07節:ベガルタ仙台0-2大分トリニータ、前半のチャンス逃し、後半勝ち切られる

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2019J1 07節 4月14日(日)16:00 ベガルタ仙台0-2大分トリニータ  昭和電工ドーム大分


ハモン ジャーメイン
   (石原直)
兵藤 吉尾 
(梁)(長沢)
石原崇   蜂須賀

富田 
金 常田 平岡

シュミット

サブは、関、大岩、梁、関口、松下、長沢、石原。大分は、FW藤本、小塚、三平、MF前田、星、松本、島川、DF岩田、福森、鈴木、GK高木。オナイウ、ティティパン、高山薫ばベンチスタート。

序盤大分の速攻をとめ、互いに守り合う展開。ベガルタはボールを持ち始めるが、同じリズムの攻撃となり、相手のブロックにはまる。それでも石原崇兆や富田のミドルを放つが枠外。

前半終了間際には、注文通り相手キーパーのパスミスをハモンが拾って、ジャーメインへ。シュートはキーパー弾き、跳ね返りをハモンがフリーで狙うが、キーパーに当ててしまい、ノーゴール。これは大痛。

すると後半開始早々、猛然と上がってきた大分に侵入され、常田がクリアを空振りするところ、岩田決められ0-1。先制を許すと、負けが混んでいるベガルタは動きが硬くなり、パスミス増える。スピードアップした攻撃が少なく、逆に32分、大分の途中出場オナイウに、藤本との連携から崩されて2失点。

上がっていってもボールを取り切れないベガルタは、カウンターでの時間使いに翻弄され完封負け。

前半。
19秒いきなり、大分左からクロス、藤本には合わず。1分、常田から蜂須賀、キーパー。3分、金からハモン、ドリブル前進、最後はジャーメイン、合わず。4分、ハモンのロングボール、キーパー。5分、松本が左サイドからドリブル侵入、シュート性のパスはクリア。6分、大分の左コーナー。シュートコーナー。ここは押し戻す。7分、パスカットした富田、ジャーメインへのパスは流れる。

8分、藤本へのパスはカット。ベガルタのカウンター、ハモンがファールで止められる。10分、ベガルタが回す。しかし、ブロックを組んだ大分の前に、ボール横に回すだけ。11分、石原タカチョウのクロス、クリアされる。さらに富田の浮き球にジャーメイン、シュートはヒットせず。12分、今度は大分がゆっくり回す。13分、タカチョウが飛び出してパスカット、しかしパスは出せず。

14分、大分のスルーパス、常田クリア。ベガルタのカウンター、石原、キープできず。15分、中央でジャーメインからハモン、シュートは打てず。16分、藤本が交錯。17分、小塚のクロスは流れる。18分、タカチョウのスパイクが脱げる。その後、大分の左コーナー。またもショートコーナー、オフサイド。20分、ベガルタ自陣から攻め上がるが、吉尾がカットされる。今日、吉尾はなかなかボールに触れていない。

その後、石原のクロスに、吉尾、ジャーメインと中央でチャンスも、シュートが打てない。21分、ベガルタがこぼれを回す。しかし、シュート打てず。22分、ベガルタのゴール前でつないで、大分松本がドリブルで侵入、ここはダン。24分、兵藤から石原、クロスのジャーメインのヘッド、打ち切れず。25分、今度は兵藤、石原とつないで、ハモンのクロス、中央合わず。

26分、左から大分のクロス。流れる。27分、金がパスカット、しかしあがり切れず、後ろでつなぐ。28分、ジャーメインがえぐっての折り返し、中央富田フリーでのシュートも、ふかす。これで右コーナーを得る。キッカー吉尾。ハモンがヘッドもクリアされる。29分、富田から吉尾、さらに蜂須賀、えぐっての右コーナーを得る。これもクリアされる。

31分、常田の浮き球に蜂須賀がシュート、これで右コーナーを得る。石原、兵藤と連続でミドルシュートも、ブロックされる。32分、石原から吉尾、ワンタッチパス、つながらず。大分のカウンター、ここは戻らせる。33分、三平のシュート、枠外。34分、ハモンのクロスジャーメインには合わず。大分のカウンター、パスミスをカット。ベガルタ回すが、またゲインできない。同じリズムでの攻撃で、突破できない。

37分、ダンのキックは蜂須賀に通り、シュート、決まらず。38分、今度は大分が回す。中盤でゆっくり。41分、大分が後ろで回す。裏に蹴ってくるが、ダン。42分、今度は大分のキーパーが、近くのDFのパスが中途パンパ、これをハモンがカット、すぐジャーメインに出し、ジャメがダイレクトシュートするが、キーパーに当たる。さらにこぼれを、ハモンがシュートもキーパー正面で、クリアされてしまう。うまくプレスで慌てさせたが、決定機2度逃す。

