04節:ベガルタ仙台1-1横浜FC、横山FCの揺さぶりに苦しむも挽回、ゲデス同点ゴール

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2020J1 4節 7月12日(日)18:00 ベガルタ仙台1-1横浜FC  ニッパツ


長沢(山田)
ゲデス ジャメーイン
(西村)  
松下   関口
(田中) (道渕)
椎橋

石原 平岡 吉野 蜂須賀

小畑

サブは、GK 関、DF柳、アピアタウィア久、MF道渕、田中渉、FW西村、山田。
横浜FCは、 GK六反、DF星キョーワァン、小林、袴田、マギーニョ、志知、 MF佐藤謙介、瀬古、松浦、FW一美、斉藤光毅。 カズはベンチ入りせず。

横浜FCの幅を使った展開で、プレスをかわされ、カウンターのチャンスも決めきれないでいると、37分、ハーフ付近の横浜FCのフリーキックから、一美に裏を取られ失点。しかし、ベガルタも徐々に松下が攻撃参加でチャンスを作り始める。


後半11分、蜂須賀のサイドチェンジをうまくDFをかわしてキープしたゲデスが技ありゴールで同点。その後メンバを変えつつ攻め合うが、ドロー。

チャンスを作りながら、決めきれないもどかしさはあるが、徐々に選手の状態も上がってきている。疲れた選手を休めながら次へ。

以下、経過。

梅雨空の中、夕方になっても25度、湿度80%超と蒸し暑いスタジアムでの試合。しかも強風で時折雨も降っていた。

リーグ再開後2試合の無観客試合を経て、この試合から、ずはホームのサポをディスタンス維持で、人数制限をして観客入り試合。

前半。
コイントスでサイド交換。ベガルタは前半追い風。
開始10秒、横浜FCがベガルタ右サイドライン際でフリーキック35m。佐藤謙のシュートはジャーメインがカット、カウンターで上がっていくがつながらず。横浜FCは、中央から左右への展開など、テンポ良くつなぎ、幅を使った攻撃。2分、横浜FCがスローインからつなぎ、ミドルシュート、これはブロック。4分にも、横浜FC右から左へとサイトチェンジ、マギーニョがドリブル前進も、シュートは打たせず。

5分、椎橋から石原へのパス、流れる。さらにスローインから蜂須賀のクロス、キーパー。6分、ベガルタが前からプレス。かわした志知がドリブルから左へと回す。8分、関口が中央飛び出してチャージ、ボールを奪って、裏へのスルーパス。飛び出した長沢が、フリーでボールに迫るが、ゴール前GK六反と交錯、シュートは打てず。六反の顔面に長沢のスラィデイングの膝が入り、起きれない。出血もあり、担架で六反が退場(試合後のインタビューで骨折の疑いありとの事。心配です)。12分、中断後、横浜FCはキーパーを南に交代。

14分、横浜FCが、ベガルタゴール前でボール回すが、最後は吉野が体を入れる。15分、横浜FCのカウンター、瀬古のクロスからヘッド打たれるが、クリア。16分、左サイド、石原からゲデスへの浮き球パス、流れる。17分、斉藤光毅と椎橋の首相撲。椎橋引っ張り、イエロー。20分、また石原からゲデス、ゲデスのクロスは流れる。20分、パスカットから、松下のサイドチェンジ、しかし、味方と合わず。

22分、椎橋の縦1本に、裏の長沢、もう一歩。その後、蜂須賀のクロスに、ボックス内ゲデスがフリー、シュートをすぐ打たず。DFに寄られたが、即狙ってほしいところ。23分、横浜FCのカウンター、裏に出た一美がシュート、これはクリア。

<飲水タイム>

25分、ゲデスがドリブルで粘り、左コーナーを得る。キッカーは関口。ファールで終了。27分、ベガルタが左から右へと回し、蜂須賀のクロス、これはゲデスの頭上通過。31分、相手を詰め、ゲデスから石原へのパス、合わず。32分、カウンターで出た松下、ボールを奪われる。32分、椎橋のサイドチェンジ、ジャーメイン受けるが、倒される。33分、一美にキープされるが、最後は松下がブロック。

35分、蜂須賀からゲデスへクロス、つながらない。36分、斉藤光毅がドリブルで上がってくるが、石原がファールで止める。37分、長沢から関口へのパス、絡まれるがそのまま前進。これが関口のファールとの微妙な判定。すると、
⚽センターライン付近から、横浜FCのフリーキック。佐藤謙が、すぐに長いボールを蹴り混むと、裏に出た一美が、吉野と蜂須賀をかわし、即左足シュート、これがファーサイドに決まって失点。0-1。一瞬の隙を突かれた。

39分、リードした横浜FCは、ゆっくりと回し始める。引き付けては、間にパスを通されるので、中々奪えない。42分、松下のバックパスを攫われるが、しのぐ。43分、右奥40mでフリーキックを得る。これにジャーメインがヘッドで狙うが、ヒットせず。44分、横浜FCに裏取られるが、囲んでしのぐ。右コーナーを与えるが、シュートは決めさせない。

六反の負傷もあり、追加時間は6分間。
2分、ゲデスから石原、ダイクレクトのクロス、長沢が囮、最後は、右から突っ込んだジャーメインのダイビングヘッド!叩き付け過ぎて、バーを越えたが、流れは良かった。

