2019J1 16節 6月23日（日）19:00 ベガルタ仙台-FC東京 ユアスタ仙台
長沢 石原直
（ハモン）
関口 吉尾
（石原祟）（道渕）
松下 椎橋
永戸 平岡 シマオ 蜂須賀
シュミット
サブは、川浪、大岩、石原祟兆、富田、道渕、兵藤、ハモンロペス。FC東京は、FW永井、ディエゴオリベイラ、MF東、橋本、高萩、ナサンホ、DF小川、森重、チャンヒョンス、室屋、GK林。矢島、ユインス、大森、太田はベンチスタート。
久保ロスでもないだろうが元気がないFC東京に対して、FW二人のプレスも含め守りを固めてカウンターを狙うベガルタ。シマオマテがオリベイラを、関口が室屋を完封すると、攻撃では中盤やボランチも攻撃参加して、ゴールに迫る。
後半、シマオマテのクロスから関口が技ありゴールで先制すると、終盤には、交代で入ったハモンが、蜂須賀のドリブルからのパスを決めて、とどめをさした。ベガルタのシュートは18本、首位東京をミドルシュート枠外5本に抑える完勝。
関口が攻守に光った。今日は、関口とのコンビで、永戸も粘り強い守備で裏を簡単には取らせなかった。今日誕生日の島尾が守備で壁。ハモンは、わずかな出場機会だったが、シュートを確実に決めて勝利を決定づけた。
前半
ベガルタは4-4-2。ツゥローン帰りの椎橋が、松下と共にボランチ。開始50秒、FC東京の永井が右サイドを走りこんでくるが、シマオまてが体をぶつけ出す。1分、FC東京、森重のフリーキックから右から左へと展開。室屋のミドルシュート、枠外。2分、関口から左の裏にいた吉尾へ、えぐっての折り返しのパス、石原詰めるが合わず。さらにこぼれを、松下から吉尾、左からのクロス入れるが合わず。
4分、ベガルタの右コーナ付近で、ディエゴオリベイラがキープしようとするが、シマオマテがぶちかまし。ボールを奪う。5分、右ライン際35ｍでフリ－キックを得る。キッカーは永戸。6分、決まらず。FC東京のカウンター、永井が早めのロングシュート、枠外。さらに、東が浮き球のクロスを入れるが、ライン割る。8分、森重のロングボールは流れる。ベガルタがブロックを作って、コンパクトに守っているので、FC東京はロングボールの裏狙い。
10分、FC東京が回すが、ベガルタも早めにプレス。後ろで回すFC東京。その後、ボールが行き交う展開。ダンが飛び出て足で中央へパス。松下が裏へのゴロパス、これは流れる。11分、FC東京のカウンター、ベガルタも一斉に戻る。ナサンホのパスは、流れる。12分、高萩のサイドチェンジ、右へ回されるが、長沢が戻って守備。
13分、ナサンホが左から仕掛け、永戸が粘っての守備でブロック。14分、高萩のクロスはダン抑える。15分、松下から裏への浮き球、石原が走り出て、クロス、キーパー前を横切る絶好のボールも、長沢には合わず、流れる。16分、椎橋のサイドチェンジ、ベガルタ回すが、FC東京もブロックで、前に送れない。19分、自陣フリーキック、シマオマテから裏の関口は、これは流れる。
20分、シマオがパスカット、受けた吉尾が反転ミドルシュート、バーの上。22分、FC東京が回し、左45度から橋本シュート、枠外。24分、自陣の蜂須賀から、右前の長沢がキープ、これで右ライン際でフリーキックを得る。ヘッドは枠外でゴールキック？。しかしビデオで見ると、本当は高萩が出していてコーナーだった。ベガルタも特に抗議せず。27分、FC東京が左サイドでつなぎ、室屋のクロス。サイド割る。関口が守備。
28分、椎橋からのパスを、石原直樹がシュート、枠外。その後、FC東京のカウンター、ここでもディゴオリベイラはシマオがブロック。前を向かせない。29分、FC東京の左コーナー。小川のキック、シュートの折り返し、再び小川のクロス、ダンがワンハンドでパンチング。30分、さらにFC東京が回して、小川のクロス、ダン。31分ベガルタのカウンターを阻止した高萩にイエロー。
32分、FC東京のゴールキックから、一気に永井。ここもシマオがヘッドでダン。33分、松下からペナ内石原、さらに長沢がDFをブロックしながらシュート狙うが、クリアされる。これで左コーナーを得る。永戸のキックに蜂須賀のヘッド、枠外。36分、吉尾から石原、右からのクロス。長沢はキープできず。38分、左からFC東京の攻め。ディエゴオリベイラと平岡が激突。両者倒れる。一時中断。
42分、ベガルタの右サイドを上がってきた永井を、シマオがブロック、上げた手が画面に当たってしまう。43分、FC東京が回す。裏に入れ、永井がクロスを出すがこれもブロック。44分、FC東京が左ライン際45ｍのフリーキック。小川のキックは狙ったのか、ワンバンでダンがキャッチ。追加時間は4分間。3分、FC東京のカウンター、ディエゴをまたふっ飛ばし、シマオ、今度はイエロー。左からのFC東京のフリーキック、ダンのクリアは小さかったが、DFがクリア。
前半は、FC東京の攻めを、まずブロックを固めて守り、ディエゴと永井をシマオが止め、FC東京の攻めをミドルのみとしした。攻撃では、カウンターから人数をかけてシュートも打ったが、崩し切れず、スコアレスで終了。
後半。
1分、吉尾がDFの間の長沢にパスを通し、長沢フリー、切り返してシュート狙うが、ブロックされ、左コーナーを得る。決まらず、ナサンホがカウンター、室屋につないでの折り返し、これはしのぐが、左コーナーを与える。FC東京はショートコーナー、これをしのぎ、蜂須賀からつなごうとするが、以降パスカット応酬となる。
