03節:ベガルタ仙台1-3ヴィッセル神戸、追加点とれず流れ渡す。シマオマテ初ゴール

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2019J1 03節 3月10日(日)14:00 ベガルタ仙台1-3ヴィッセル神戸 ユアスタ仙台

ジャーメイン
(吉尾)
阿部 石原
(長沢)  
石原崇  蜂須賀
兵藤 シマオ
(梁)   
永戸 大岩 平岡
 
シュミット

サブは、関、金、梁、富田、関口、吉尾、長沢。神戸は、FWビジャ、三田、ポドルスキー、MF古橋、イニエスタ、山口、DF初瀬、ダンクレー、大崎、西GKキムスンギュ。田中順也、郷家、渡部はベンチスタート。

ベガルタは、ルヴァンカップから中3日のジャーメインと、石原崇をスタメンに起用。神戸は、外国人枠5人の中でサンペールは出場せず、キーパーのキムを優先した。


前半は5バックながらラインをたかく保ち、左の石原崇、攻撃参加の永戸、右の蜂須賀、石原先生らが、うまく間に入ってチャンスを作る。11分にコーナーからシマオマテがヘッドで先制。

さらに兵藤の絶妙のクロスにフリーに、ジャーメインがヘッドを打つがキーパー。これが痛かった。
神戸は、ポドルスキーが横にながれ、イニエスタのパス出しに、ライン裏にビジャなどに飛び出られるようになる。32分に、ワンタッチパスでつながら、イニエスタにえぐられての折り返しに、フリーで古橋に飛び込まれ同点。これで神戸が余裕を持つ。

ベガルタは攻め込んでも、パスミスや寄せでボール失うようになる。後半開始わずか30秒、神戸陣に攻め込みながらボールを失うと、またも古橋に、スピードあるドルブルで攻め込まれ、中央ビジャに一歩前に出られて逆転を食らう。さらに19分にも、カウンターを受けて、下がりながらの守備となりオウンゴール献上。

その後、長沢、吉尾を投入して、ゴール前まで攻め込むチャンスもあったが、決めきれず。敗戦。ダンが再三の好守で防がなかったら、失点も増えていただろう。ホームでシマオマテの初ゴールは生まれたが、まだ3戦勝ち無しと、厳しいリーグ序盤。だが、対戦相手が今までと違う。

中盤で、兵藤のパスも精度高いし、吉尾の動きや精度も楽しみ。シマオマテがひとりは抑えてくれる、目途はたったので、これらからの対戦相手では、チャンスももっと増えるだろう。

ただ、やはり相手にもよるが、永戸のパス力は、WBで活かし、3バックは、相手の攻撃を遅らせる意味でも、常田や金に任せるのがいいのではないかと思う。常田や金もフィード力があるのは、ルヴァンでも見られた。

ちょっと追加情報は明日に。。。と言いながら、残業続きで、遅延行為していましたw

とりあえずメモの記録のみ。

前半。
立ち上がりから、ベガルタは5バックでライン高め。神戸は後ろで回して様子見。ジャーメインと石原が、時々つっかける。
2分、神戸の左コーナー。こぼれをポドルスキーが裏に放り込む。さらに右コーナー。今度はイニエスタが蹴る。これをしのいでベガルタのカウンター、永戸も上がってクロス。ジャーメインが侵入、倒されるがノーファール。4分、神戸が回す。5分、カウンター、石原のクロスはカットされる。

6分、イニエスタがワンタッチで右からクロス、しのぐ。8分、永戸のクロスに石原のヘッド、右コーナーを得る。永戸のキックは、サインプレー、大外でフリーの阿部が、ダイレクト・ボレー狙うが、バーの上。10分、シュミットダニエル(ダン)のゴールキックは、左足で巻いた低いボール。これが前線の阿部にどんぴしゃ。石原につないで、シュートも、キーパー触って枠外。11分、右コーナー。永戸のクロスを、シマオマテが、ファーに流して、ベガルタ先制!島尾早くも、加入後初ゴール、今季チームのホーム初ゴールでもある。

VIP3人組をゴールから遠ざけ、神戸にリズムを作らせず、先に点を取って、ここまでは想定通り。12分、永戸のパスミス。神戸のスローインから一気にビジャ。14分、神戸のカウンターは蜂須賀止める。15分、左の石原先制から阿部経由、左の石原崇、エリア内もう一歩。16分、パスカットされ、ポドルスキーにシュート打たれるが、ダンがファインセーブ。こぼれも打たれるが枠外。最初のピンチを防ぐ。

17分、ベガルタがゴール前にボールを運び、石原からジャーメイン、合わず。19分、平岡が飛び出てパスカット、ドリブルで上がるが途中でやめて、ロングボールをジャーメインに出そうするが、合わず。21分、ベガルタのカウンター、石原崇がドリブル前進、クロスもクリアされる。22分、ベガルタ攻め込むが、出しどころなく、押下げられる。

23分、ダンクレーから、裏を狙うパス、ダンが押さえる。その後、ジャーメインから石原先生、クロスはカットされる。24分、神戸に裏を狙われるが、ダン飛び出す。26分、左に上がってきた兵藤からのどんぴしゃパス、中央でフリーになっていたジャーメインが、ジャンプ一番ヘッドも、キーパー正面。これは決めたかった。その後、神戸がつないで、ビジャがライン際まで侵入するが、ダンクリア。29分、イニエスタにうまくつながれ、右コーナーを与える。シュート打たれるが、石原がシュートブロック。

