2025 J2 36節 11月9日(日)13時03分 ベガルタ仙台 2-0 ロアッソ熊本 ユアテックスアジアム仙台
郷家 宮崎
(中田)
相良 荒木
(心) .
鎌田 武田
(エロン)(松井)
奥山 菅田 井上 真瀬
(髙田) .
林
熊本の3バックを攻略
サブは、堀田、マテウスモラエス、髙田、マテウスモラエス、石井、松井、山内、エロン、中田有(特指)、小林心。
熊本は、GK佐藤優也、DF小林慶太、袴田、大西、MF豊田、上村、藤井、岩下、FW塩浜、神代、古長谷。半代、大崎、ペジョンミン、松岡は、ベンチスタート。

"難敵"熊本に、無失点勝利
前節、今治に先制しながら前半で3失点、2-3と、今季初の逆転負けを喫したベガルタは、ホームユアスタで、熊本と対戦。
熊本は下位チームながら、3-1-3-3の布陣で、巧みなボール捌きで保持率高い相手。
この試合では、10得点塩浜、18歳で181cm7得点の神代(くましろ)、テクニシャンで6得点の古長谷の、3人を前線に並べてきた。
ベガルタは右MFに荒木が復帰、ボランチに武田を入れて、前半は相手のボール回しに、後手を踏まないように慎重な立ち上がり。
ロングボールと素早いボール回しの熊本に、60%以上ボールを持たれるものの、DF陣とボランチ陣の連係、荒木のスペース埋めが機能して、時間をかけさせ、守備に人数をかけ、相手シュートは2本に抑えた。
後半、熊本の運動量が落ちてきたところで、反撃を開始。
カウンター合戦の様相になるが、18分の熊本の連続シュートを林がファインセーブで止めると、24分、左サイドで郷家が抜け出し、折り返しのパスを中央から宮崎が決めて先制。
さらに、松井や髙田を投入して、守備を強化しながら、追加点のチャンスをうかがうと、45分には、松井のサイドチェンジに、小林心が抜け出しゴール、2-0と突き離し、勝利した。
いろいろ可能性はあるが、まずはあと2勝して、話はそれから。
少しでも緩むと足をすくわれる。
残り試合すべて、この試合同様、きっちり守り、チャンスには一気呵成で勝利を目指すのみ。
前半、焦れずに堅い守備、後半は一気に攻勢
いつもは高い位置を取る左の真瀬、右の奥山が中間の位置に構えて、熊本の走り込む攻撃に対処。
サイドに追い込むと、ボランチ陣や荒木も加わって、ボールを奪いに行く。
前線では、郷家と宮崎がアンカーの上村を背中でマーク。
前半で失点を重ねるこれまでの試合では、「先制点を」という気持ちが強過ぎて、真瀬らが上がっていくのはいいのだが、シュートで終れないままに背後を突かれ、相手にスピードある前半には、攻め切られる事が多かった。
この試合では、相手にある程度持たせても、前半は抑え気味に守り固め、熊本が攻め疲れてくる、後半勝負との事だったようだ。
前半、激しく動かれ、60%以上ボールを持たれても、熊本のシュートは2本に抑え、ほぼ思惑通りの展開ができた。
攻撃時も前半はあまり人数をかけず、相良、宮崎を中心に、シュート5本を打って、リズムは掴む。
そして、後半は、相手の運動量が落ちてきたとみるや、前掛かり。
守備で走らせて、さらに体力を奪う。
前半は堅かった相手の背後を次々取って、決定機を作れた。
攻撃時には人数をかけ、相手ゴール前に5人、6人と詰めているのが、分かる。
残る試合も勝利するために、守備での位置取り、タイトさは超重要。
ポイントゲッターも覚醒してきているし、慌てる必要なし。
そして、攻撃への切り替えでは思い切って仕掛けて欲しい。
一人三役、コピタン郷家が先制アシスト
この試合も勝利を引き寄せたMVPは、キャプテン郷家。
前半は、持前の運動量で、宮崎と前からプレス、時に自陣BOXまで戻っての守備で、無失点に貢献。
