2021J1 11節 4月24日(土)13:00 ベガルタ仙台1-2コンサドーレ札幌 厚別
赤﨑 西村
(皆川)(中原)
加藤 マルティノス
(氣田)(蜂須賀)
松下 上原
石原 平岡 吉野 真瀬
(アピ)
ヤクブ スウォビィク
サブは、小畑、蜂須賀、アピアタウィア久、中原、佐々木匠、氣田、皆川。
札幌は、GK菅野、DF岡村、田中駿汰、MF福森、金子、宮澤、高嶺、菅、駒井、チャナティップ、FWアンデルソンロペス。ジェエィ、ドゥグラスオリベイラ、荒野、柳はベンチスタート。
前半はタイトな守備から、相手の裏をつき、16分加藤のゴールで先制。しかし、次第にマイボールを失うようになる。後半になると、相手のワイドな攻撃に疲弊。カウンター、CKから2失点で敗戦。
前半。
札幌の3-5-2-1に対して、ブロックを固め、前二人がプレスするスタイルで、カウンターを狙うベガルタ。
札幌が、ボールを持ちながら、攻めあぐねていると、右サイドからチャンスを作る。
7分、マルティノスの右CKから、ファーに侵入した松下、左右両足でシュート2本連続も、惜しくもDFにクリアされる。
相手のコーナーしのいだ16分、右サイドで西村から真瀬につなぎ、低いボールのクロスに、左から動いて右サイドで張っていた加藤が、フリーでダイレクトで合わせるシュート、決まって先制!加藤はルヴァン杯から2試合連続ゴール。
今季2試合目の先制と、幸先のいいスタートを切ったベガルタだが、その後のマイボールからの展開がぎくしゃく。詰めてくる相手に対して、味方同士でかぶって、ボールを失うシーンが多くなる。
それでも32分、マルティノスの右からのクロスに、またも加藤が合わせるシュート、ポスト!惜しい。
38分、札幌の左コーナー、福森のキックに、岡本フリーでヘッドも、なんとか枠外で助かる。
追加時間1分、ベガルタゴール前のこぼれ球が、アンデルソンロペス前に転がるが、ここは、クバが飛び出しセーブ。前半は1-0とリードして終了。
後半。
札幌は、高嶺に代えスピードのある小柏を入れる。
後半になると、札幌のキープの時間がさらに長くなり、ベガルタは防戦一方。
4分には、札幌がカウンターから、ロペスがドリブルからのシュート、枠外。8分にはゴール前で執拗に回され、最後は駒井がミドルシュート、吉野がブロック。
9分、相手陣で松下がかわされ、チャナティップのドリブルから、スルーパスを小柏に通されると、左45度からシュートを決められ1-1、同点。マイボールを活かせなかった、前半からのツケが出た。
12分、ベガルタもカウンター、マルティノスからパスを石原がシュートも枠外。
16分、ベガルタは、加藤に代え氣田、マルティノスに代え蜂須賀を入れ、真瀬が一つ前上がる、左右のSHを入れ替え。しかし、これでリズムは良くならなかった。
飲水タイムの後、札幌は、菅に代えジェイ、岡林に代えオリベイラ、宮澤に代え荒野を入れ、前3枚を。高さのあるゴリゴリ系で固めてきた。
25分、ベガルタは対抗するため、真瀬に代えアピアタウィア久を入れ、3バックというか5バック気味するが、これでますます推進力が上がらなくなる。
次第に札幌がワイドな展開で、ベガルタの守備を振り回してくる。
32分、福森の巻いたクロスに、オリベイラのヘッド、これはクバ正面。
35分、裏を取られて、ゴール前でつながれ、フリーでジェイにシュートされるが、ここは松下戻って、ブロック。危なかった。
37分、西村、赤﨑に代え、皆川、中原を入れるが、なかなか決定機作れず。札幌のつなぎに対しては7人で守る形になるが、ボールは奪えない。
すると42分、札幌の左コーナー、福森が高く蹴り上げたボールに、ジェイがアピの肩を抑えてこんで、上から余裕でヘッド、決められ1-2、逆転許す。
44分、ベガルタは、アピを前に上げてパワープレーとするが、札幌の寄せの前にいいボールを出せない。
追加時間1分に、右から中原がキーパーをDFの間にスルーパスを入れるが、アピは間に合わず。
結局、そのまま試合終了
久々の先制も、マイボールを維持できないミスから、リズムを崩し、逆転負け。開幕からリーグ戦10試合勝ち無しが続いてしまった。
今日の試合では、交代選手がリズム変える、上げるといった事ができず、ひとりよがりのプレーも出て、かえって苦しくなっていった。
そんなに選手層があるわけでなく、連戦で厳しいが、選手同士が、使い使われの連係をさらにアップしていってほしい。そして1対1で頑張る。そこから。
シュート数: 9-14 CK:4 - 5 FK: 7- 5 得点:加藤千尋 (札幌)小柏、ジェイ 警告:なし 主審:家本政明 VAR:荒木友輔 入場:4,336人
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