20節:対磐田2-3、決定機決め切れず、AT逆転許す

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2018J1 20節 2018年8月5日(日)19:00 ベガルタ仙台2-3ジュビロ磐田 ヤマハスタジアム

ハーフナーマイク
(阿部) 
西村 石原
中野   蜂須賀
    (古林) 
富田 奥埜 
   (梁) 
板倉 大岩 平岡

シュミットダニエル

サブは、関、永戸、梁、古林、椎橋、関口、阿部。磐田は、FW川又、大久保、MF上原、松本、松浦、田口、DF高橋、小川大貴、櫻内、大井、GKカミンスキー。山田大記、中野、山本はベンチスタート。

磐田にボールを持たれる展開。前半32分、蜂須賀の裏へのクロスに中野が走りこんで先制。しかし前半ATに左からのクロスに川又に頭で決められ同点。後半14分、コーナーのこぼれをマイクに代わって入った阿部が決めて勝ち越すが、32分またも左から崩され、中野誠也に決められ同点とさる。そして後半AT、FKのこぼれを大井に押し込まれが逆転許す。マイク、西村、阿部が、フリーを決めきれなかったが効いた。

運動量が落ちて間延びする後半に、ピンチをしのぎ切れなくなっている。すこし休んで次は勝利を。

矢島の怪我を受けて、西村がインサイドハーフまたはシャドウ、ハーフナーマイクが、FW初スタメンで出場。雨上がりでスリッピーなピッチ。湿度が高く、選手は、前半初めから汗だく。

前半。
開始1分、西村が、右サイドからエリア内侵入、キーパーもたつくところを折り返し、フリーの奥埜のシュート、ふかす。このところ、奥埜の枠内シュートを見てない。疲れているのか。2分、センターサークル付近から平岡のフリーキック、ライン割る。3分、左奥35mのフリーキックはカットされる。その後、奥埜かわされ、磐田のカウンター、しかしラストパス合わず。

5分、大岩から蜂須賀へのロングパス、もう一歩。6分、ベガルタエリア左奥35mで磐田のフリーキック。ヘッドでクリアするが、右コーナーを与える。キックは、シュミットが一旦パンチングで弾くが、こぼれを櫻内が30mのミドル、枠内も、シュミット反応、またコーナー。これはキャッチ。

9分、松浦から大久保、トラップ流れる。しかし左コーナーを与える。川又のヘッドは枠外。このあたりから磐田がボールを保持して攻め立てる。11分、磐田が裏に出してくるが、これは流れる。12分、ベガルタのカウンター、中野が上がるが転ぶ。14分、磐田がボールを回す。ベガルタは5-4-1と引いて守る。16分、磐田のクロスは流れる。17分、ベガルタ、ゴールキックから石原がドリブルで上がるが、クロスは流れる。18分、蜂須賀のクロス、中野には合わず。

19分、右奥35mでフリーキック。すぐ回すが、蜂須賀がカットされる。しかし、取返し、ベガルタのカウンター、左から西村のクロスに、中央でフリーのマイクが、どんぴしゃヘッド、やや中央よりでキーパーにセーブされる。惜しい。20分、磐田のカウンター、小川のクロスはクリア。21分、さらに磐田のクロス、ライン割る。

23分、蜂須賀が右サイドで、切り返しから、左足でファーへのクロス、DFの背後に走りこんだ中野が、左足ダイレクトでニアを抜いて、先制!磐田ペースの中で、一瞬のチャンスをものにした。中野は2試合連続。さらに、左サイドから、中野、マイクが胸パス、最後は西村から蜂須賀へのパス、流れる。24分、中野クロス、クリアされる。25分にも、中野のゴロパス、クリアされる。やや単調。27分、平岡上がって、倒され、磐田エリア右角でのフリーキック。流れる。

29分、磐田が右コーナー。パンチング。パスカット応酬、最後は田口がミドルシュート、枠外。30分、マイクから石原、さらに中野のクロスはキーパー。32分、板倉がパスカット、そのまま上がり、つなぐ。しかしシュートは打てず。34分、大久保のクロスはシュミット。その後、富田が自陣でのパスミス、カットされそのままつながれて、シュートされる。右コーナーを与える。シュートはクリアして、カウンター、蜂須賀、石原、中野とつなぐが、マイクには届かず。

38分、磐田が回して、松浦から大久保、最後は田口のミドルシュート、バーの上。39分、ドリブルで蜂須賀上がっていくが、DFを抜けず。40分、磐田がつなぎ、最後は大久保がワンタッチでのシュート、枠外。42分、磐田が回す。シュートのクリアがあわやオウン。その後、ベガルタカウンター、石原から西村、ドリブルから得意の左45度、シュートコース作り、強烈右足シュートは、キーパー。

追加時間は2分。磐田が左サイドに展開、中野を振り切って、櫻内のクロスに、中央川又が、平岡を振り切っての高い打点のヘッド、決められ、1-1の同点とされる。悪い時間帯。その後、中央を攻められたベガルタは、西村のスライディングで、イエローを取られる。ベガルタエリア中央30mもフリーキック、これは枠外。前半は、ATで追いつかれ1-1で終了。

