03節:ベガルタ仙台1-2浦和、メンバー入れ替えでも連携維持、決定機は逃す

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2020J1 3節 7月8日(水)18:00 ベガルタ仙台1-2浦和レッズ  ユアスタ仙台 リモートマッチ(無観客)


ゲデス 赤﨑 山田
(西村長沢 ジャメ)
浜崎   関口
(匠)   
椎橋

柳 金正也 吉野 飯尾
(真瀬)   
小畑

サブは、関、真瀬、アピアタウィア久、佐々木匠、西村、ジャーメイン良。長沢

浦和は、 GK西川、DF橋岡、トーマスデン、岩波、山中、MF柏木、柴戸、汰木、FWファブリシオ、杉本、レオナルドがスタメン 。興梠、関根はベンチスタート。

ベガルタは、前節から7人を入れ替える、大幅なターノーバー。しかしながら、連携は崩れない。前からプレスでボールを奪うと、再三ゲデスのラストパスなどで、フリーのチャンスを作るも、決めきれず。

すると、前半終了間際、山中の高速クロスを、レオナルドにうまくキープされ先制許す。



ベガルタも後半4分、左サイドの赤崎の巻いた絶妙クロスに、右から山田が裏取ってフリーで決め同点。

その後も、浦和の左右、中央の揺さぶりをブロックで守っていたが、カウンターからのフリーのチャンスを決め入れない。すると後半21分から入って来た興梠に、ゴール前でのターンを許し、1-2と敗戦。

新しいメンバーでも、組織だった攻守で、浦和にシュート16本を浴せ、練習の成果は見えた。一方、フリーのシュートチャンスを外したり、守備で振り切られたりと、課題も見えた試合だった。

それでも、2試合連続フル出場のGK小畑は、決定機を2本止めた。終盤左サイドバックで少し出た特別指定の真瀬も、マルチノスにかわされながらも、取り返すなど、見せた。

赤崎の好アシストから、山田に初日が出たのも、次つながる。

勝利のために、もう一段のブラッシュ・アップを。


以下、簡単に経過。

朝から強い雨が降ったいた仙台。夕方から時折薄日が差す曇り空も、試合開始前で湿度90%近くあり、蒸し暑い。

再開後2試合目、待望のホーム戦も、新型コロナウィルス対策の無観客試合という事で、バックスタンドで、サポ寄付によるベガッ太、ルターナのぬいぐるみ300羽が観戦。

前半。
ベガルタはスタメン7人を入れ替えたが、キーパー小畑、アンカー椎橋はそのままで、4-1-2-3を維持。浦和も4-4-2で来てるが、メンバーは一部代わっている。

開始1分、浦和が杉本から汰木、そのクロスに杉本のヘッド、枠内も、小畑が落ち着いてキャッチ。3分、ベガルタの左サイド柳が上がってクロス。左コーナーを得る。キッカーは浜崎。これはクリアされる。4分、浦和がカウンター、中央で吉野がレオナルドに体を寄せ、小畑がボールキャッチ。

5分、柴戸にイエロー。椎橋が裏に出し、赤﨑が詰めて、左コーナーを得る。キッカーは浜崎。ニアに速いキックも、クリアされる。8分、自陣で、椎橋パスミスも、浦和もミスして事なきを得る。その後、左サイドから柳がえぐってのクロス、マイナス気味のボールに、右から山田がスライディングで狙うが、囲まれブロックされる。そのあと汰木のアーリークロス、これは抑える。

10分、吉野のパスカットから、左のゲデスが、精度の高いサイドチェンジのパス、山田がフリーで飛び出て、ドリブルからのシュート、ブロックされる。決定的。さらに、赤﨑が右に流れながらヒールパス、関口はシュート打てず。12分、裏に出たゲデス、キープしながれ当てて左コーナーを得る。浜崎のキックの、こぼれ、飯尾がシュートするも、バーの上。さらに左からゲデスのサイドチェンジ、飯尾上がっていくが、つながらず。

14分、ゲデスが前でパスカット、ドリブル侵入から戻し、左角でフリーの浜崎シュートも枠外。15分、右から赤崎がキープしていくが、つながらず。16分、山中のアーリークロス、小畑パンチング。ベガルタカウンター、相手が戻ると見るやスローダウンし、回す。17分、ベガルタが、左から右へとボールをつなぎ、最後は飯尾クロス、キーパー。

18分、柳がパスカット、ボックス内ゲデス、シュート狙うが枠外。その後、浦和の縦1本、レオナルドはトラップできず小畑。

19分、ベガルタのカウンター、ゲデスが左からダイレクトで前方に出すと、中央抜け出したフリーの赤﨑にぴったり。赤﨑そのままドリブルからシュート狙うが、キーパー正面。これも決定機。直後、浦和の柏木から汰木へ。ヘッドで狙われるが、GK小畑。20分、ベガルタの右を攻められ、関口も戻っての守備。右コーナーを与える。キッカー汰木。ショートコーナーから、こぼれを再び汰木がクロス、ヘッドは枠外。

21分、ゲデスの浮き球に詰めた飯尾のクロス、これは合わず。22分、浦和のロングボール、金の裏にいたレオナルドが、ボレーで合わせて来るが、枠外。危なかった。さらに杉本が右からのミドルシュート、カーブがかかるが小畑正面。24分、浦和がボールを回す。ベガルタはブロックを敷いてしのぐ。今度は関口がボールをキープ。