3分、さらに左からボックス内に侵入した松下が、抉っての折り返し、合わせられず。クリアされる。しかし、右コーナーを得る。キッカーは関口。これはキックがゴールライン割る。4分、右サイドのいたゲデスから、蜂須賀につなぎ、蜂の絶妙クロスに、飛び出た松下がどフリー。しかしヘッドは枠外。惜しい。

終盤、ベガルタがゴール前で躍動できるようになったが、ゴールはならず。1点リードされて前半終了。

後半。
ベガルタ風下。両チームハーフタイムでのメンバー変更無し。開始30秒、松下からパスを受けたゲデスのクロス、シュートは打てず。1分、横浜FC一美に裏にフリーで抜けられるがオフサイド。油断ならない。左サイド、石原上がっていくが、ゲデスとパスのタイミング合わず。3分、椎橋からゲデス、最後は長沢のヘッド、枠外。

5分、ベガルタが回して、最後は蜂須賀のクロス、流れる。6分、ベガルタの右コーナー。キッカーは関口。ヘッドはクリアされるが、こぼれをジャーメインがシュート、これは枠外。7分、横浜FCのカウンター、かわされるがその後しのぐ。今度はベガルタのカウンター、ジャーメインがドリブル。蜂須賀のクロス、ゲデスが落とし、最後は松下シュート、ヒットせず。10分、パスカットした関口から左のゲデスへパス。もう一歩。

⚽11分、自陣右サイドの蜂須賀から、左サイドのゲデスへ巻いたクロス。ゲデスがマギーニョと競りながら肩トラップ、倒れかかるが持ち直し、ドリブル。ゴール前で星にも詰められるが、さらして即右足を振り抜くと、ゴール右隅に決まって1-1。蜂須賀の良クロスに、ゲデスの技がつながり、待望の来日初ゴール。

12分、一美のクロスは流れる。13分、横浜FCは、松浦に代え齋藤功、志知に代え、松尾を入れる2枚代え。14分、ベガルタもゲデスに代え西村、関口に代え道渕を入れる。15分、横浜FCのクロスは流れる。16分、石原から裏の西村へのパス、合わず。その後、西村からジャーメイン、もう一歩。西村はセンターに入っている。17分、横浜FCのカウンター、斉藤光毅が、ドリブルでキープしながらボックス内侵入、DFの間からシュート打ってくるが、小畑が両手で弾く。

19分、こんどは松尾がカットインでかわしてのシュート。これはブロックするが、右コーナーを与える。キッカーは斎藤光毅。さらに左コーナー。こぼれをクロスで入れられるが流れる。21分、道渕が、右サイドをえぐっての折り返し、フリーで松下がシュートもキーパー正面。24分、松下が裏の西村にパスを出すが、オフサイド。

<飲水タイム>

27分、椎橋のミドルシュート。さらに、エリア左角30m横浜FCのフリーキック。これはクリアされる。その後、横浜FCのキーパー南と味方のDFが接触。一時治療。30分、松下から長沢の落とし、最後はジャーメインがクロスもキーパー。31分、横浜FCの右クロスからのヘッドは枠外。その後、横浜FCにパスミス。高湿度、連戦で互いに疲れが出る頃。横浜FCは、マギーニョに代え中山、一美に代え長身の皆川を入れる。

33分、ベガルタも長沢に代え、前節初ゴールを決めた山田が入る。34分、椎橋がドリブルからミドルシュート、ブロックされる。さらに松下から西村へのパスが通り、その後倒されるがノーファールの判定。35分、左コーナー。キッカーは松下。ヘッドは枠外。36分、横浜FCのカウンター。裏取られフリーも、小畑がボックス外まで飛び出し、蹴り出す。38分、石原からパスを受けた中央の西村、好調時のタッチ数の多いドリブルで、ボックス内入るが、シュートはブロックされる

40分、横浜FCが左右に振って、最後は松尾のクロス、流れるが、危なかった。42分、松下に代わり田中渉が入る。43分、ハーフ付近からのフリーキック。田中が蹴るが、打ち切れず。その後田中にイエロー。ボール回されるがしのぐ。

追加時間は4分間。1分、田中からパスを受けた山田がキープ。シュートコースを作ろうとするが、打てず。2分、横浜FCのカウンター、ワンタッチでつなぐ速い展開。しかし、クロスは流れる。4分にも、横浜FCが自陣からのカウンターで、一気にベガルタの裏。クロスからのこぼれを押し込まれ、勝ち越されたか!と思ったら、オフサイド。あぶねえ。その直後、笛。

最後は、冷っとする展開だったが、なんとかドローに持ち込んだ。

前半、横浜FCの、幅を使う展開に、なかなかボールを奪えず。一瞬の隙を突かれて失点。
その後、カウンターからのチャンスも決めきれなかったが、終盤、松下も攻撃参加できるようになって、リズムも出てきた。後半、蜂須賀のクロスからゲデスのファインゴールが決まって同点。その後も、決定機3回くらいあったが、相手の寄せもあり決めれず。マルチ得点は可能だった試合。

久々に道渕が出てきたが、まだ体は重そう。西村もコンビネーションは、まだまだだが、特長あるドリブルが出てきたので、上向きだろう。ゲデスは初日で、解放では?

再開後、高湿度連戦で、疲れもピークだろうが、まずは、休養して、次節ホーム、サポの前で勝利を。

シュート数: 10-4 CK: 4-3  FK:15 - 15 得点:アレクサンドレ ゲデス (横浜FC)一美  警告:長沢、椎橋、田中渉  主審:高山啓義  入場:2,235人(入場制限あり)

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