後半。
開始1分、ベガルタエリア左奥35mのフリーキック。上原のキック。こぼれ球は石原がブロック。2分、磐田のカウンターはファールで終了。4分、松浦がドリブルの仕掛け、大岩がカット、左コーナーを与える。これは守る。5分、松本がフリーでのミドルシュート、枠外。7分、松浦には平岡。10分、右から磐田の攻め、クロスを川又が折り返し、しのいで、ベガルタのカウンター。

石原から西村、マイクの落とし、フリーで裏に出た西村、左足シュートは枠外。決定的。11分、マイクに代え阿部が入る。磐田は、松本に代え山田大記を入れる。12分、松本のクロスはシュミット。その後、阿部がDFのキックをブロック、磐田エリア内で、西村と二人がフリー、阿部が自分でシュートも、キーパーにぶち当てる。14分、ベガルタの右コーナー、平岡のヒール、こぼれたところ、中央で離れていた阿部が、インサイドで右上隅に決め、2-1勝ち越し。阿部は今季2点目。監督采配すばり的中、かに思われた。

15分にも、プレスして、阿部から西村のシュートで左コーナーを得る。板倉のヘッドで、今度は右コーナー。富田から蜂須賀、クロスはキーパー。18分、平岡が縦のスルーパス、阿部には届かず。19分、川又から大久保、ここはシュミット抑える。その後、大岩がロングボール、流れる。

20分、田口のクロス、シュミット、パンチング。21分、磐田がベガルタエリア中央35mで、フリーキック。ここで大久保に代わり、中野誠也が入る。上原のキック、川又はヘッド空振り。23分、阿部がパスカットするが、つながらず。24分、ベガルタ右サイド、小川のグラウンダーに、ニアに入った川又のシュート、シュミット膝でブロック。その後、ベガルタのカウンター、板倉、石原、最後は蜂須賀、かわし切れず、今度は磐田のカウンター。

26分、山田の浮き球、しのいで、蜂須賀から西村、カットされる。磐田がカウンター、これはキーパー。28分、石原から中野、スローインとされる。蜂須賀から西村へのパスも、つながらず。29分、中野から阿部、カットされる。ここでベガルタは蜂須賀に代え古林が入る。久々。30分、富田がパスカット、西村と中野のワンツー、最後は西村がフリーで至近距離、シュートはふかす。決定的。今日の西村は、若干力みがあるか。

31分、磐田のカウンター、ベガルタの左サイド、中野がかわされ、川又フリーでの折り返し、中央、中野誠也に決められ、2-2同点とされる。ベガルタが、決定機を逃した後の集中切れを、突いてくる磐田。ここで、松浦に代わり、荒木が入る。32分、阿部がエリア内侵入もブロックされる。33分、磐田の縦のパス、これはシュミット。35分、回されてシュートされるが、これはブロック。その後、櫻内にイエロー。ベガルタは奥埜に代え梁が入る。

38分、西村の折り返し、阿部の仕掛けから、最後は石原のヘッド、クリアされる。39分、ベガルタのカウンター、梁のキープから石原、最後は上がっていた大岩にパスを出すが、オフサイド。40分、荒木のミドルシュートは枠外。その後、石原からパスを受けた古林のクロスを、石原がボレーシュート、キーパー。惜しい。

41分、板倉のミドルシュート、枠内もキーパー。42分、中野誠也が侵入してくるが、シュミット飛び出す。43分、磐田の左コーナー。ヘッドクリアで、また左コーナー。これもクリア。45分、梁にイエロー。中央30mで磐田のフリーキック。クリアが小さく、こぼれ球を磐田シュート、こぼれ球に、ベガルタ守備陣棒立ちのところ、大井がダイレクトで合わせて、2-3逆転許す。またしてもATでの失点。追加時間は4分間。

それでも3分、板倉が上がってコーナーを得る。左コーナー。GKシュミットも上がる。しかし、キーパーキャッチ。無人のベガルタゴール。シュミット急いで戻る。磐田は川又が時間を使う。結局2-3、連敗。


磐田にボールを回される時間は多かったが、カウンターからのつなぎで、フリーのチャンスはかなり作った。マイク、西村3回、そして得点以外にも、阿部にもフリーがあったが、決め切れず。その後の守備の集中切れを、巧みに突かれて失点。攻守の切り替えというより、気持ちの切り替えがうまくできていないのと、蜂須賀、奥埜の疲れが気になるところ。

なかなか勝ち切れず、冷静にシュートするのは、たやすくないだろうが、決めるまで、ひたすらシュートを打ち続けるのみである。守備では、中盤でのプレスを、もう少しする必要があるのではないか。


シュート数:13-13 CK:4-9 FK:14-12 得点:中野嘉大、阿部拓馬 (磐田)川又、中野誠也、大井  警告:西村、奥埜 、梁 (磐田)櫻内  主審:中村 太 入場:12,496人