ルヴァン杯3節:ベガルタ仙台2-1柏、大岩、永戸がアシスト、長沢、石原直がゴール

2019ルヴァン杯 Bグループステージ03節 2019年4月10日(水)19:00 ベガルタ仙台2-1柏レイソル ユアスタ仙台

長沢

梁 石原
(田中)  
関口   道渕
松下 シマオ
(富田) 
永戸 大岩 照山

サブは、 川浪、常田、蜂須賀、富田、田中渉、ジャーメイン良、阿部。柏は、FW17歳細谷、江坂、宮本、MF手塚、菊池、小林、高橋峻希、DF中川創、上島、田上、GK桐畑。サブは、FW鵜木郁哉、MF高木利弥など。

目下ルヴァン杯で2連勝中のベガルタは、FC東京と鳥栖に、1勝1分けの柏レイソルとの対戦。


共にリーグ戦の合間、U-21枠もあってメンバーの入れ替え。ベガルタの場合、土曜の鳥栖戦で若手を中心に起用したので、この試合はベテラン勢のスタメン起用。柏も大幅にメンバー入れかえ。若手中心で、クリスチァーノ、オルンガなどは欠場。

前半、スリッピーなピッチのせいか、ボールがおさまらず、シュートも少なかったベガルタ。しかし柏も肝心なところでミスが出て0-0。

後半、開始1分、コーナーキックのこぼれを回し、右から大岩のクロス、長沢が中央で落とし即シュート、、ゴール。その後、柏の枠内シュート2本を、関が好セーブ連発で止める。23分、永戸がエリア左中まで上がり、精度の高いグラウンダーのパス。これを右サイドでフリーの石原が、決め2-0。

終盤、松下が怪我で富田に代わり、梁に代わり田中渉が、プロ初出場したところで、ATに右サイドをえぐられ、中央で江坂に1点返されたが、そのまま2-1で勝ち切り、ルヴァン杯3連勝。リーグ戦についでホーム連勝。

桜満開ながら、雨から、みぞれ、雪と変わる、寒いユアスタ。ピッチはスリッピー。

前半。
強く冷たい雨の降るユアスタ。開始早々の柏のフリーキックは押し戻す。1分、柏の右コーナー。クリア、こぼれをクロスで入れられるが、クリア、その後柏のパスミス。4分、細谷のドリブルからのパスはカット。5分、照山からのロングボール、石原、長沢、梁、関口とつなぐが、松下にはつながらず。

6分、柏の裏へのボール、関口がブロックし、ゴールキック。9分、大岩から梁、さらには関口のロングボール、キーパー。10分、梁から長沢へのパスはカットされる。12分、ベガルタエリア中央30mで、柏のフリーキック。ヘッドは枠外。13分、ベガルタが回す。シマオマテから長沢、合わず。15分、柏のスルーパス、関が飛び出てクリア。カウンター、石原から道渕に、クロスに石原もう一歩。

17分、照山から石原へのパス、後ろから取られる。18分、道渕のクロスに長沢トラップできず。20分、松下から裏へのパス、シュートは打てず。22分、ベガルタのカウンター、松下キープから、ドリブル前進、シュートはブロックされる。23分、シマオマテにイエロー。24分、照山のキックをブロックされるが、大岩がカバー。

25分、道渕がドリブルで、相手ボックス内侵入、シュートは打てず。その後、ベガルタがゴール前でつないで、長沢の落としから梁のシュート。さらに、石原、松下、関口のクロスとつなぐが、シュート打てず。28分、ベガルタのカウンター、梁から石原、足首蹴られ、中川にイエロー。センターサークル付近のフリーキック。松下から石原、カットされる。

30分、永戸がパスカット、そのままドリブル前進からの左足シュート、これで左コーナーを得る。キッカーは梁。2本連続。決まらず。31分、今度は中央やや左30mのフリーキックを得る。これもシュート打てず。33分、永戸からのロングボール、キーパー。34分、大岩がかわされ、ドリブル侵入されるが、永戸が戻って体入れる。35分、これで柏の左コーナー、キックは流れる。

36分、中央35mのフリーキック、シマオがすぐ蹴る。しかし、柏にカットされ、中央細谷にパス通されるが、シュートはブロック。38分、柏のパスが流れる。39分、ベガルタのパスをカットされ、柏のカウンター、クロスはクリア。さらにスルーパスを出されるが、流れる。柏の攻撃が噛みあっていないので助かる。

40分、照山から長沢へのパス、つながらず。41分、柏が右コーナー。シュートのこぼれ、関が押さえる。ベガルタは梁、シマオ、梁と頭でつなぎ、最後は石原、シュートは打てず。44分、照山から松下へ、さらに道渕とつなぎ、ドリブル侵入も、ライン割る。この後、小林にイエロー。追加時間1分、菊地から細谷にパスがつながり、シュート打たれるが枠外。前半は、互いにぎくしゃくした攻撃が多く、スコアレスで終了。