その後、ベガルタがカウンター狙うが、蜂須賀が足を滑らせる。31分、ベガルタエリア内で古橋、ビジャとワンタッチのパスでつなぎ高速展開、最後はイニエスタがエリア内奥に滑り出て、タイミング図っての折り返し浮き球、中央に、フリーで飛び込んだ古橋に、頭で決められ1-1。早い時間で追いつかれ、神戸に余裕を持たせてしまった。

34分、イニエスタからビジャとつながれ、右コーナーを与える。これはしのぐ。36分、永戸が上がり、阿部につなぎ、左からのクロス、打てず。39分、シマオマテがポドルスキーをカット、ゴール前のジャーメインにつなぐが、シュートは打てず。そのあと、こぼれをシマオがシュート、バーの上。シュートで終わらせる。

40分、イニエスタがまた裏に出て、ビジャへ。ここはダンが止める。42分、イニエスタのピンポイントパスに、ベガルタラインの裏に飛び出たビジャ、オフサイド。43分、永戸が、ポドルスキーにボールを取られあわや。前半は30分頃まで、ベガルタの想定通りだったが、同点とされた後は、スペースに次々と出られてチャンスを作られるようになってきた。1-1同点で前半終了。

後半。
開始30秒、ベガルタがラインを上げて攻め上がっていくが、シュートまでいけないところ、ボールをカットされ、イニエスタのロングボールに、右サイドを、古橋にドリブルでカウンターを受ける。速いタイミングでセンタリングを出され、中央のビジャが、ついていた永戸より、一瞬先に足を出し、決められ1-2。出鼻をくじかれた。

3分、裏を狙われるが、平岡戻ってクリア。神戸の右コーナー。クリアしてカウンター、打ち切れず。7分、ビジャがキープしてからのクロス、イニエスタのヘッド、これはダン。8分、ジャーメインが粘り、神戸エリア中央やや左でフリーキックを得る。永戸のキックは、枠内を捉えるが、弾き出され、コーナー。回すが打ち切れず。12分、ポドルスキーが接触プレーで倒れ込む。神戸の後半でなんかよく見る風景。14分、またビジャに飛び出されるが、オフサイド。

17分、ジャーメインに代え吉尾が入り、石原先生ワントップ、右シャドウに吉尾。18分、神戸のカウンター、イニエスタのパスに、ポドルスキーが走りこみながらのシュート、大岩戻りながらの守備で、オウンゴール献上。1-3。これは厳しい。その後、ベガルタも、吉尾からジャーメイン、石原とつなぐが、カットされる。20分、神戸のカウンター、またも古橋、クロスから右コーナーを与える。これはしのぐ。21分、イニエスタのクロスに、ポドルスキーが中央から強烈シュート、ダンが右手一本で掻き出す。コーナーを与える。これもしのぐ。

25分、吉尾が三田に引っ張られ右奥35mのフリーキックを得る。三田にイエロー。26分、兵藤に代え梁、阿部に代え長沢を入れる2枚代え。左コーナーを得て、梁が蹴る。これは決まらず。27分、長沢が相手ボールをカット、つないで、最後は永戸がシュート、枠外。28分、神戸はビジャに代え小川を入れる。30分、ベガルタが回し、蜂須賀のクロス、長沢のヘッドは、キーパー正面。そのあともベガルタ回すが、パスミスが出る。

33分、吉尾から長沢、もう一歩。34分、西にイエロー。38分、神戸に回され、コーナーを与える。イニエスタが蹴る。ポドルスキーがカットインからのシュート、右コーナーを与える。これはしのぐ。39分、神戸ゴール前30mのフリーキック。きまらず。42分、シマオから吉尾、ダイレクトパス、長沢がボレーシュート、枠外。44分には石原崇がドリブル前進も決まらず。追加時間は4分。神戸は古橋に代え田中順也。ベガルタ最後は永戸から蜂須賀、そして長沢がシュート狙うが、枠外。

終盤まで、リードから同点の状況で持ち込みたかったが、一瞬のチャンスを決め切るVIPに、余裕を持たれてしまった。ただ、力の差はあったとしても、勝負としては、ベガルタにもチャンスがあり、決め切れていれば、ドローにはできたかもしれない。最後まで間延びせずに、連動して動くのはどのチームも苦労しているが、ベガルタは、一層メンタルを含めたコントロールが求められるようだ。


シュート数:15-15 CK:5-10 FK:15-16 得点:シマオマテ (神戸)古橋、ダビドビジャ、オウンゴール 警告:(神戸)三田、西 主審:松尾 一  入場:19,503人

尚、この試合の復興ライブは、秋川雅史さん。13:40と、ハーフタイムにピッチ上で、ミニライブ。11:45に北ゲートでは、大曲浜獅子舞。秋川さんの試合前の「千の風になって」のあとのMCでは、サッカー日本代表で国家を歌う回数が最も多い歌手であり、かつ負けたことがない、と言われていたが、花粉のせいで、そのジンクスも止まってしまったw。それでも素晴らしい歌声は、天上のサポたちにも響いたにちがいない。

ちなみに、この日の入場者数19,503人は、ユアスタの記録だそうです。