一方、後半11分には、荒木の浮き球パスに右サイドをDFと競りながら、ボレーシュートで狙い、反撃の口火を切った。
後半23分には、相手GKまで詰めてキックでサイドラインを割らせた。
すると、直後、奥山の縦パスに、左サイドをDFと入れかわる技で、フリーで前進。
えぐっての折返しパスは、DFの股抜き。武田がゴール前になだれこみ、DFを引き付けた背後で、どフリーの宮崎にパスが通ると、宮崎が楽々決めてゴール、1-0。
38分、追加点を狙って、ベンチが疲れてきた宮崎に代え中田、相良に代え小林心を入れると、郷家は左MFに。
さらに、45分に心が追加点をいれると、ベンチが鎌田に代えエロンを入れ左MF、郷家は今度はボランチに移り、守備固め。
最後は、チームも流れを読んで、エロンの2人に囲まれてのキープ、松井のドリブル前進からのスピードダウンと、時間を使って危なげなく勝利した。
1人でFW、サイド、ボランチと3つのポジションをこなしながら、しっかりタスクをこなせる郷家を中心に、チームが意思を統一、各選手が役割を果たせば、勝利は近づく。
後半出場の松井が、2点目アシスト
後半28分から武田に代わって入った松井が、攻守に活躍。
4試合ぶり、後半28分からの出場でも、しっかり試合に入っていけるところが頼もしい。
果敢な飛び出しからのボール奪取、ドリブルでの持ち上りと、出ると中盤の強度が増し、まさにゲームチェンジャー。
後半44分には、試合を決定づけた小林心のゴールにつながる、サイドチェンジの浮き球パスを、ドンピシャで合わせた。
板垣さんによると、常日頃から要求しあう練習時の意思疎通が活きたという。
ただイエロー4枚目貰ってしまい、次節は出場停止。
残念ではあるが、最終節、その先にあるかもしれない2試合にも絶対必要になる選手。
左手薬指は縫うほどの怪我だったようだが、コンディションを整えて出番を待って欲しい。
フル出場、荒木が攻守でスペース埋める
やはり荒木がいると、試合が締まる感じがする。
右サイドでの真瀬とのコンビもいいし、ポジションを離れ、攻撃に顔を出すだけでなく、守備でも素早く戻って、囲みに行ける運動量が素晴らしい。
得点機につながるいい位置には、たいてい荒木がいて中継し、チャンスが膨らむ。
少し点からは遠ざかっているが、積極的にゴール前に顔を出しているし、どんどん足を振ってシュートもチャレンジして欲しい。
前半
ベガルタ4-4-2、真瀬は自重気味。
熊本は3-1-3-3か。前に、塩浜、神代、古長谷と並べてきた。
20分、熊本、岩下にイエロー。
前半、ベガルタのシュートは5本、熊本2本。
後半
12分、ベガルタ、宮崎にイエロー。今期7枚目。
⚽24分、ベガルタ、左サイドえぐった郷家の折り返しを、宮崎が右足で決め、1-0。
宮崎、8点目。
28分、ベガルタ、足攣りの左SB奥山に代え髙田、武田に代え松井を入れる。
31分、熊本、FW古長谷に代え松岡入る。
36分、ベガルタ、松井にイエロー。今期4枚目、次節出場停止。
39分、ベガルタ、宮崎に代えな中田、相良に代え小林を入れる。郷家が左MFに回る。
41分、熊本、FW神代に代え ベ ジョンミン、MF藤井に代え竹本入る。
⚽45分、ベガルタ、カウンター、松井の右から浮き球ロングボールを、左サイド裏抜けの小林が受けて、ドリブル前進、左足でゴール2-0。心は移籍後3点目、AT男。
AT2分、ベガルタ、鎌田に代えエロンが入り、左MF、郷家がボランチに入り、守り固め。
シュート数:10-7 CK:4-5 FK:6-9 得点:宮崎 鴻、小林心 警告:宮崎、松井 (熊本)岩下 主審:野堀桂佑 入場:14,942人