松窪真心選手が、なでしこジャパンに初招集

元マイナビ仙台レディースの選手で、現ノースカロライナ・カレッジ(The North Carolina Courage)所属のMF(代表ではFW)、松窪真心(まなか)選手が、10月26日に行われる、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 韓国女子代表戦の、なでしこジャパン(日本女子代表)に選出されました。

2022、2024と2回、U-20女子W杯に出ていますが、20歳にして、ついにフル代表入り

めでたい、めでたい。

155cmと小柄ながら、ゴールに貪欲に向かう姿勢、瞬間的なスピードは、女"前田大然"ともいうべき、アグレッシブさで、観客を魅了するプレイぶり。

JFAアカデミー福島時代(高校生)には、社会人チームに混じっての、2020年のチャレンジリーグ、21年なでしこリーグ2部で2年連続得点王、高卒後加入の、WEリーグのマイナビ仙台レディースは、わずか半年の在籍ながら、即4得点を上げ、通期のチーム得点王タイになってしまうという活躍ぶり。

マイナビ仙台に入った頃は、ゴールを決めても「2点目を外した」と号泣する、ちょっと女子選手には珍しい、闘争心と高い目標を露わにする、面白い選手でした。


2023年から、大坂なおみさんが共同オーナーを務める、アメリカのノースカロライナ・カレッジ(大学じゃありませんw)に在籍していますが、U-20女子アジアカップの途中でチームに呼び戻されるなど、貴重な戦力になっています。


今年のU-20女子W杯には、10番をつけて出場し、高地のコロンビアで苦戦しながらも、3ゴールを上げ、準優勝。

アメリカに行って、球際の粘りや、フェイントなど、大柄な選手と常日頃当たって、いろいろとかわすテクニックも増えたようです。

U-20女子W杯では、足、頭のシュートだけでなく、味方へのパス出し、大柄な選手を背負ってのポストプレー、サイドアタッカー、守備にと成長を感じるプレーぶりでした。

さらに、相手キーパーの好守を、グータッチで称えるなど、もう、毎度大泣きした頃からは、精神的にも大人になっているようですw


そして、今回、満を持してのフル代表入り。

この韓国戦は、まだ正式な代表監督が決まる前の招集となるので、お試し感はあるものの、絶好のアピールの場。

どのくらい時間が貰えるか分かりませんが、恐らく「点を取って来い」という使われ方と予想します。

思い切りプレイして欲しいですね。

(追記)残念ながら松窪選手は出場なし。大量リードなんだから呼んだ選手は使って欲しかったですね。まだまだチャンスはある。次の機会を狙って欲しい。