追加時間1分。これで右コーナー、こぼれを石原がシュートも、枠外。30分過ぎから、ベガルタペースで決定機が何度かありながら、決めきれなかった。0-0で前半終了。

後半。
開始30秒、蜂須賀からハモンへのパスはキーパー。1分、兵藤がパスカットされ、持ちこまれ左からのクロス、ボックス内常田がクリアしようとするところで、空振り、詰めていた岩田にシュートされ、先制許す。カウンターで一気に人数をかける、大分の攻撃。ベガルタはミスが重なった。3分、蜂須賀がドリブル仕掛けで、右コーナーを得る。こぼれを石原シュートも、キーパー。こぼすも、金は詰め切れず。

さらに吉尾から石原、ゴール前でとめられる。5分、ハモンがドリブル前進もカットされる。さらに、ハモンからジャーメイン、ブロックされる。7分、大分エリア左横でフリーキックのチャンス。決まらず。8分、石原がドリブルから裏に入ってクロス、これで左コーナーを得る。こぼれを石原の浮き球、ハモンがダイレクトシュートも枠外

9分、左から大分クロス、ヘッドを合されるが、ダン正面。そのあとハモンの左からのクロスは、キーパー。10分、吉尾のパスを受けたハモンのクロスで、左コーナーを得る。ここは蜂須賀のクロス、金が落として、ハモンのシュート、枠外。12分、大分のクロス、ダン。藤本の上。14分、ベガルタが右コーナー。ハモンがヘッド合わせるがDFクリア。どうしてもゴールが割れない。

15分、大分は三平に代えオナイウ阿道を入れる。16分、吉尾を島川がブロック。17分、吉尾からジャーメインへのパス、ファールで終了。20分、ベガルタゴール前で、常田がヘッドをミス、これをオナイウがキープ。しかし平岡がカバー。これで大分の右コーナー。クリア。22分、左からオナイウ、ワンタッチでシュートコースを作り、シュート、これはダンがセーブ。

これで大分の右コーナー。またもショートコーナー。23分にも左から折り返されるがダン。24分、平岡がパスカット、兵藤へ。中央30mでフリーキックを得る。吉尾のキックは壁に当たる。25分、ジャーメインに代わり、石原直樹が入る。そのあと兵藤のパスミスを奪われ、カウンターされる。大分の出足がいい。ベガルタは疲れからか、焦りか、パスミス多くなる。

27分、石原からパスを受けたハモンが腰を回した強引シュート、枠内もセーブされる。28分、兵藤に代え梁が入る。ゴール前でボール回すが、シュート打てず。30分、パスミス取られ回される。大分カウンター、オナイウから前方の藤本へ。ベガルタ右に流れながら常田の裏を取り、ボックス内からの折り返し、これをオナイウに、スライディングで押し込まれ、2点目を許す。きれいに崩された。

32分、吉尾に代え長沢が入る。34分、蜂須賀のクロスに長沢、打ち切れず。右サイド奥35mでフリーキックを得る。大分は星にかわり高山が入る。梁のキックは、こぼれをハモンがシュートもバーの上。36分、ハモンが右からのクロス、長沢打てず。38分、梁のクロスに長沢合わず。40分、裏に入った藤本、クロスはミス。42分、大分陣、左コーナー付近で梁がパスカットされ、回される。44分、オナイウがボックス内侵入、しのいで大分のコーナー。

ここで大分は、前田に代わり小手川を入れる。追加時間は3分間。高山のクロスはクリア。しかし大分がセカンド拾い、回される。最後は、当てられてコーナーを与える。そのまま時間を使われ、試合終了。


前半の30分過ぎから幾度もベガルタのチャンスを決めれない内に、後半早々、大分がプレスからボールを奪っての速攻で人数をかけられ、先制を許すと、大分のスペースを見た攻撃に疲労させられ、カウンターで崩されて、注文に嵌って追加点を許し、ジ・エンド。

勝ち星少ないチームの焦りなのか、イージーな決定機に、どうしても力み、シュートがなかなか枠に飛ばなかった。また、今日は吉尾が腕に怪我のせいか、動きが単調。さらにコーナーキックの精度ももうひとつで、大分に抑えこまれた感じ。

ただ、石原祟兆だけは、左サイドえぐってのクロスとか、シュートで狙えるポジションからのミドルを果敢に打っていた。力まず、DFに当てるぐらいのつもりで押さえたら、何かが起きたかもしれない。

また、失点は直接的には常田のミスに見えるが、その前にボックス付近に殺到されたり、裏を取られたりで、相手の連係が一枚上だった。

次はアウエーで好調の鹿島と対戦。ドリブラーが多い相手であるが、慌てずに前目で当たってカット、逆にカウンターをしかけたい。今は粘って勝ち点を積み上げを狙っていく。

シュート数:13-5 CK:9-3 FK:10-7 得点:(大分)岩田、オナイウ  警告:なし 主審:小屋幸栄 入場:11,477人