24分、左インサイドでボールを受けた浜崎がターン、前を向いていくが、その後つながらず。

25分<飲水タイム>

27分、柳が上がって詰めていくが、キープされる。30分、浦和が中央から左、クロス。さらに柴戸からレオナルド、最後はファブリシオにヘッド打たれるが、小畑。32分、関口から裏の山田へのクロス、合わず。33分、浦和のカウンター。細かいつなぎでゆっくり回す。ファブリシオのシュートはクリア。右コーナーを与える。キッカーは山中。飯尾のクリア、再びクロスを入れられるが、小畑。

その後も左右に揺さぶって来る浦和。36分、クロスを入れられるが、吉野がクリア。39分、浜崎からゲデス、キープできず。さらにカウンターから、中央赤崎ドルブルも倒される。フリーキックはつながらず。42分、浦和が左からファブリシオのシュート、ヒットせず。43分、山田がドリブルから、柳がシュート、キーパー。

47分、山中が、山田を振り切り、ゴールライン際まで抉っての高速クロス、吉野の裏、うまくトラップしたレオナルドが、背後の金も、うまくブロックしながら、左足のシュート、決められ、0-1。悪い時間帯。前半、チャンスを多く作りながら、決めきれず、逆に1点リードされて、前半終了。

後半。
左インサイドの浜崎に代わり、佐々木匠が入る。開始早々、パスミスをカットされ、汰木にカットインシュートされるが、枠外。2分、ベガルタ自陣からのロングボール、つながらず。

3分、左サイドでボールをキープした赤﨑が、左足で素早く巻いた絶妙クロス、これが、浦和DFの裏に出た山田にどんぴしゃ、フリーでインサイドで決めて1-1、同点。ようやくコンビが嵌った。

4分、今度は浦和、右からのクロスに杉本が枠内ヘッド、小畑正面。6分、関口がミドルシュート、バーの上。8分、ゲデスが左からのクロス、これは中央合わず。9分、山中のアーリークロスに、フリーでレオナルドがヘッド、バーの上。危ない。10分、パスカットした柴戸がシュート、枠外。ベガルタが左サイド、金、匠、ゲデスとつないで、最後は柳のクロス、流れる。

12分、浦和の左コーナー。キッカーは柏木。ショートコーナーから、山中が強烈左足シュート、枠内も、小畑が弾き出す。その後、浦和が左右のコーナーキックもしのぐ。2本目のコーナー、こぼれを拾った関口が絶妙タインミングで、走り出したゲデスに出す。ゲデス、フリーで右から持ち込むも、ボックス付近で、中央に戻してしまう。赤﨑がいたが、囲まれており、チャンスを逃す。ここはシュートで、いいでゲデス。西川に、うまく詰められたせいかもしれないが。

14分、ベガルタが左コーナーを取ったところで、ゲデスに代え西村。山田に代えジャーメイン良を入れる。
キッカーは佐々木匠。こぼれを再びクロス、金がヘッドもブロックされる。17分、浦和もファブリシオに代えマルティノス、柏木に代え長沢が入る。この時間帯、西村が中央。ベガルタ右奥30mでフリーキックを得る。キッカーは匠。ここも、金がフリーでヘッドも枠外。

19分、浦和が回し、レオナルドからパスを受けたマルティノスがフリー、タイミングを外したグラウンダーで、カーブするシュート、GK小畑、逆を突かれるが、右手の指先で触って、枠外。決定機を阻止。今日もファインセーブ決める。これで浦和の右コーナー。キッカー山中。凌いで、カウンター。赤﨑から西村、さらにジャーメイン、ファール取られる。

22分、浦和は杉本に代え興梠を入れる。椎橋がマルティノスから奪い、ジャーメインへ。ジャメは山中抜けず。24分、吉野がためてパス出しからのカウンター。飯尾のクロスに匠?がヘッド、枠外。

ここで<飲水タイム>

27分、赤﨑に代え長沢が入り、中央。28分、右奥35mでフリーキック。飯尾のクロスから今度は左コーナー。匠がこぼれを再びクロス、ここも金がヘッド、決まらず。その後、浦和のスルーパスは椎橋カット。29分、ジャーメインのクロスに、関口ヘッド。キーパー。30分、左コーナーも決めらず。31分、浦和のカウンター、マルティノスが運ぼうとするが、ベガルタが囲む。32分、レオナルドから裏のマルティノス、右コーナーを与えるが、しのぐ。

33分、浦和は汰木にかわり関根、山中に代わり宇賀神が入る。34分、椎橋が狙いを定めて、飛び出してのパスカット狙い、成功。しかしその後、詰められパス出せず。35分、浦和が回す。ベガルタ辛抱強く守る。その後、関口のクロスに長沢、合わず。36分、柳に代え、特別指定阪南大の真瀬を入れ、そのまま左サイドバック。

38分、関根がキープ、さらにレオナルドが縦に出すと、前方の興梠が金を背負いながらターン、決められ1-2。勝ち越し許す。40分、匠のパスが弱くカットされるが、オフサイド。42分、右奥35mのフリーキックを得るが、ファールで終了。44分、マルティノスが真瀬を抜いて、侵入してくるが、ボックス内で、真瀬がボールを奪い返す。落ち着いたプレー。

追加時間5分間。
1分、関口からジャーメインとつなぐが、打てず。2分、ベガルタが左サイドで回すが、なかなか崩せない。関口の自陣からのボールに西村、つなげない。4分、ボールを当てられ、浦和のスローインで事案を使われる。

結局2点目は取れず、敗戦。ベテラン関口がフル出場。攻守に運動量豊富に動いた。若手も負けてはいけないw

シュート数:16 -13 CK: 6- 7 FK: 11-7  得点:山田寛人 (浦和)レオナルド、興梠   警告:(浦和)柴戸  主審:中村太  入場:リモートマッチ(無観客、なおベガッ太、ルターナ合わせ約300羽観戦)