ベガルタ・マヴォイ

2018J1　23節　2018年8月19日（日）19:00　ベガルタ仙台2-1ガンバ大阪　ユアスタ仙台

サブは、関、常田、永戸、梁、古林、ハーフナーマイク、石原。横浜FMは、FWアデミウソン、渡邉千真、MF遠藤、倉田、高、小野瀬、DFファビオ、三浦、菅沼、オ、GK東口。藤春、米倉、藤本はベンチスタート。今野、黄欠場。

序盤は、G大阪にボールを回され、チャンスでは息が合わず。27分、高から天敵渡邉千真に縦パスを通され、決められ、先制許す。しかしここで慌てず、徐々に盛り返すベガルタ。後半、相手の縦パスを封じて、カウンターから並走して、ボールを横につなぐ展開が奏功。

54分、阿部のドリブル、中野がえぐり、エリア内奥埜がヒール浮き球を、西村が胸トラップからワンタッチで決め、同点。

さらに、2分後、関口の斜めクロスに阿部が侵入すると、オジェソクのクリアヘッドがオウンゴールとなり逆転。その後も、気落ちしたG大阪に対し、ベガルタがボールを回し、終盤は石原、梁でクローズして、ホーム連勝、3連勝。西村は3試合連続の今季11得点目。


前半。
気温24度、涼しいユアスタ。開始1分、ベガルタが右から攻めるが、つながらず。2分、G大阪が、ボールを回すが、オフサイド。その後、両チーム、マイボールがつながらない展開。5分、奥埜のスルーパスに、抜け出た阿部が左サイドをドリブル、センタリングを入れるが、中央合わず。7分、蜂須賀のアーリークロスは、キーパー。

9分、G大阪のカウンター、倉田がキープ、小野瀬のシュートは枠外。10分、G大阪がボールを回すが、クリア。11分、G大阪のパスを、蜂須賀カットもつながららず。12分、G大阪のクロス、流れる。13分、右からアデミウソンのシュート、枠外。15分、倉田がパスカットからドリブル前進、クロス。右コーナーを与える。遠藤のキック、クリア。

17分、粘って阿部がキープ、左から右へ。平岡がクロス、奥埜が落とし、西村が侵入、キーパ前で、左足アウトでシュート狙うが、キーパー。これで左コーナーを得る。関口のキックに平岡のヘッド、クリアされる。18分、蜂須賀が粘って、侵入、エリア内で折り返しのパス、合わず。19分、関口が左から仕掛け、左コーナーを得る。キッカーも関口。クリアで今度は右コーナー。奥埜のキックはキーパー。

21分、左奥40ｍのフリーキック。回す。その後、G大阪の三浦がドリブルで持ち上がり、クロス、クリア。22分、ベガルタのカウンター、奥埜から阿部、侵入して戻しのパスを出すが、合わず。24分、ベガルタエリア左角奥30ｍで、G大阪のフリーキック。遠藤のキック、ニアで受けたアデミウソンがすかさずシュート、これはブロック。左コーナーを与える。これはクリア。

26分、こぼれ球を拾われ、高からの絶妙スルーパスを、ワンタッチでシュート態勢にした渡邉千真にゴールを決められ、先制許す。椎橋一歩及ばす。一瞬のチャンスを、確実に決められた。その後、G大阪が少しペースダウン。31分、蜂須賀がひとりかわしてパス、受けた阿部が折り返すが、合わず。こぼれをフリーの関口がシュートも、バーの上。32分、中野からパスを受けた奥埜が、ワンタッチで出すが、合わず。

33分、倉田がドリブルで侵入、右コーナーを与える。これは防ぐ。36分、蜂須賀から阿部の落とし、奥埜が左足シュートもバーの上。37分、ベガルタゴール、やや左30ｍでG大阪のフリーキック。これはしのぐ。ベガルタのカウンター、蜂須賀フリー、阿部に出すが、合わず。その後ボール取り返されるが、再び奪う。39分、G大阪が裏へのパス、オフサイド。

41分、G大阪が回してからのクロス、ファールで終了。43分、ベガルタ回して、最後は奥埜がドリブルからのシュート、キーパー。44分、アデミウソンがキープ、侵入してシュート狙うが、椎橋体を寄せ、枠外。しかし危なかった。その後、関口から中野、ドリブルで侵入、エリア内倒されるが、ノーファールの判定。追加時間は1分間。西村のクロスからコーナー得るが決まらず。

前半は五分の戦いも、一瞬の決定機を、天敵千真に決められ、0-1で終了。

後半。
いきなりG大阪に縦パスを入れられるが、オフサイド。３分、ベガルタがボールを回すが、ラストパスまでいかず。６分、倉田のクロス、千真には椎橋マークで抑える。その後、蜂須賀から裏の奥埜へパス、奥埜のパスを中央で阿部がスルー、後ろの中野がシュートも枠外。7分、ベガルタ並走で上がり、左の西村、阿部と、横につなぎ、最後は蜂須賀がフリー、シュートは枠外。