後半。
雨は次第にみぞれ混じりに。開始早々、シマオから石原のキープ、最後は道渕のクロス。こぼれをさらに回すベガルタ。永戸のクロスで、左コーナーを得る。1分、梁のコーナーキック、こぼれをさらに回す。右サイドに流れた大岩のクロスに、中央長沢が頭で落とし、すかさず自分でシュート、DFの股間からキーパーの脇下を抜けゴール、ベガルタ先制。いい時間帯。

3分、長沢の落としに、道渕シュート狙うが、打てず。4分、柏に回され、大岩がカット、これで道渕がドリブルで上がり、そのままシュート、枠外。その後、ショートカウンター、永戸のパスは、長沢にもう一歩。6分、菊池のミドルシュートは枠外。しかしこれでコーナーを与える。中川のヘッド、枠外。

7分、柏がフリーキックから江坂、菊池とつないで、ドリブルでかわされ、フリーで枠内シュート打たれるが、関が掻き出す、ファインセーブ8分、柏の左コーナー。クロスから田上のヘッド、これも枠内を、関口がファインセーブ。このあたりからみぞれが本格的に雪になる。11分、ベガルタつないで、松下から梁、最後は抜け出た石原がフリーでシュート、枠外。

12分、柏のカウンター、左コーナーを与える。上島がフリーでヘッドも枠外。13分、関口がドリブルで侵入、しかしライン割る。14分、柏が左サイドで執拗につなぐ。これでコーナーを与える。きまらず。しかし、その後も柏がボールキープ。ただ、最後のクロスは流れる。17分、長沢にイエロー。

18分、ベガルタの裏に江坂のクロス。オフサイド。その後、梁がパスカットから永戸へ。永戸のスルーパス、流れる。21分、永戸がドリブルから、長沢へパスも、トラップミス。さらに関口のドリブルから松下、さらに道渕。決まらず。その後、大岩から松下、さらに永戸がドリブルでボックス内まで上がり、グラウンダーのパス、長沢が中央で引き付けて、右でどフリーの石原先生が、流し込むシュートで、2点目

24分、松下が執拗な守備で相手ボールをスローインとする。柏は細谷に代え、鵜木を入れる。26分、永戸のクロスは打ち切れず。27分、松下が仕掛け、右奥30mでフリーキックを得る。ここで柏は、宮本に代え高木を入れる。さらに右コーナーを得る。28分、永戸のコーナーキックは、大きく戻すキック、しかし、道渕パスミス、なんとか戻ってクリア。

32分、道渕がパスカットされるが、石原が戻って守備。34分、ベガルタがボックス付近で回し、長沢のシュート、関口の侵入と攻め立て、石原は倒されるがノーファールで、追加点ならず。35分、柏エリア左角奥35mでフリーキック。さらに右コーナーを得る。キッカーは永戸。決まらず、カウンターを受けるが、これはカット。

38分、柏にゴール前で回され、江坂のクロスにヘッド打たれるが、枠外。39分、松下打撲でピッチ外。田中が入る予定も、富田に変更して準備。松下戻る。42分、高木のドリブルからのシュート、枠外。ここで松下に代え富田が入る。44分、梁に代え田中渉が入る。プロ初出場。追加時間は3分間。

1分、ベガルタエリア中央35mで柏のフリーキック。これはしのぐ。3分、ベガルタ右を抉られ、クロスに、中央江坂が左足を回し込むようなダイレクトボレー、決められ、2-1。えぐりからの折り返しを許した時点でアウト。しかし、その後はしのぎ、2-1で試合終了、ルヴァンカップ3連勝で、トップキープ。

前半はボールが収まらないこともあって、なかなかビルドアップできなかったが、後半、コーナー崩れで先制してからは、永戸はじめCB陣も上がって、攻撃を展開し、相手プレスも甘いこともあって、2点目を上げた。終盤、相手の上がりに押される場面もあったが、逃げ切り。

柏が若手中心で、菊池、江坂以外にはベガルタが優位に進められたので、勝ち切れた。関のファインセーブ2本も大きい。怪我上がりの石原先生のゴールが出たし、田中も顔見せであるがピッチに立った。永戸は果敢な攻守で、MVP級。大岩も攻撃参加と、レギュラー再奪取に向けてアピール。

ただ、スリッピーなピッチという事もあるが、前で収まりが悪かったり、選手間が空き過ぎて、ロングボール一辺倒になると、チャンスが、なかなかやってこない。そのあたりをチェックして、さらに上を目指して貰いたい。

ともかくも、寒い中、選手、参戦サポの方も、お疲れさまでした。

シュート数:9-9 CK:5-7 FK:14-18 得点:長沢駿、石原直樹 (柏)江坂  警告:シマオマテ、長沢 (柏)中川創、小林祐介 主審:山岡良介 入場:5,262人