21節:対柏2-0、守備修正、奥埜、西村のゴールで快勝

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2018J1 21節 2018年8月11日(土祝)19:00 ベガルタ仙台2-0柏レイソル 三協フロンテア柏スタジアム

阿部 石原
(椎橋)(西村)
関口   蜂須賀
(永戸)  
中野 奥埜
 
富田

板倉 大岩 平岡

シュミット

サブは、関、永戸、梁、古林、椎橋、西村、ハーフナーマイク。柏は、FWクリスティアーノ、江坂、伊東、MF瀬川、手塚、小泉、DF高木、パク、ナタンヒベイロ、小池、GK桐畑。中山、山崎、大谷、亀川はベンチスタート。

立ち上がりは、柏の伊東やクリスチアーノの仕掛け、中央のスルーパスにピンチも、シュミットダニエルのファインセーブや平岡らの寄せでしのぐ。攻撃では阿部が縦横の動き、素早くシュート。関口が仕掛けて小池の上がりを減ずる。すると、後半14分、阿部のクロスを、奥埜が技ありヘッドで決め先制。34分には、石原に代わって入った西村が、右から持ち込んで2点目。最後は、阿部に代え椎橋を入れ、奥埜をトップに上げる守備体制で守り切り、久々の勝利を完封で飾った、

雨上がりの柏スタジアムは、蒸し暑そう。怪我から復帰の関口をスタメン起用。

前半。
開始1分、板倉から関口への縦のスルーパス、流れる。2分、柏の伊東、上がってきた小池へのパス、オフサイド。3分、阿部がパスカット、フリーの石原へすかさずパスを出すが、トラップは流れる。4分、奥埜のパスがカットされ、つながれて、最後は江坂のシュート。こぼれを手塚がクロス、中央フリーのクリスチアーノのヘッドは、枠外。危ない。連勝を目指す柏の出足はいい。

6分、伊東が左からドリブルで前進してくるが、板倉がカット。7分、ベガルタエリア左角で柏のフリーキック。クリスチアーノのキックはクリア。さらにこぼれを柏が回す。伊東と瀬川のワンツーからシュートされるが枠外。9分には、伊東のクロスに、中央江坂のヘッド、枠内も、シュミット触ってポストに当たる。辛くもしのぐ。10分には、クリスチアーノのシュートが来るが、これもシュミットがパンチングで防ぐ。ここまで柏の猛攻をしのぐ展開。

12分、ようやくベガルタ、奥埜が上がって、ひとりかわしての侵入、クロスはクリアされる。さらに阿部がドリブルからのシュート、枠外。13分、柏の左サイドの攻めに、石原が自陣エリアまで戻っての守備。14分、江坂のミドルシュート、これはブロック。15分、富田のトラップミスを奪われて、つなぎから、クリスチアーノにクロス入れられるが、クリア。

16分、奥埜からのパスを受けた阿部が侵入、えぐってのクロス、中央で石原が待っていたが、ボールは頭上通過。しかし、これで左コーナーを得る。キッカーは関口。これはクリアされる。18分、石原から右へのパスは、一旦線審がオフサイドとするが、主審が取り消し、ベガルタ攻撃続行のチャンスも、つながらない。20分、関口と石原のワンツー、つながらず。

21分、さらに中野がスルーパスを出すが、つながらず。23分、クリスチアーノのクロスはクリア。24分、中野のクロス、石原には合わず。24分、江坂にシュート打たれるが、枠外、25分、関口が小池をかわしてドリブルからのクロス、左コーナーを得る。キッカーは関口。中央で平岡ヘッドも流れる。26分、小池がドリブルで、エリア内まで侵入してくるが、クリア。

28分、阿部から石原、さらに蜂須賀とつなぎ、クロスもつながらず。29分、柏ゴール右奥30mで、フリーキックを得る。最初は関口が立っていたが、監督指示で奥埜にキッカー変更。これはライン外。32分、縦パスを受けた伊東が、反転してエリア内に入りフリー、中央でシュート態勢のところ、平岡がぎりぎり足を出して、シュートはヒットせず、シュミット正面。危なかったが守った。

34分、中野から、いつの間にかエリア内に上がっていた奥埜へのスルーパス、通らず。惜しい。35分、柏の手塚から、裏に出たクリスチアーノにパスが通るが、オフサイド。36分、伊東のクロス、クリア。そのあと、ベガルタがカウンター、石原から蜂須賀とつなぐが、決まらず。互いにパスミスでつながらない時間。39分、関口から奥埜、蜂須賀とパスをつなぎ、最後は、エリア内の阿部が、足元のパスを反転シュートするが、ブロックされる

40分、裏に出た阿部がえぐってのクロス、これでコーナーを得る。左コーナー2本連続、関口が蹴り、2本目、戻したボールを、阿部がシュート狙うが、空振り、柏の選手と交錯。一時ピッチ外も、戻る。追加時間は3分間。柏エリア中央で中野が倒され、35mのフリーキックを得る。関口が蹴るがクリアされる。その後、柏の攻めも、パスミスが出てつながらず。

前半は、序盤のピンチをしのいだベガルタが、徐々にチャンスを作るが決まらず、スコアレスで終了。

後半。
ベガルタサポのレッツゴー仙台が、画面から聞こえてくる。柏は、瀬川に代え、中川を入れる。
開始30秒、ベガルタ自陣からのフリーキックを、シュミット蹴るが、ファールで終了。1分、柏の高木がドリブルでエリア内まで侵入してくるが、これはクリア。2分、江坂から裏の伊東へ、パスを通されるが、オフサイド。3分、クリスチアーノが、強烈なミドルシュート打ってくるが、シュミット正面。