９分、阿部が左からドリブルで上がり、パスを受けた中野が、ゴールライン付近までえぐっての折り返し、エリア内ニアの奥埜がヒールで浮き球？、中央の西村、胸トラップから右足アウトでシュート、決まって同点。西村３試合連続、今季11得点目。後半の早い時間で追いつき、目下最下位のG大阪の不安を呼び覚ました。

12分、今度は、蜂須賀から奥埜、左へのサイドチェンジ、フリーの関口が、左45度からの速いクロス、中央でオジェソクと阿部が競り合い、オのヘッドがシュートになって決まり、2-1、逆転。阿部は自分の額だと、笑いながらアピールするが、オウンゴール。

13分、ゴールキックから関口、クリアされる。14分、蜂須賀が裏へのパス、西村もう一歩。G大阪がカウンター、アデミウソが抜け出てフリー、ここはシュミットがエリア外まで出て、キックでクリア。17分、パスカットからベガルタ回すが、シュートは打てず。19分、G大阪倉田のシュートはカットする。20分、G大阪はオジェソクに代え、怪我上がりの藤春を入れる。

そのあと、ベガルタ阿部の仕掛け、左コーナーを得る。キッカーは関口。ニアでクリアされ、スローイン。中野のクロスもつながらず。２３分、G大阪のカウンター、ベガルタ戻って守備、逆にカウンター。椎橋がキープしたところ、遠藤にファールを受ける。遠藤にイエロー。24分、左ライン際30ｍのフリーキック。関口が蹴り、蜂須賀が頭で折り返し、阿部がシュートもブロックされる。

26分、倉田からアデミウソン、高のスルーは流れる。27分、三浦にドリブル前進されるが、関口が追って、守備。28分、G大阪のカウンター、倉田のクロスに千真のヘッド、これはシュミット押さえる。29分、西村が左45度から強烈シュート、東口に弾かれ、左コーナーを得る。こぼれを平岡がシュートで、またコーナー。蜂須賀のヘッド、キーパー、今度は右コーナー。こぼれ球を西村シュートも枠外。

31分、遠藤に代わり藤本が入る。その後、阿部からパスを受けた蜂須賀がドリブル前進、もつながらず。32分、G大阪のカウンター、途中平岡がファールで止める。33分、相手のクリアミスを受けた中野がフリー、しかしシュートは打ち切れず。34分関口に代わり永戸が入る。直後、G大阪に無回転シュート打たれるが、シュミット弾く。左コーナーを与える。ここでG大阪は小野瀬に代え、食野を入れる。コーナーからぼれをシュートされるがクリア。

36分、奥埜がドリブル前進、左ライン際30ｍでフリーキックを得る。キッカーは永戸。こぼれを再び放り込みコーナーを得る。左コーナー。ここでベガルタも阿部に代え石原を入れる。キッカーは永戸。ヘッドは枠外。39分、西村がドリブルからのスルーパス、中野、トラップし切れず。40分、パスカットした中野から、永戸。さらに奥埜、中野がえぐって折り返すがカットされる。

43分、ベガルタゴール前中央の浮き球、バウンドしたところ富田の頭上を越え、倉田に突っ込まれ、一瞬フリー、シュート打たれるが、シュミットが、左足一本で弾き出す。44分、石原が戻ってボール奪う。しかしＧ大阪も回して、藤本がループ気味のシュート打ってくるが、バーの上。追加時間は4分間。ベガルタは中野に代え梁を入れる。1分、三浦のヘッドはシュミット。3分、Ｇ大阪焦りからか攻めの途中でファール。ベガルタ自陣からのフリーキックは、シュミット蹴る。受けた石原が時間を使う。そのまま試合終了、3連勝、ホーム連勝。

ベガルタが連敗の後、攻撃のメリハリをつけ、奥埜、平岡らの攻撃参加と、自信をつけた西村のゴール連発などで、3連勝。黄や今野がおらず、監督交代以後、アウエーで勝利していない、Ｇ大阪相手とはいえ、相手に勢いを付けさせず、勝ち切った。

この3試合で、関口やマイクにも初日が出て、チームには勢いがついている。しかしながら、対戦相手が、いまいち調子がでていない下位チームで、いずれも決定力が落ちている相手だったこともある。水曜の天皇杯以後、川崎ほか上位との試合が多くなる。今度は、そう簡単には、逆転とはいかないので、守備のタイトさが、一段と求められるだろう。

上位チームでは、プレスも一段と厳しくなり、もたついたボール保持は狙われる。さらに、相手は、サイドの裏を徹底的に突いてくる。ここで簡単に、折り返しをいれさせない守備が、必要になってくるだろう。攻撃では、調子のいい選手を使いながら、相手のマークの目先を代え、こねずに緩急のある攻撃で、誰でもがゴールを狙う姿勢で、結果を出し続けていきたい。

シュート数:12-9　CK:9-4　FK:15-12　得点:西村拓真、オウンゴール　（G大阪）渡邉千真　警告:（G大阪）遠藤、藤本　　主審:上村篤史　入場:16,110人

尚、この試合の復興ライブは、「気仙沼松圃虎舞」。また、試合前に、間寛平さんが、「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソ」の一環で、試合前のユアスタに登場。