3分、蜂須賀の左足クロス、決まらず。互いのボールが行き交うオープンな展開に。5分、FC東京が回す。右から小川のクロス、クリア。これをベガルタがカウンター、吉尾はパスミス。そのあと、FC東京がつないで、高萩が中央からの強烈ミドルシュート、枠外。7分、ベガルタのカウンター、ワンタッチでつなぎ、関口のクロスは決まらず。
今度はFC東京のカウンター。永井がペナ内に入ってくるが、永戸がカット。8分、永戸が右足のロングパス。流れる。9分、椎橋のパスカットからカウンター、しかし、つながらない。10分、FC東京が回すベガルタもじっくり守る。FC東京の左コーナー。これはシマオがクリア。13分、松下が右足での折り返し、こぼれを永戸が強烈なミドルシュート、枠外。
14分、高萩がワンタッチで浮き球パス、永井がシュートもヒットせず。15分、蜂須賀のアーリークロス。石原が中央でオーバーヘッド狙うが空振り。17分、吉尾から蜂須賀、クロス。長沢には合わず。さらに吉尾から石原、ワンタッチで永戸、クロスは合わず。19分、左コーナーを得る。ここで吉尾に代わり道渕入る。コーナーのボールに、ファーから、蜂須賀がボレー狙いで飛び込んでいくが、キーパーに体で止められる。
20分、さらに右コーナー。ゴロで戻すサインプレー、松下シュート狙うがブロックされ、FC東京のカウンター。左サイドで回されるが、粘って守備。結局ファールを貰う。23分、ナサンホに対して、永戸、さらには関口がブロック。その後、蜂須賀の左足クロス、中央長沢が落とし、永戸のシュート、はブロックされる。
26分、FC東京のカウンター、これはカットする。ここでFC東京は、高萩に代え大森入れる。大森はバットマン。⚽28分、シマオからのロングボール、長沢へ。競ったDFがこぼすところ、左45度から、関口がDFの間を流し込むような技ありシュート、ファーに決まって1-0、先制。守備でね粘り、いい時間帯のゴール。関口は、今季初ゴール。
30分、室屋のクロスからシュートはクリア。31分、ベガルタのカウンター、道渕がドリブルから、長沢、時間を作る。回して永戸の右足シュート、枠外。32分、永井が裏に出て左からのクロス、これで左コーナーを与える。小川のキックに東のヘッド、枠外。33分、FC東京はナサンホに代え矢島を入れる。
34分、FC東京のアーリークロス。流れる。ダンのゴールキックから蜂須賀がヘッドで落とし、道渕がドリブル前進で、スローイン取る。36分、ベガルタクリアし切れず、左コーナーを与える。これはしのぐ。38分、右から道渕のクロス、ペナ左で受けた関口が裏への浮き球クロス、中央から石原がダイビングヘッドで、どんぴしゃシュート、しかしキーパーのセーブに阻まれる。
39分、FC東京のクロスはクリア。40分、FC東京のパスミスをさらった長沢がフリー、タイミング図って狙うが、シュートは枠外。ここでベガルタは、関口に代え、石原祟兆、石原直樹に代え、ハモンロぺスを入れる。41分、FC東京のスルーパスは流れる。FC東京は室屋に代え太田を入れる。
43分、自陣で蜂須賀スラィデイングでボールをカットすると、道渕とのワンツーからドリブル前進、ペナ近くの右にいたハモンが、後ろから回りこんで来るタイミングでの落とし、ハモンがダイレクト左足でシュート、決まって2-0。ハモンが入るなりの仕事で、今季4点目はダメ押し。
さらに道渕からハモン、キープしながら、石原崇へ。石原崇が左からシュート、これで左コーナーを得る。追加時間は5分間。左コーナーから、ハモンがボレーシュートで狙うが、枠外。2分、松下キープ、ぶつけて左コーナーを得る。こぼれを松下がミドルシュート、枠外。
3分、ベガルタが回し、焦るディエゴがファール。そのあとも、石原崇が持ち上がりシュート、キーパー。4分、石原崇が右コーナー。これも守って、首位で、今季わずか8失点のFC東京から、2点を取り完封勝利。3連勝。
久保が去り、ディエゴもお疲れ気味とはいえ、スピードあるFC東京の2トップを、ブロックで固めた守備に、シマオがストップ。左サイドの室屋には関口、ボランチには、松下、椎橋が守備し、前線の石原、長沢もプレスをかけて、前半は、スコアレスの思い通りの展開。
後半、今度はシマオのフィードや、蜂須賀や永戸からのクロス・シュートで、相手を走らせ、終盤での先制、追加点と、いい流れで試合を作れた。永戸と蜂須賀の粘り強い守備も勝利に貢献。ハモンは短時間で仕事。
いい勝利をあげて3連勝。とはいっても、まだまだ1ゲーム差程度。週末の札幌戦でも連勝、勝ち点を積んで、こじっかりと前進あるのみ。と、その前に、ルヴァン杯でミッション・インポッシブルに挑戦。
シュート数:18-5 CK:6-6 FK:15-14 得点:関口訓充、ハモンロペス 警告:シマオマテ （FC東京）高萩 主審:松尾 一 入場:12,343人
尚、この試合の復興ライブは高橋佳生さん。グルメでは、道渕（すき焼き）弁当（スタジアム内）、北エントランスで、みやぎ水産フェスタで、ビールつまみに最適な焼ホヤや牡蠣、そしてビアガーデンが登場。なんといってもキリンビール仙台工場様マッチデー。