6分、石原が粘って関口へ。関口のクロスのこぼれ球、蜂須賀がミドルシュート狙うが、バーの上。7分、ベガルタのカウンター、阿部のドリブルから、中野とのワンツー、もう一歩。しかし、これで左コーナーを得る。関口のキックは合わず。10分、クリスチアーノのクロスはクリア。12分、蜂須賀のクロスに中野がフリー、斜め後ろのパスに、右足ボレーで狙うが、合わず

そして14分、カウンターからつないで、蜂須賀から、右サイドでパスを受けた阿部が、フェイント入れての左足浮き球、中央でDFと競っていた奥埜が、うまく反転しての、すらしヘッドを決めて先制!奥埜今季2点目は、貴重な先制点。15分、柏に放りこまれるがクリア。16分、小池から伊東、これはパスカット。そのあと柏が回す。18分、関口からパスを受けた中野が折り返すが、合わず。

19分、互いにパスミス。その後、柏がワンツーから、伊東がえぐってのクロス、クリア。これで左コーナーを与える。キッカーは手塚。こぼれをクリスチアーノに放りこまれるが、抑える。20分、リードしたところで、関口に代え永戸を入れ、そのまま左WB。21分、永戸入るなり、ピンポイントのアーリークロス、中央の阿部にどんぴしゃ。フリーの阿部、即シュートも、キーパー。決定的。

これで左コーナーを得る。キッカーは永戸。こぼれを奥埜がシュートするが、バーの上。23分、柏が縦のスルーパス、中川はブロック。24分、ベガルタがつないで、最後は永戸から石原、もう一歩。25分、連戦の石原に代え、西村を入れる。27分、伊東の侵入は、板倉が粘ってカット。28分、クリスチアーノの侵入もクリア。さらに小池のクロスからシュート打たれるが、シュミットがキャッチ。30分、柏は、江坂に代わり山崎が入る。

その後、伊東のドリブルからのクロスはクリアする。32分、板倉から大きなサイドチェンジ、蜂須賀に通り、最後は西村がシュート。決まらず。こぼれをベガルタ回す。さらに、板倉がキープして上がっていくが、つながらず。33分、奥埜から西村へのパスはオフサイド。その後、小泉に中央から侵入されるが、カット。34分、ベガルタのカウンター、西村ワンタッチで相手の背後にボールを出し、自分でドリブル前進、右45度からシュート、DFをかすめたか、シュートはゴール内天井に突き刺さる2点目

西村今季9点目、いい時間帯の追加点。35分、ベガルタは、すかさず阿部に代え椎橋を入れ、MFへ。奥埜をトップに上げ、守備の負担を減らし、相手を揺さぶる役へ。37分、小泉のミドルシュート、シュミット抑える。ここからカウンター、西村のサイドチェンジに中野、最後は永戸が右足シュート、枠内もクリアされる。38分、左コーナー、キッカーは永戸。こぼれ球を右から奥埜がシュートするが、枠外。

柏は手塚に代えキムボギョンを入れる。39分、柏につながれ、最後はエリア内でクリスチアーノのヘッド、こぼれを中川にシュートされるが、シュミット左足でクリア。40分、西村が相手のパスをカット、そのまま自分で運びフリー、キーパーのニアを狙ったシュートは、キーパーに弾かれ、枠内へ転がるも、DFにクリアされる。惜しい。

左コーナー。永戸のキックから、こぼれを中野がクロス、ヘッドは枠外。41分、蜂須賀が足攣り。42分、小池のクロスはクリア。43分、柏が回すも、パスミス。さすがに集中切れてきたか。44分、伊東が切り返しから、クリスチアーノにパスを通し、シュート打たれるが、シュミット、パンチング。右コーナーを与える。伊東のシュートはブロック。

追加時間は4分間。1分、柏の放り込み、シュミット。2分、ベガルタのカウンター、止められるが、ハーフ付近でファール貰う。3分、ベガルタのスローインから、蜂須賀がゆっくりボールをコーナーへ運ぶ。最後はゴールキックとなるが、時間は使う。結局そのまま試合終了。相性のいい柏から、アウエーで完封勝利。連敗は2で止めた。

序盤はサイド、中央と仕掛けてくる柏の攻撃を耐える時間だったが、シュミットダニエルのファインセーブもあり、10分過ぎから、阿部が縦横に走り、相手の守備を攪乱。相手のキーマン、伊東は関口と板倉が阻止、抜かれても大岩と平岡がふんばって、どフリーは阻止した。

相手の中盤が緩くなると、奥埜や阿部が侵入してチャンスを作る。後半になると、ベガルタのカウンターが、テンポ良くつながり、奥埜の技ありヘッドで先制、西村のひとりカウンターで追加点。課題の、リード後のクローズも、椎橋を中盤のブロックに入れ、奥埜を前に置く新布陣で、全員でスローダウンし、勝ち切った。

久々の完封勝利で、まずは一息だが、すぐに中3日で、ホーム連戦。疲れも出て来るが、若手はエネルギーが余っているので、メリハリある攻守を再び展開して、今度こそ、ホームでも、ク勝利をものにしたい。


シュート数:13-13 CK:8-3 FK:16-11 得点:奥埜博亮、西村拓真  警告:なし  主審:荒木友輔 入場:12,666人