由がヘッドを打つが、ヒットせず、キーパー。

38分、C大阪堺Lも人数をかけて、ベガルタゴール前に。左右に振るが、クロスはゴールネット上。

そのあとは、ベガルタがボールを回す。

42分、ベガルタが左右に振ると、宝田が戻って守備。

44分、C大阪堺Lがカウンターから、北村がシュート、これはブロック

追加時間2分間。
1分、C大阪堺Lが回すが、ベガルタが大きくスペースにクリア。浜田は追いつけず。

2分、脇坂がミドルシュート、枠外

前半は、3-0と大きくリードして終了。気持ち的にも、相手を呑んでる感じで、冷静にプレーできている。茉由の動きも、今季一番キレがある感じ。

後半。
ハーフタイム、C大阪堺LがDFの二人田畑、前川に代え、野島、井上を入れる。

⚽2分、C大阪堺Lエリア左で、高平、茉由が詰めると、DFたまらず弱いバックパス。これを浜田がカットして、左足インサイドで、狙いすまして、狭いニアを抜くシュート、決まって4-0

後半いきなり得点で、浜田が、ハットトリック。最後は、ごっちゃんとはいえ、落ちついて決めた。

3分、C大阪堺Lが右からクロス、クリアが浮き球。こぼれをシュート打たれるが、キーパー

5分、攻め込まれるが、安本体を入れて守備。

6分、C大阪堺Lが右コーナー。脇坂がキック、GKパンチングからカウンター。安本から茉由につなぎ、ドリブルからのシュート、枠外

7分、パスカットした茉由から高平、上がってのクロス。これで左コーナーを得る。キッカーは隅田。こぼれを繋いでいくが、最後はオフサイド。

9分、右サイドでワンタッチでつなぎ、最後は安本のパス、合わず。その後、万屋が飛び出し、パスカットからつなぐが、シュートはうてず。

11分、C大阪堺L野島が侵入、ゆるいクロスに北村がシュート、枠外。

12分、C大阪堺Lがつないで、ロングボール、ミス。

14分、C大阪堺Lの連続攻撃。林のクロスは流れるが、さらにキープ。こぼれをミドルシュート打たれる。枠外

16分、C大阪堺Lが回す。左から井上のクロス、流れる。

17分、池尻茉由に代え、白木が入る。白木はプレス開始。

19分、高平と小野のワンツー、裏に出すが、白木はもう一歩。

20分、ベガルタ左サイドで回すが、ラストパス出せず。

22分、パスカットしたC大阪堺Lが、左からクロス、中央シュートもキーパー正面

<<飲水タイム>>

ベガルタは、小野に代え市瀬でボランチ、C大阪堺Lは、MF矢形に代え、FW百濃を入れる。

25分、C大阪堺Lに回され、遠目からシュート打たれるがキーパー。

27分、C大阪堺Lの左コーナー。こぼれをパスカットして、ベガルタカウンター、白木から高平が中央ドリブル。さらに右の浜田がクロスを入れるが、キーパー

28分、C大阪堺Lに簡単につながら、シュート打たれるがクリア。さらに右からもシュート打たれるがキーパー

29分、C大阪堺Lの左コーナー、これもキッカーは脇坂。ヘッドは枠外。

31分、ベガルタが左サイドでつないで、最後は隅田のパス、浜田は打てず。

その後、C大阪堺LのDF松原が右から侵入、安本クリア。

32分、C大阪堺Lの右コーナー。こぼれをロングシュートされる。これが枠内、GK凪沙、触ってバーの上に出す

C大阪堺Lの右コーナー、クリアボールを白木がキープするが、つながらず。

⚽34分、ベガルタゴール前で、C大阪堺Lの北村と百濃がワンツー、北村に決められ1-4

35分、市瀬がパスカットしてカウンター、白木がドリブル前進、右の安本へ。クロスはつながらず。

36分、今度は、C大阪堺Lのカウンター、百濃のクロスはクリア。

38分、ベガルタは、浜田に代え武田、万屋に代え福田を入れる。福田はFW位置に。高平が一段下がってSB、白木が左MFに。

39分、福田のスルーパスは、武田はもう一歩。

40分、市瀬がパスカットからドリブル、武田へパス。さらに右に流れた市瀬に、武田のパスが通ると、DFが引き付けられ、中央で福田がどフリー。市瀬のクロスを、福田が右足ダイレクトで決めて、ゴール、5-1。トドメ。交代出場3人の連係で決めた。

41分、C大阪堺Lも意地の反撃。右コーナーからヘッド、左コーナーからシュートと攻めるが、枠外。

42分、市瀬が体を入れてボールを奪い、白木へ。白木は囲まれる。

追加時間は2分間。
C大阪堺Lは、CBに回っていたFW宝田に代わり、DF荻久保を入れる。脇坂がミドルシュート、枠外。

1分、脇坂がドリブル侵入、シュート打つが枠外

2分、C大阪堺Lの右コーナーも、決まらず。そのまま試合終了。

ベガルタ仙台レディースは、プレスで連勝していたC大阪堺Lに対し、前節、激しいプレスから大勝した日テレを参考に、キーパーからつなぐところにも、プレッシャーを与え、相手守備陣のミスを逃さず、得点につなげた。5点目は、途中交代の3人で崩して決めた。

C大阪堺Lも、攻撃陣は13本のシュート、12本のコーナーと攻め立てたが、ベガルタの割り切り守備の前に、フリーはほとんど作れず。しかし、最後まで諦めない姿勢は、素晴らしかった。

シュート数: 7-13 CK: 2-12 FK: 6-5  得点:浜田 遥3(PK1、ハットトリック)、池尻茉由、福田ゆい (C大阪堺L)北村  警告:なし  主審:草処和江  入場:308人


この試合も公式なでしこチャンネルで中継動画あり(実況:平井久美子)。